「九鬼神伝全書」の版間の差分
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2023年10月29日 (日) 16:32時点における最新版
九鬼神伝全書(くかみしんでんぜんしょ)は、吾郷清彦の編著書。熊野本宮大社宮司の九鬼家に伝えられた熊野神道及び熊野修験道に関する古文書(いわゆる古史古伝の一つ「九鬼文書」)を集大成した書物。昭和58年(1983年)刊。
主に476頁から485頁にかけて、出口直・王仁三郎やその関係者と、九鬼家・九鬼文書との関わりについて情報が記されている。
本書において「鬼」の字は全て頭に「′」が無い活字(図参照)が使われている。
概要
題名 | 九鬼神伝全書 |
---|---|
副題 | 中臣神道・熊野修験道 |
著者 | 吾郷清彦 |
発行日 | 昭和58年(1983年)6月5日 |
発行人 | 新国民社、原田栄 |
発行場所 | 高御位神宮[1] |
発売人 | 神道を考える会 |
頁数 | 552頁 |
定価 | 3万円 |
OBN | OBN:1540 |
目次
- 第一篇 九鬼神伝精史 ─歴史秘録遍─
- p049/第一章 神史略
- p077/第二章 神代系譜
- p091/第三章 天津皇神祇大中臣秘文天地言文(地の巻)
- p107/第四章 各種古文書との比較
- p127/第五章 国照大神と蘇民将来
- 第二篇 九鬼神字の全容 ─古代和字遍─
- p151/第六章 大中臣神字秘遍
- p159/第七章 九鬼神字秘遍
- p167/第八章 九鬼独自の極秘文字
- 第三篇 中臣神道と九鬼教学 ─神道宝典遍─
- p207/第九章 中臣神道
- p227/第十章 九鬼教学
- 第四篇 天真宗門真理論 ─太占秘想遍─
- p257/第十一章 天真宗門総秘論
- p287/第十二章 天津金木遍
- 第五篇 九鬼神流の軍学と諸武術 ─兵法武教遍─
- p297/第十三章 九鬼神流の兵法・軍学
- p321/第十四章 九鬼神流の武教と系譜
- 第六篇 九鬼神医法と同神灸法 ─病理医薬遍─
- p353/第十五章 九鬼神医法
- p367/第十六章 九鬼神灸法
- 第七篇 外教諸法と熊野修験道 ─渡来秘法遍─
- p377/第十七章 金剛秘法遍
- p385/第十八章 金剛密法遍
- p391/第十九章 三密法力遍
- p397/第二十章 熊野修験道
- 第八篇 九鬼古文書をめぐる人たち ─筆録群像遍─
- 第九篇 神宝・宸翰・その他 ─九鬼宝物遍─
- p493/第二十三章 概要
- p497/第二十四章 九鬼秘蔵の神宝
- p511/要説・日本古代文字
関連項目
外部リンク
- 国立国会図書館デジタルコレクション蔵書『九鬼神伝全書』 PID:12262211/242 p.476
- 九鬼文書 - ウィキペディア