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またその後は、[[美山別]](第4章)、[[中依別]]および間の国で捕まえた[[照彦]](第5章)、[[遠山別]]および間の国から連れて来た[[月雪花の宣伝使]](第7~8章)、[[固虎]](第13章)を門番として応対する。
またその後は、[[美山別]](第4章)、[[中依別]]および間の国で捕まえた[[照彦]](第5章)、[[遠山別]]および間の国から連れて来た[[月雪花の宣伝使]](第7~8章)、[[固虎]](第13章)を門番として応対する。


第13章の[[固虎]]との会話の中で、自分の正体は聖地エルサレムの家来だった竹島彦だと明かす。[[ロッキー山]]や[[常世城]]の秘密(日の出神は[[大国彦]]で、伊弉冊命は[[大国姫]]で、常世神王は[[広国別]]だということ)の鍵を握っている蟹彦は、[[常世神王]](大国彦のことなのか広国別のことなのか不明)の内々の頼みによって、わざと門番になっていたのだという。<ref>{{rm|10|13|蟹の将軍}}:「'''その秘密の鍵を握つた蟹彦は、常世神王の内々の頼みに依つて'''、今まで故意と門番になつてゐたのだよ」「わざと身体を歪めて横に歩き、顔にいろいろの汁を塗つて化けてゐたのだが、もとを糺せば聖地ヱルサレムの家来であつた竹島彦命だよ。是から吾々は先頭に立つて、黄泉比良坂に向ふのだ。併し軍機の秘密は洩らされない、他言は無用だ」…「秘密の鍵」とはどういう意味なのか、「内々の頼み」とはどういう頼みなのか、今一つはっきりしない。</ref>
第13章の[[固虎]]との会話の中で、自分の正体は聖地エルサレムの家来だった竹島彦だと明かす。[[ロッキー山]]や[[常世城]]の秘密(日の出神は[[大国彦]]で、伊弉冊命は[[大国姫]]で、常世神王は[[広国別]]だということ)の鍵を握っている蟹彦は、[[常世神王]](大国彦のことなのか広国別のことなのか不明)の内々の頼みによって、わざと門番になっていたのだという。<ref>{{rm|10|13|蟹の将軍}}:〈'''その秘密の鍵を握つた蟹彦は、常世神王の内々の頼みに依つて'''、今まで故意と門番になつてゐたのだよ〉〈わざと身体を歪めて横に歩き、顔にいろいろの汁を塗つて化けてゐたのだが、もとを糺せば聖地ヱルサレムの家来であつた竹島彦命だよ。是から吾々は先頭に立つて、黄泉比良坂に向ふのだ。併し軍機の秘密は洩らされない、他言は無用だ〉…「秘密の鍵」とはどういう意味なのか、「内々の頼み」とはどういう頼みなのか、今一つはっきりしない。</ref>


その会話の後、蟹彦は一隊を引率して[[黄泉島]]に出陣した。
その会話の後、蟹彦は一隊を引率して[[黄泉島]]に出陣した。
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[[黄泉比良坂の戦い]]で竹島彦は[[鳴雷]]、[[若雷]]の部将を率いて右翼となる。〔{{rm|10|21|桃の実}}〕
[[黄泉比良坂の戦い]]で竹島彦は[[鳴雷]]、[[若雷]]の部将を率いて右翼となる。〔{{rm|10|21|桃の実}}〕


戦いの後は、[[大禍津日神]]の神業を分掌することになる。〔{{rm|10|26|貴の御児}}:「次に[[淤縢山津見]]をして[[大禍津日神]]に任じ、[[志芸山津見]]、[[竹島彦]]、[[鷹取別]]、[[中依別]]をして、各その神業を分掌せしめ給ひぬ」〕
戦いの後は、[[大禍津日神]]の神業を分掌することになる。〔{{rm|10|26|貴の御児}}:〈次に[[淤縢山津見]]をして[[大禍津日神]]に任じ、[[志芸山津見]]、[[竹島彦]]、[[鷹取別]]、[[中依別]]をして、各その神業を分掌せしめ給ひぬ〉〕


=== 常世城門番抜擢の故事 ===
=== 常世城門番抜擢の故事 ===
{{rm|10|7|思はぬ光栄}}で、[[常世城]]の門番の蟹彦は、[[竹山彦]]によって門番を免職され、上役に任じられた。そのことが故事として、後の巻で語られている。
{{rm|10|7|思はぬ光栄}}で、[[常世城]]の門番の蟹彦は、[[竹山彦]]によって門番を免職され、上役(常世神王のお側付き)に任じられた。そのことが故事として、後の巻で語られている。


【例】
【例】