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出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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'''出口王仁三郎'''(でぐちおにさぶろう)は、[[松本健一]]の著書。
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'''出口王仁三郎 屹立するカリスマ'''(でぐちおにさぶろう きつりつするかりすま)は、[[松本健一]]の著書。
  
 
「本書は出口王仁三郎の評伝でも、むろん大本教団史でもない。これまで現われた王仁三郎伝が「教祖」のエピソードを中心としていたのに対して、これははじめて王仁三郎を近代日本精神史のうえに引き出したものといってよい。わたしは本書で、かれが発動した日本=原理主義革命とは何であり、それが近代化(モダニズム)を排しつつ、民族主義(ナショナリズム)とも別の回路を用意していたことを、大衆の生活的な感情(エトス)との関わりで明らかにしようとしたのである。」〔本書「あとがき」p236より〕
 
「本書は出口王仁三郎の評伝でも、むろん大本教団史でもない。これまで現われた王仁三郎伝が「教祖」のエピソードを中心としていたのに対して、これははじめて王仁三郎を近代日本精神史のうえに引き出したものといってよい。わたしは本書で、かれが発動した日本=原理主義革命とは何であり、それが近代化(モダニズム)を排しつつ、民族主義(ナショナリズム)とも別の回路を用意していたことを、大衆の生活的な感情(エトス)との関わりで明らかにしようとしたのである。」〔本書「あとがき」p236より〕
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* 結び 日本=原理主義革命のゆくえ
 
* 結び 日本=原理主義革命のゆくえ
  
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2022年3月5日 (土) 16:59時点における最新版

『出口王仁三郎』の表紙

出口王仁三郎 屹立するカリスマ(でぐちおにさぶろう きつりつするかりすま)は、松本健一の著書。

「本書は出口王仁三郎の評伝でも、むろん大本教団史でもない。これまで現われた王仁三郎伝が「教祖」のエピソードを中心としていたのに対して、これははじめて王仁三郎を近代日本精神史のうえに引き出したものといってよい。わたしは本書で、かれが発動した日本=原理主義革命とは何であり、それが近代化(モダニズム)を排しつつ、民族主義(ナショナリズム)とも別の回路を用意していたことを、大衆の生活的な感情(エトス)との関わりで明らかにしようとしたのである。」〔本書「あとがき」p236より〕

概要

題名 出口王仁三郎
副題 屹立するカリスマ
シリーズ名 シリーズ民間日本学者 3
著者 松本健一
発行日 昭和61年(1986年)12月10日
発行所 リブロポート
頁数 242
定価
ISBN-13
OBN 1067
備考

目次

  • 第一章 カリスマの原像
  • 第二章 プリーストの出現 (注・プリーストは司祭の意の英語)
  • 第三章 大衆のルサンチマンと大本
  • 第四章 もう一つの天皇制
  • 結び 日本=原理主義革命のゆくえ