「霊界物語第18巻の諸本相違点」の版間の差分
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(ページの作成:「{{RmSyohonSouiten|第18巻}} * 第18巻の御校正本は、昭和8年(1933年)2月28日発行の三版を校正したものである。 * 『凡例』は八幡版に…」) |
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* 『凡例』は八幡版にはない。校定版には「あとがき」として掲載されている。ただし「一、『霊界物語』が段々発表されて(中略)ハツキリして来た。」の部分が削除されている。 | * 『凡例』は八幡版にはない。校定版には「あとがき」として掲載されている。ただし「一、『霊界物語』が段々発表されて(中略)ハツキリして来た。」の部分が削除されている。 | ||
2020年5月9日 (土) 06:28時点における版
霊界物語の諸本相違点とは、霊界物語刊本の諸本(初版、校定版、愛善世界社版など)の本文の相違点のことである。
- 諸本すべてをチェックしたわけではない。飯塚弘明が霊界物語ネットのデータ作成の過程において気がついた相違点をピックアップしたものである。霊界物語ネットは愛善世界社版を底本にしており、主に愛善世界社版と八幡書店版との相違点をピックアップしてある。全ての相違点ではなく、あくまでも気がついた点だけである。
- 八幡書店版の本文は校定版とほぼ同じである。また、王仁DBのデータは霊界物語ネットと同じである。
- 各諸本を次のように略す。 初…戦前の初版 再…戦前の再版(第二版のこと) 三…戦前の三版(四版以降も同様に略す) 御…聖師御校正本 普…普及版 校…校定版 修…修補版 八…八幡書店版(八幡版) 愛…愛善世界社版(愛世版) R…霊界物語ネット
- 最も基準にすべき原典は御校正本であり、それと他の諸本を比較すべきである。また、八幡版の底本は校定版である。しかし霊界物語ネットのデータ作成の段階では御校正本や校定版が入手できなかったため、やむを得ず、八幡版や愛世版を基準にして、御校正本や校定版を比較しているかのような書き方をしている場合もある。
- 天祥地瑞は最初から校正された状態で発刊されているため、御校正本というものは存在しない。戦前発行された初版と、戦後発行された版(再版以降)との比較になる。
- ストーリー上の矛盾や、意味の変更を伴うような重大な相違点については 【重大】 という表示を付けた。
- 『凡例』は八幡版にはない。校定版には「あとがき」として掲載されている。ただし「一、『霊界物語』が段々発表されて(中略)ハツキリして来た。」の部分が削除されている。
御 | p2(総説) | 八乙女(やをとめ)を四方八方に、遣はし給ふ |
校 | p3 | 八人乙女(やたりをとめ)を四方八方に、遣はせたまふ |
八 | p638 | 校定版と同じ |
愛 | p3 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
御 | p14(第1章) | 『亀彦、委細承知仕りました。 |
校 | p15 | 『委細承知つかまつりました。 |
八 | p642上 | 校定版と同じ |
愛 | p14 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
御 | p82(第4章) | 暗憺咫尺を弁ぜずと云ふ |
愛 | p70 | 御校正本と同じ |
R | 「澹」(一般には「暗澹」と書く。「憺」は別の文字) |
御 | p102(第5章) | 何処もかも天地暗憺 |
愛 | p86 | 御校正本と同じ |
R | 「澹」(一般には「暗澹」と書く。「憺」は別の文字) |
八 | p667上 | 鹿公『紫姫様は、 |
愛 | p82 | 鹿公『紫姫様、 |
R | 愛世版と同じ |
御 | p118(第6章) | 婆アは頻りに四人の来たのも知らずに水垢離を取り居たり。 |
校 | p102 | 婆アは四人の来たのも知らずに、しきりに水垢離を取りゐたり。 |
八 | p673上 | 校定版と同じ |
愛 | p98 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ (文としては校定版の方が適正だが、御校正本の方を採用しておく) |
御 | p122(第6章) | ポイポイポイと兎渡りに渡りつき。(改行)腰を折り両手をもみながら、(改行)お節『黒姫の |
校 | p106 | ポイポイポイと兎渡りに渡りつく。お節は腰を折り両手をもみながら、(改行)『黒姫の |
八 | p674下 | 校定版と同じ |
愛 | p102 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ(2020/5/9までは校定版と同じ) |
御 | p124(第6章) | オンアボキヤ、ビルシヤナブツ、マカモダラニブツ、ヂンラバ、ハラバリタヤと |
校 | p107 | オン、アボキヤ、ベイロシヤノ、マカボダラマニ、ハンドマ、ジンバラ、ハラバリタヤと |
八 | p675上 | 校定版と同じ |
愛 | p103 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ (密教の真言「光明真言」だと思われるが、語句は校定版の方が正確) |
御 | p133(第7章) | 音彦、加米彦両人も変な奴だが |
普 | p50上 | 「加米彦」 |
校 | p115 | 「勘公」 |
八 | p678上 | 「勘公」 |
愛 | p111 | 「加米彦」 |
R | 【重大】「加米彦」 |
御 | p150(第7章) | あなたが居つて呉れたばつかりに(中略)あなた方三人の (後ろの方は「あなた方」になっている) |
校 | p123 | あなた方が居つてくれたばつかりに(中略)あなた方三人の |
八 | p683上 | 校定版と同じ |
愛 | p124 | 御校正本と同じ |
R | 校定版と同じ |
八 | p707下 | そら其処に三五教の宣伝使がをるぞ』 |
愛 | p190 | そら其処に三五教の宣伝使が立つて居るぞ』 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p712上 | 松村真登録 (誤字) |
愛 | p201 | 松村真澄録 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p721下 | 『ほんに、マア見事な案子山彦の神さまですこと』 (誤字) |
愛 | p227 | 『ほんに、マア見事な案山子彦の神さまですこと』 |
R | 愛世版と同じ |
御 | p283-284(第14章) | これ迄独身主義を高帳して来た手前 (元々は「高調」だが、「調」を「張」に訂正しているので、「高帳」という言葉に意図があると思われる) |
校 | p239 | これまで独身主義を強調してきた手前 |
八 | p723下 | 校定版と同じ |
愛 | p231 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
八 | p738下 | 好い処へ帰つてくれた |
愛 | p272 | 好い処へ帰つて来て呉れた |
R | 愛世版と同じ |