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霊界

211 バイト追加, 2023年7月14日 (金) 20:44
地獄界の概要
* 地獄界は悪(悪欲)と虚偽の世界であり、根の国は虚偽、底の国は悪(悪欲)の世界である。根の国は魔王が支配し、底の国はサタンが支配する。<ref>{{rm|56|1|神慮}}、第56巻巻頭の挿絵</ref> <ref>{{rm09|16|9902|霊の礎(一)}}:「人間に於ける高天原の情態とは真と善と美の相和合せし時であり、根底の国の情態とは邪悪と虚偽とが人間にありて合致せる時を云ふのである」</ref>
* 天界に「天国団体」「霊国団体」があるように、地獄界にも団体があり、「血池(ちのいけ)地獄」など「○○地獄」と呼ばれている。罪業の大小軽重によって区別・階層化されており、大別すれば次の18地獄ある。吊釣(ちょうきん)地獄、幽枉(ゆうおう)地獄、火孔(かこう)地獄、郭都(ほうと)地獄、抜舌(ばつぜつ)地獄、剥皮(はくひ)地獄、磨摧(まさい)地獄、碓搗(うすつき)地獄、車崩(しゃほう)地獄、寒氷(かんぴょう)地獄、脱壳(だっこく)地獄、抽腸(ちゅうちょう)地獄、油鍋(ゆか)地獄、暗黒(あんこく)地獄、刀山(とうざん)地獄、血池(ちのいけ)地獄、阿鼻(あび)地獄、秤杆(ひょうかん)地獄。<ref>{{rm|48|9|罪人橋}}:冥官のセリフ「地獄にも色々あるが先づ大別して十八地獄と分つてゐる。さうして其地獄にも其罪業によつて大小軽重の区別がある。地獄の団体も今日の処にては幾万を以て数へられるであらう。其中重なる地獄は、吊釣地獄、幽枉地獄、火孔地獄、郭都地獄、抜舌地獄、剥皮地獄、磨摧地獄、碓搗地獄、車崩地獄、寒氷地獄、脱壳地獄、抽腸地獄、油鍋地獄、暗黒地獄、刀山地獄、血池地獄、阿鼻地獄、秤杆地獄と云つて、之が大体の地獄であり、其中で罪業の大小軽重によつてそれぞれの階段が出来てゐる」</ref>
** この十八の地獄は、西遊記に記されているものと同じである。この18の地獄は、西遊記に記されているものと同じである<ref>[https://dl.ndl.go.jp/pid/1168380/1/73 中島孤島・訳『西遊記』(昭和24年、富山房)p.108]:「『これが陰山の背後(うしろ)の十八層の地獄です。』と判官は又説明する。『吊觔獄、幽枉獄、火坑獄、鄷都獄、抜舌獄、剥皮獄、磨摧獄、碓搗獄、車崩獄、寒氷獄、脱壳獄、抽腸獄、油鍋獄、暗黒獄、刀山獄、血池獄、阿鼻獄、秤杆獄、と此の十八の地獄があつて、何れも生前に悪事を働いた者が、死後に刑罰を受ける処です。』」</ref>。(道教の地獄観?) 仏教の「十八地獄」とは異なる<ref>参考:[https://dl.ndl.go.jp/pid/2981104/1/280 宇井伯寿・監修『仏教辞典』(昭和28年、東成出版社)p.513]</ref>。
* 地獄界は、神示の宇宙で言う「大地」の中心にある「火球」のこと。<ref>{{rm|6|23|諸教同根}}:「大地の中心地点たる火球の世界、即ち根の国底の国に」</ref>
* 人体だと盲腸が地獄に該当する。<ref>{{kgm|223|盲腸は人体の根の国}}:「盲腸は人間の体の根の国にあたる、悪霊の集まる場所だ(略)盲腸炎といふ病気は、外に活動して居た悪霊が、神様のお光に遇ふて居たたまらないで盲腸に逃げ込んで、そこが満員になるから起るのである」</ref>

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