「霊界物語第41巻の諸本相違点」の版間の差分
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|R|| ||初版と同じ(一般的には「多生の縁」と書くが、「他生の縁」とも書くので誤字ではない) | |R|| ||初版と同じ(一般的には「多生の縁」と書くが、「他生の縁」とも書くので誤字ではない) | ||
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+ | |初||p201(第11章)||'''清照姫'''は声も涼しく歌ひ初めた。 | ||
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+ | |普||p77上||'''清照姫'''は声もすゞしく歌いはじむる。 | ||
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+ | |校||p169||'''清照姫'''は声も涼しく歌ひはじむる。 | ||
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+ | |八||p589下||'''黄金姫'''は声も涼しく歌ひはじむる。 | ||
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+ | |愛||p162||'''清照姫'''は声も涼しく歌ひ始むる。 | ||
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+ | |R|| ||「清照姫」 | ||
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{| class="rm_syohon_souiten" | {| class="rm_syohon_souiten" |
2023年2月2日 (木) 17:50時点における最新版
霊界物語の諸本相違点とは、霊界物語刊本の諸本(初版、校定版、愛善世界社版など)の本文の相違点のことである。
- 諸本すべてをチェックしたわけではない。飯塚弘明が霊界物語ネットのデータ作成の過程において気がついた相違点をピックアップしたものである。霊界物語ネットは愛善世界社版を底本にしており、主に愛善世界社版と八幡書店版との相違点をピックアップしてある。全ての相違点ではなく、あくまでも気がついた点だけである。
- 八幡書店版の本文は校定版とほぼ同じである。また、王仁DBのデータは霊界物語ネットと同じである。
- 各諸本を次のように略す。 初…戦前の初版 再…戦前の再版(第二版のこと) 三…戦前の三版(四版以降も同様に略す) 御…聖師御校正本 普…普及版 校…校定版 修…修補版 八…八幡書店版(八幡版) 愛…愛善世界社版(愛世版) R…霊界物語ネット
- 最も基準にすべき原典は御校正本であり、それと他の諸本を比較すべきである。また、八幡版の底本は校定版である。しかし霊界物語ネットのデータ作成の段階では御校正本や校定版が入手できなかったため、やむを得ず、八幡版や愛世版を基準にして、御校正本や校定版を比較しているかのような書き方をしている場合もある。
- 天祥地瑞は最初から校正された状態で発刊されているため、御校正本というものは存在しない。戦前発行された初版と、戦後発行された版(再版以降)との比較になる。
- ストーリー上の矛盾や、意味の変更を伴うような重大な相違点については 【重大】 という表示を付けた。
八 | p546下 | 早く帰つたり帰つたり』 |
愛 | p44 | 早く帰つたり早く帰つたり』 |
R | 愛世版と同じ |
初 | p84(第5章) | 大変な幸運が向いて来たやうなものです』 |
校 | p71 | 初版と同じ |
八 | p556上 | 大変な幸福が向いてきたやうなものです』 |
愛 | p69 | 初版と同じ |
R | 初版と同じ |
八 | p560下 | 神様はあなたがた七八人の部下を連れて |
愛 | p81 | 神様は貴方等が七八人の部下を連れて |
R | 愛世版と同じ |
八 | p562下 | 『オイオイ来たぞ。 |
愛 | p86 | 『オイオイ来たぞ来たぞ。 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p563上 | かうなつてくると世が厭になつてきた |
愛 | p88 | 斯うなつて来ると世の中が厭になつて来た |
R | 愛世版と同じ |
八 | p563下 | 何とまあ家の旦那様をチヨロまかすだけの |
愛 | p89 | 何とまあ家の旦那をチヨロまかすだけの |
R | 愛世版と同じ |
八 | p567下 | 今度は大自在天大国彦及び大国別を神柱とし、 |
愛 | p100 | 今度は大自在天大国彦命及び大国別命を神柱とし、 |
R | 愛世版と同じ |
初 | p125(第7章) | 印度七千余ケ国の刹帝利を大部分味方につけ、 |
校 | p105 | 初版と同じ |
八 | p567下 | 初版と同じ |
愛 | p101 | 印度七千余ケ国の刹定利を大部分味方につけ、 (誤字) |
R | 初版と同じ |
八 | p570下 | 痛い痛い言ひますキツと言ひます、 |
愛 | p108 | 痛い痛い言ひます言ひますキツト言ひます、 |
R | 愛世版と同じ |
初 | p147(第8章) | 反対党の方から何かの策略で |
校 | p125 | 初版と同じ |
八 | p575上 | 反対党の方からの策略で (脱字) |
愛 | p120 | 初版と同じ |
R | 初版と同じ |
八 | p577下 | 尽し尾をふる卑怯者 |
愛 | p127 | 尽して尾をふる卑怯者 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p579上 | 『吾こそ左守の司、クーリンス様の |
愛 | p133 | 『吾こそは左守の司、クーリンス様の |
R | 愛世版と同じ |
八 | p581上 | ただ今歌で申しました通り |
愛 | p137 | 只今歌で申し上げました通り |
R | 愛世版と同じ |
初 | p171(第9章) | 袖振り合はすも他生の縁とやら、 |
校 | p145 | 袖振り合はすも多生の縁とやら、 |
八 | p582上 | 校定版と同じ |
愛 | p140 | 初版と同じ |
R | 初版と同じ(一般的には「多生の縁」と書くが、「他生の縁」とも書くので誤字ではない) |
初 | p201(第11章) | 清照姫は声も涼しく歌ひ初めた。 |
普 | p77上 | 清照姫は声もすゞしく歌いはじむる。 |
校 | p169 | 清照姫は声も涼しく歌ひはじむる。 |
八 | p589下 | 黄金姫は声も涼しく歌ひはじむる。 |
愛 | p162 | 清照姫は声も涼しく歌ひ始むる。 |
R | 「清照姫」 |
初 | p209(第12章) | イルナの都はバラモン教の教をもつて |
校 | p176 | 初版と同じ |
八 | p591下 | イルナの都はバラモン教をもつて (脱字) |
愛 | p168 | 初版と同じ |
R | 初版と同じ |
八 | p592上 | うつかり高い声で物を言ふわけにもぬきませぬ。 |
愛 | p169 | うつかり高い声で物を言ふ訳にも往(ゆ)きませぬ。 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p600下 | 鬼熊別神司の命は今暫し |
愛 | p193 | 鬼熊別神の命は今暫し |
R | 愛世版と同じ(ほかにもあり) |
八 | p601下 | 王『黄金姫神司の御言に従ひて |
愛 | p195 | 王『黄金姫神の御言に従ひて |
R | 愛世版と同じ |
初 | p243(第13章) | 必ずや翻然の誠に立ち返り、 |
校 | p207 | 必ずや本然の誠に立ち返り、 |
八 | p602上 | 校定版と同じ |
愛 | p196 | 初版と同じ |
R | 【重大】校定版と同じ(「本然」は、もともと、うまれつき、天然という意味。「翻然」は、翻る、急に心を改めるという意味。なので意味が真逆になってしまう) |
八 | p602上 | 近々の中に王が館に訪問すべけれど、 |
愛 | p196 | 近々の中に王が館に訪問すべければ、 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p604上 | 数多の軍隊を引率せしめ来たるとの飛報 |
愛 | p202 | 数多の軍隊を引率せしめ攻め来るとの飛報 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p607上 | あなたの恋ふるセーラン王に面会させますが、決して |
愛 | p209 | 貴女の恋ふるセーラン王に面会させますから、決して |
R | 八幡版と同じ |
八 | p611上 | ただし気に入らぬサマリー姫を |
愛 | p220 | 但は気に入らぬサマリー姫を |
R | 愛世版と同じ |
八 | p613下 | ヤスダラ姫は王の吾を見捨てて逃げ給ふならむと早合点し、 |
愛 | p227 | ヤスダラ姫は王の吾を見捨てて逃げ出し給ふならむと早合点し、 |
R | 愛世版と同じ |
初 | p326(第18章) | こんな処へ来るものでない、控へて居なさい。何故家に居ないのか、 |
校 | p275 | 初版と同じ |
八 | p627上 | こんな処へ来るものでない、なぜ家にゐないのか、 (脱字) |
愛 | p263 | 初版と同じ |
R | 初版と同じ |
初 | p352(第20章) | 『ハイ、俄に申上げたき事があつて右守の神の前をつくろひ参りました。 |
校 | p297 | 「右守の前をつくろひ」 (「神」が欠落している。理由不明) |
八 | p635上 | 「右守の前へつくろひ参りました。」 (誤字) |
愛 | p284 | 校定版と同じ |
R | 初版と同じ「右守の神の前をつくろひ」 |
初 | p360(第21章) | セーリス姫様は益々御心配なされ |
校 | p302 | 「セールス姫」 (誤字)(他の箇所は「セーリス姫」になっている) |
愛 | p289 | 校定版と同じ |
R | 【重大】初版と同じ「セーリス姫」(セールス姫は第28巻に登場する、サアルボースの娘なので、別人) |