「霊界物語第17巻の諸本相違点」の版間の差分

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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(ページの作成:「{{RmSyohonSouiten|第17巻}} * 第17巻の御校正本は、昭和8年(1933年)5月5日発行の三版を校正したものである。 * 『凡例』は八幡版に…」)
(相違点なし)

2020年5月8日 (金) 21:27時点における版

霊界物語第17巻の諸本相違点について記す。

霊界物語諸本相違点とは、霊界物語刊本の諸本(初版校定版愛善世界社版など)の本文の相違点のことである。

  • 諸本すべてをチェックしたわけではない。飯塚弘明霊界物語ネットのデータ作成の過程において気がついた相違点をピックアップしたものである。霊界物語ネットは愛善世界社版を底本にしており、主に愛善世界社版八幡書店版との相違点をピックアップしてある。全ての相違点ではなく、あくまでも気がついた点だけである。
  • 八幡書店版の本文は校定版とほぼ同じである。また、王仁DBのデータは霊界物語ネットと同じである。
  • 各諸本を次のように略す。 初…戦前の初版 再…戦前の再版(第二版のこと) 三…戦前の三版(四版以降も同様に略す) 御…聖師御校正本 普…普及版 校…校定版 修…修補版 八…八幡書店版(八幡版) 愛…愛善世界社版(愛世版) R…霊界物語ネット
  • 最も基準にすべき原典は御校正本であり、それと他の諸本を比較すべきである。また、八幡版の底本は校定版である。しかし霊界物語ネットのデータ作成の段階では御校正本や校定版が入手できなかったため、やむを得ず、八幡版や愛世版を基準にして、御校正本や校定版を比較しているかのような書き方をしている場合もある。
  • 天祥地瑞は最初から校正された状態で発刊されているため、御校正本というものは存在しない。戦前発行された初版と、戦後発行された版(再版以降)との比較になる。
  • ストーリー上の矛盾や、意味の変更を伴うような重大な相違点については 【重大】 という表示を付けた。
  • 第17巻の御校正本は、昭和8年(1933年)5月5日発行の三版を校正したものである。
  • 『凡例』は八幡版には掲載されていない。校定版には「あとがき」として掲載されている。ただし次の一節は削除されている。

一、『霊の礎』は、雑誌『神の国』に連載されましたが、非常に貴重なものであると信じますので、本書にも巻を逐うて掲載いたします。

  • 御校正本の凡例と総説歌の間に掲載されている、「霊界物語書感」(作者は「高梅井上留」、井上留五郎か?)と題する漢詩は、校定版・八幡版・愛世版いずれも掲載されていない。

p10(第1章) 二人は(中略)身を切る如き寒風ピユウピユウと吹いて来る中を、二人は震へ声を搾りながら (「~吹いてくる。」の読点「。」を削除して「中を」という文字を挿入している。「は」を訂正していないため、テニヲハのおかしな文章になってしまっている)
p14 二人は(中略)身を切るごとき寒風ピユウピユウと吹いて来る中を、震へ声を搾りながら
p528下 校定版と同じ
p11 御校正本と同じ
校定版と同じ (現代的な用法だと「の」ではなく「が」が妥当だと思うが、「の」にしておく)
p17(第1章) (加米彦のセリフ)悦子姫さんが豊国姫の神様から命令を受けて
p19 悦子姫さまが豊国姫の神様から命令を受けて
p530下 校定版と同じ
p17 御校正本と同じ
校定版と同じ (御校正本で「さん」は「さま」に訂正しているが、この箇所は訂正漏れだと思われる)
p531下 とボロボロの継ぎだらけの着物を
p20 とボロボロの継ぎ継ぎだらけの着物を
愛世版と同じ
p33(第2章) サア来い一二三つ』(改行)と雪塊に向ひ真裸の体を打つける。さしもの大塊突けども押せどもビクともしない。(改行)平助お楢は泣き声を
p31 御校正本と同じ
p535上 御校正本と同じ
p29 サア来い一二三つ』(改行)平助お楢は泣き声を (一行欠落)
【重大】御校正本と同じ
p557上 仰せけられ下されますれば有難うございます』
p90 仰せけられ下されますれば有難う御座います』
愛世版と同じ
p559上 天狗の高山彦を
p95 天狗の鼻の高山彦を
愛世版と同じ
p565下 お住居なされた宮の
p113 お住居なされた宮の
愛世版と同じ
p145(第7章) ウラナイ教の神の(のり) 四方の国々
p123 ウラナイ教の神の(のり)
p567下 校定版と同じ
p118 御校正本と同じ
御校正本と同じ
p567下 言葉たくみに誘来て
p119 言葉巧に誘来て
愛世版と同じ
p157(第8章) ナアもし高山さま、これもしこちの人、どうしませう、
p133 御校正本と同じ
p570下 ナアもし高山さま、これもしこちの人、どうしませう、(「彦」が余計)
p127 御校正本と同じ
御校正本と同じ
p575上 そこら一面の花莚、綺麗なきれいな田圃道を進み行くと
p139 其辺処一面の花莚、何とも云へぬ綺麗な綺麗な田圃道を進み行くと
愛世版と同じ
p580上 十万億土の釜のドン底へ
p152 十万億土の地獄の釜のドン底へ
愛世版と同じ
p593下 涙を腮辺にハラハラと流し
p188 音彦は涙を腮辺にハラハラと流し
愛世版と同じ
p597上 加米彦は耳にもかけず巌窟目がけて一目散にけ出したるが
p197 加米彦は耳にもかけず巌窟目蒐けて一目散に駆(かけ)出したるが
愛世版と同じ
p597上 かうして井底に停立してゐる頭の上から
p198 かうして井底に佇立して居る頭の上から
愛世版と同じ
p599上 丹州『それだから酒飲むな、
p203 丹州『それだから酒飲むな、
愛世版と同じ
p360(第17章) 誠のにさやりたる
p296 御校正本と同じ
p629上 誠のにさやりたる (誤字)
p286 御校正本と同じ
御校正本と同じ
p365(霊の礎) 三位一体にして天之御中主の大神(大国常立)御一柱に
p300 三位一体にして天之御中主の大神(大国常立)御一柱に
p631 校定版と同じ
p290 御校正本と同じ
御校正本と同じ