「タラハン市」の版間の差分

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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2018年9月22日 (土) 02:06時点における版

タラハン市(たらはんし)は、霊界物語に登場する都市。タラハン国の首都。

概要

主なエピソード

次の2ヶ所で、タラハン国(主にタラハン市)が舞台となる。

  1. 第67巻第11章から第68巻第21章(最終章)まで
  2. 第71巻第8章から第20章(最終章)まで

→エピソードの詳細は「タラハン国」「タラハン城」「第67巻」「第68巻」「第71巻」を見よ

タラハン市の大火災

第68巻第6章信夫恋#から第8章帰鬼逸迫#に、タラハン市で大火災が起きた事件が記されている。

この大火災は左守(ガンヂー)の館の辺りから炎が起こり、市の過半を焼き払い、城内まで飛び火して、大王家歴代の重宝を納めた茶寮が焼失した。城の内外は阿鼻叫喚の地獄と化し、不逞首陀団や主義者団が一致協力して強盗、強姦、殺人等の悪業を行い目も当てられない惨状となった。消防隊全部と、目付侍までも繰り出してようやく鎮火し、暴徒の乱業を食い止めた。[2]

ちょうど火災が起きた時、タラハン城ではスダルマン太子に変装したアリナ(左守ガンヂーの息子)が奥女中のシノブといちゃついていた第68巻第6章信夫恋#。また茶坊主タルチンの茶室ではスダルマン太子とスバール姫がいちゃついていた[3]

この日は5月5日で、タラハン国の創立記念日だった。失火ではなく放火である。不逞団、過激団その他の団体が都大路に集まり、民衆救護団の大頭目バランス(茶坊主タルチンの妻の「」。大兵肥満の女)が部下に命じて火を放ち、蜂起したのである。[4]

タラハン市は一年ならずして復興して、以前に優って繁栄した。[5]

脚注

  1. 第67巻第11章暗狐苦#:「国の中心地点なるタラハン市に宏大なる城廓を構へ」
  2. 第68巻第6章信夫恋#第8章帰鬼逸迫#
  3. 第68巻第7章茶火酌#
  4. 第68巻第9章衡平運動#
  5. 第68巻第21章祭政一致#:「期せずして大火災に会ひしタラハン市は一年ならずして復興し、以前に優る事数倍の繁栄を来たした」

関連項目