「十宝山」の版間の差分
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+ | 中村元『広説佛教語大辞典』(中巻、平成13年刊、東京書籍)には「十宝山(じっぽうせん)」の意味として次のように書いてある。「(1)雪山は一切の薬草を集め、(2)香山は一切の香を、(3)軻梨羅山は花を、(4)仙聖山は五通の仙を、(5)由乾陀羅山は夜叉を、(6)馬耳山は果実を、(7)尼民陀羅山は竜を、(8)斫迦羅山は自在者を、(9)宿慧山は修羅を、(10)須弥山は諸の天子を集めるという。〈『華厳経』二七巻(大)九巻五七四下〉〈『法華経』薬王品(大)九巻五四上〉」。 | ||
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2018年8月18日 (土) 19:38時点における最新版
十宝山(じゅっぽうざん)は、霊界物語に登場する山。ただし物理的な山ではなく、抽象的な意味。
「(仙聖山は)仏者の云ふ所謂十宝山の一つである」第65巻第18章#…ここだけに出て来る。
中村元『広説佛教語大辞典』(中巻、平成13年刊、東京書籍)には「十宝山(じっぽうせん)」の意味として次のように書いてある。「(1)雪山は一切の薬草を集め、(2)香山は一切の香を、(3)軻梨羅山は花を、(4)仙聖山は五通の仙を、(5)由乾陀羅山は夜叉を、(6)馬耳山は果実を、(7)尼民陀羅山は竜を、(8)斫迦羅山は自在者を、(9)宿慧山は修羅を、(10)須弥山は諸の天子を集めるという。〈『華厳経』二七巻(大)九巻五七四下〉〈『法華経』薬王品(大)九巻五四上〉」。