「霊界物語第17巻の諸本相違点」の版間の差分
Jump to navigation
Jump to search
(ページの作成:「{{RmSyohonSouiten|第17巻}} * 第17巻の御校正本は、昭和8年(1933年)5月5日発行の三版を校正したものである。 * 『凡例』は八幡版に…」) |
細 (文字列「(中略)」を「(略)」に置換) |
||
(同じ利用者による、間の1版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{RmSyohonSouiten|第17巻}} | {{RmSyohonSouiten|第17巻}} | ||
− | |||
* 『凡例』は八幡版には掲載されていない。校定版には「あとがき」として掲載されている。ただし次の一節は削除されている。 | * 『凡例』は八幡版には掲載されていない。校定版には「あとがき」として掲載されている。ただし次の一節は削除されている。 | ||
12行目: | 11行目: | ||
{| class="rm_syohon_souiten" | {| class="rm_syohon_souiten" | ||
− | |御||p10(第1章)|| | + | |御||p10(第1章)||二人は(略)身を切る如き寒風'''は'''ピユウピユウと吹いて来る中を、'''二人は'''震へ声を搾りながら (「~吹いてくる。」の読点「。」を削除して「中を」という文字を挿入している。「は」を訂正していないため、テニヲハのおかしな文章になってしまっている) |
|- | |- | ||
− | |校||p14|| | + | |校||p14||二人は(略)身を切るごとき寒風'''の'''ピユウピユウと吹いて来る中を、震へ声を搾りながら |
|- | |- | ||
|八||p528下||校定版と同じ | |八||p528下||校定版と同じ |
2020年5月17日 (日) 03:29時点における最新版
霊界物語の諸本相違点とは、霊界物語刊本の諸本(初版、校定版、愛善世界社版など)の本文の相違点のことである。
- 諸本すべてをチェックしたわけではない。飯塚弘明が霊界物語ネットのデータ作成の過程において気がついた相違点をピックアップしたものである。霊界物語ネットは愛善世界社版を底本にしており、主に愛善世界社版と八幡書店版との相違点をピックアップしてある。全ての相違点ではなく、あくまでも気がついた点だけである。
- 八幡書店版の本文は校定版とほぼ同じである。また、王仁DBのデータは霊界物語ネットと同じである。
- 各諸本を次のように略す。 初…戦前の初版 再…戦前の再版(第二版のこと) 三…戦前の三版(四版以降も同様に略す) 御…聖師御校正本 普…普及版 校…校定版 修…修補版 八…八幡書店版(八幡版) 愛…愛善世界社版(愛世版) R…霊界物語ネット
- 最も基準にすべき原典は御校正本であり、それと他の諸本を比較すべきである。また、八幡版の底本は校定版である。しかし霊界物語ネットのデータ作成の段階では御校正本や校定版が入手できなかったため、やむを得ず、八幡版や愛世版を基準にして、御校正本や校定版を比較しているかのような書き方をしている場合もある。
- 天祥地瑞は最初から校正された状態で発刊されているため、御校正本というものは存在しない。戦前発行された初版と、戦後発行された版(再版以降)との比較になる。
- ストーリー上の矛盾や、意味の変更を伴うような重大な相違点については 【重大】 という表示を付けた。
- 『凡例』は八幡版には掲載されていない。校定版には「あとがき」として掲載されている。ただし次の一節は削除されている。
一、『霊の礎』は、雑誌『神の国』に連載されましたが、非常に貴重なものであると信じますので、本書にも巻を逐うて掲載いたします。
- 御校正本の凡例と総説歌の間に掲載されている、「霊界物語書感」(作者は「高梅井上留」、井上留五郎か?)と題する漢詩は、校定版・八幡版・愛世版いずれも掲載されていない。
御 | p10(第1章) | 二人は(略)身を切る如き寒風はピユウピユウと吹いて来る中を、二人は震へ声を搾りながら (「~吹いてくる。」の読点「。」を削除して「中を」という文字を挿入している。「は」を訂正していないため、テニヲハのおかしな文章になってしまっている) |
校 | p14 | 二人は(略)身を切るごとき寒風のピユウピユウと吹いて来る中を、震へ声を搾りながら |
八 | p528下 | 校定版と同じ |
愛 | p11 | 御校正本と同じ |
R | 校定版と同じ (現代的な用法だと「の」ではなく「が」が妥当だと思うが、「の」にしておく) |
御 | p17(第1章) | (加米彦のセリフ)悦子姫さんが豊国姫の神様から命令を受けて |
校 | p19 | 悦子姫さまが豊国姫の神様から命令を受けて |
八 | p530下 | 校定版と同じ |
愛 | p17 | 御校正本と同じ |
R | 校定版と同じ (御校正本で「さん」は「さま」に訂正しているが、この箇所は訂正漏れだと思われる) |
八 | p531下 | とボロボロの継ぎだらけの着物を |
愛 | p20 | とボロボロの継ぎ継ぎだらけの着物を |
R | 愛世版と同じ |
御 | p33(第2章) | サア来い一二三つ』(改行)と雪塊に向ひ真裸の体を打つける。さしもの大塊突けども押せどもビクともしない。(改行)平助お楢は泣き声を |
校 | p31 | 御校正本と同じ |
八 | p535上 | 御校正本と同じ |
愛 | p29 | サア来い一二三つ』(改行)平助お楢は泣き声を (一行欠落) |
R | 【重大】御校正本と同じ |
八 | p557上 | 仰せ付けられ下されますれば有難うございます』 |
愛 | p90 | 仰せ聞けられ下されますれば有難う御座います』 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p559上 | 天狗の高山彦を |
愛 | p95 | 天狗の鼻の高山彦を |
R | 愛世版と同じ |
八 | p565下 | お住居なされた童宮の |
愛 | p113 | お住居なされた竜宮の |
R | 愛世版と同じ |
御 | p145(第7章) | ウラナイ教の神の憲(のり) 四方の国々 |
校 | p123 | ウラナイ教の神の教(のり) |
八 | p567下 | 校定版と同じ |
愛 | p118 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
八 | p567下 | 言葉たくみに誘ひ来て |
愛 | p119 | 言葉巧に誘て来て |
R | 愛世版と同じ |
御 | p157(第8章) | ナアもし高山さま、これもしこちの人、どうしませう、 |
校 | p133 | 御校正本と同じ |
八 | p570下 | ナアもし高山彦さま、これもしこちの人、どうしませう、(「彦」が余計) |
愛 | p127 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
八 | p575上 | そこら一面の花莚、綺麗なきれいな田圃道を進み行くと |
愛 | p139 | 其辺処一面の花莚、何とも云へぬ綺麗な綺麗な田圃道を進み行くと |
R | 愛世版と同じ |
八 | p580上 | 十万億土の釜のドン底へ |
愛 | p152 | 十万億土の地獄の釜のドン底へ |
R | 愛世版と同じ |
八 | p593下 | と、涙を腮辺にハラハラと流し |
愛 | p188 | と音彦は涙を腮辺にハラハラと流し |
R | 愛世版と同じ |
八 | p597上 | 加米彦は耳にもかけず巌窟目がけて一目散に馳け出したるが |
愛 | p197 | 加米彦は耳にもかけず巌窟目蒐けて一目散に駆(かけ)出したるが |
R | 愛世版と同じ |
八 | p597上 | かうして井底に停立してゐる頭の上から |
愛 | p198 | かうして井底に佇立して居る頭の上から |
R | 愛世版と同じ |
八 | p599上 | 丹州『それだから酒を飲むな、 |
愛 | p203 | 丹州『それだから酒は飲むな、 |
R | 愛世版と同じ |
御 | p360(第17章) | 誠の道にさやりたる |
校 | p296 | 御校正本と同じ |
八 | p629上 | 誠の神にさやりたる (誤字) |
愛 | p286 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
御 | p365(霊の礎) | 三位一体にして天之御中主の大神(大国常立命)御一柱に |
校 | p300 | 三位一体にして天之御中主の大神(大国常立尊)御一柱に |
八 | p631 | 校定版と同じ |
愛 | p290 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |