「霊界物語第12巻の諸本相違点」の版間の差分
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(ページの作成:「{{RmSyohonSouiten|第12巻}} * 第12巻の御校正本は、昭和6年(1931年)10月10日発行の再版(二版)を校正したものである。 * 「凡例」…」) |
(相違点なし)
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2020年5月7日 (木) 01:40時点における版
霊界物語の諸本相違点とは、霊界物語刊本の諸本(初版、校定版、愛善世界社版など)の本文の相違点のことである。
- 諸本すべてをチェックしたわけではない。飯塚弘明が霊界物語ネットのデータ作成の過程において気がついた相違点をピックアップしたものである。霊界物語ネットは愛善世界社版を底本にしており、主に愛善世界社版と八幡書店版との相違点をピックアップしてある。全ての相違点ではなく、あくまでも気がついた点だけである。
- 八幡書店版の本文は校定版とほぼ同じである。また、王仁DBのデータは霊界物語ネットと同じである。
- 各諸本を次のように略す。 初…戦前の初版 再…戦前の再版(第二版のこと) 三…戦前の三版(四版以降も同様に略す) 御…聖師御校正本 普…普及版 校…校定版 修…修補版 八…八幡書店版(八幡版) 愛…愛善世界社版(愛世版) R…霊界物語ネット
- 最も基準にすべき原典は御校正本であり、それと他の諸本を比較すべきである。また、八幡版の底本は校定版である。しかし霊界物語ネットのデータ作成の段階では御校正本や校定版が入手できなかったため、やむを得ず、八幡版や愛世版を基準にして、御校正本や校定版を比較しているかのような書き方をしている場合もある。
- 天祥地瑞は最初から校正された状態で発刊されているため、御校正本というものは存在しない。戦前発行された初版と、戦後発行された版(再版以降)との比較になる。
- ストーリー上の矛盾や、意味の変更を伴うような重大な相違点については 【重大】 という表示を付けた。
- 第12巻の御校正本は、昭和6年(1931年)10月10日発行の再版(二版)を校正したものである。
- 「凡例」は八幡版にはない。校定版では「あとがき」として掲載されている。ただし校定版でも愛世版でも、次の文言は削除されている。
一、前巻に正誤表を纏めたいと申しましたが、暫く八頁の雑誌としてあつた『神の国』を今度復活して、毎月二回の予定で発行する事になりましたので、第一巻よりの正誤表を同誌上に順次発表する考へです。なほ同誌には霊界物語の抜萃(未刊の分)をどしどし発表する筈ですから、本書の読者は是非同誌を購読されむ事を希望いたします。 - 御校正本・愛世版で「貴神」だが、校定版・八幡版で「貴下」になっている箇所は多数あるが、記録を省く。
御 | p4(総説歌) | 本宮山の上下に |
校 | p5 | 御校正本と同じ |
八 | p627 | 御校正本と同じ |
愛 | p5 | 本宮村の上下に (誤字)(「山上郁太郎」の人名が織り込まれているので本宮「村」ではなく「山」でないとおかしくなる) |
R | 御校正本と同じ |
御 | p13 | (第二章の章題)直会宴(なほらひえん) |
校 | p14 | 「なほらひのえん」 |
八 | p630下 | 校定版と同じ |
愛 | p14 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ(2020/5/7までは校定版と同じ「なおらひのえん」にしていた) |
御 | p23(第3章) | 凹目をギロツカセ、 |
校 | p22 | 凹目をギロつかせ、 |
八 | p634上 | 校定版と同じ |
愛 | p22 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
八 | p641上 | 館へ進入するのですワ』 |
愛 | p41 | 館の中へ進入するのですワ』 |
R | 愛世版と同じ |
御 | p55(第6章) | 酒の酔を相手にしても詰(つま)りませぬ。 |
校 | p50 | 酒の酔を相手にしてもつまりませぬ。 |
八 | p644上 | 校定版と同じ |
愛 | p48 | 「結」(誤字) |
R | 「詰」 |
御 | p★ | 白竜の幾十ともなく体を揃へて |
校 | p64 | 御校正本と同じ |
八 | p648下 | 「童」(誤字) |
愛 | p62 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
八 | p649下 | ヤアヤア大蛇に振り落されるわ落されるわ』 |
愛 | p64 | ヤアヤア大蛇に振落されるわ振落されるわ』 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p649下 | サアサア五人は手をつないだつないだ』 |
愛 | p64 | サアサア五人は手をつないだ手をつないだ』 |
R | 愛世版と同じ |
御 | p80 | 中の八日に神懸り |
校 | p72 | 中の八日に帰神り |
八 | p651上 | 校定版と同じ |
愛 | p69 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
御 | p105(第10章) | ぬるの言霊は寝るのだ。 |
校 | p92 | いぬるの言霊は寝るのだ。 |
八 | p658上 | 校定版と同じ |
愛 | p88 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
八 | p659下 | 醜の魔神にさやられて |
愛 | p92 | 醜の魔神にさへられて |
校 | p96 | 八幡版と同じ |
R | 八幡版と同じ |
八 | p660上 | 暗きとばりを引きあげて |
愛 | p94 | 暗き帳を引きあけて |
校 | p98 | 八幡版と同じ |
R | 愛世版と同じ |
八 | p667上 | 神言を奏上する。うす暗き滝の |
愛 | p113 | 神言を奏上し、薄暗き滝の |
R | 愛世版と同じ |
八 | p668下 | その神政を補翼する |
愛 | p117 | その神政を輔翼する |
R | 愛世版と同じ |
御 | p146(第14章) | 大正一一・三・九 旧二・一二 (新3月9日は旧2月11日が正しい。前の第13章では11日になっている) |
校 | p129 | 旧二・一一 |
八 | p670下 | 旧二月十一日 |
愛 | p123 | 御校正本と同じ |
R | 旧二・一一 |
八 | p671下 | 夫唱婦随の天則に |
愛 | p125 | 夫倡婦随の天則に |
R | 八幡版と同じ(「倡」と「唱」は同義語) |
校 | p143 | 手をつかねて |
愛 | p136 | 手を束(つか)ねて |
R | 愛世版と同じ |
御 | p171(第17章) | 大蛇が原や海原に |
校 | p153 | 大野が原や海原に |
八 | p679上 | 校定版と同じ |
愛 | p145 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
御 | p192(第19章) | 耳で見て目で聞き鼻で物食うて口で嗅がねば物は分らぬ |
校 | p171 | 耳で見て目で聞き鼻で物食うて口で嗅がねば神は分らぬ |
八 | p685上 | 校定版と同じ |
愛 | p161 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
八 | p688下 | 名詮自性、とらまへどころのない |
愛 | p170 | 名詮自称、とらまへどころのない |
R | 愛世版と同じ(称、性、どちらでもよい) |
御 | p210(第21章) | 所有(あらゆる)草木繁茂し、 |
校 | p186 | あらゆる草木繁茂し、 |
八 | p690下 | 校定版と同じ |
愛 | p176 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
愛 | p184 | 行平別『大空に雲立ち塞ぎ海原に(中略)雲の如くに集まれり』 |
校 | p194 | 大空に雲立ち寒ぎ海原に(中略)雲の如くに集まれり。 |
R | 八幡版と同じ |
愛 | p184 | 熱き涙の多気理姫(たぎりひめ) |
校 | p194 | 熱き涙の多紀理毘女(たぎりびめ) |
R | 愛世と同じ |
八 | p698上 | 吾とても当館の主宰者、 |
愛 | p196 | 吾れとても当館の主宰神、 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p698上 | 深雪姫の神の宰相ならずや。 |
愛 | p196 | 深雪姫の神の宰神ならずや。 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p699上 | 天菩火命は数多の軍勢を |
愛 | p199 | 天菩比命は数多の軍勢を |
R | 愛世版と同じ(ほかにもあり) |
八 | p699上 | 軍卒は手に手に松火を |
愛 | p199 | 軍卒は手に手に松明を |
R | 愛世版と同じ |
八 | p702上 | 菩火命はただちに高天原に |
愛 | p206 | 命は直に高天原に |
R | 愛世版と同じ |
八 | p703上 | ヨウ別れて下さつた”と礼に来ますよ」と、言つているやうなものだよ。 |
愛 | p209 | ヨウ別れて下さつた」と言つて礼に来る様なものだよ。 |
R | 愛世版と同じ |
御 | p259(第25章) | 甲(A)『此間もあまり(中略)乙『それは妙な(中略)丙(B)『きまつた事だよ。(中略)丙『イヤどこでも聞きませぬ(中略)甲『オイ貴様(中略)丙『それだと言つて仕方がないわ(中略)甲『モシモシお客さま、(中略)甲『ヘーン、貴方も一寸(中略)乙『わしは秋月姫命の(中略)甲『コラ、何を呆けよるのだ |
校 | p227 | 甲『この間もあまり(中略)乙『それは妙な(中略)甲『きまつたことだよ。(中略)甲『イヤどこでも聞きませぬ(中略)乙『オイ貴様(中略)甲『それだと言つて仕方がないわ(中略)丙『モシモシお客さま、(中略)丙『ヘーン、貴方もちよつと(中略)甲『わしは秋月姫命の(中略)丙『コラ、何をとぼけよるのだ |
八 | p705下 | 校定版と同じ |
愛 | p215 | 御校正本と同じ |
R | 【重大】校定版と同じ (御校正本のAとBのセリフが同一人物でないとおかしい。そのため校定版は修正したのだと思われる) |
八 | p707上 | 珍の神殿(みあらか)千木高く |
愛 | p219 | 珍の御舎(みあらか)千木高く |
R | 愛世版と同じ |
八 | p710上 | ウラル彦、ウラル姫はみづから盤古神王と称し、 |
愛 | p228 | ウラル彦命、ウラル姫命は自ら盤古神王と称し、 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p712上 | 小声に祈り始めぬ。祝部神は立つて |
愛 | p232 | 小声に祈り、祝部神は立つて |
R | 愛世版と同じ |
八 | p716上 | 伊邪那岐命が筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐ケ原に於て禊身し玉ふ時に、(改行)『左の御目を洗ひ給ひし時に成りませる神の御名は天照大御神、次に右の御目を洗ひ給ひし時に成りませる神の御名は月読命』 |
愛 | p243 | 伊邪那岐命が(改行)『筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐ケ原に於て禊身し玉ふ時、左の御目を洗ひ給ひて成りませる神の御名は天照大御神、次に右の御目を洗ひ給ひて成りませる神の御名は月読命』 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p716下 | 我ガ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ』 |
愛 | p244 | 汝臣民克ク忠ニ克ク孝ニ』 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p716下 | 『淬礪ノ誠ヲ輸サハ |
愛 | p244 | 『淬励ノ誠ヲ輸サバ |
R | 愛世版と同じ |
八 | p717下 | 『此時伊邪那岐命大(いた)く歓喜して |
愛 | p246 | 『此時伊邪那岐命太(いた)く歓喜して |
R | 愛世版と同じ |
八 | p717下 | 『吾は御子生生(うみう)みて、生みの終(はて)に |
愛 | p246 | 『吾は御子生(う)みて、生みの果(はて)に |
R | 愛世版と同じ |
御 | p300(第28章) | 日子番能邇々芸命が、どうも此お国が治まらぬといふので天から大神の神勅を奉じて御降臨になつて、地球上をお治め遊ばして、さうして我皇室の御先祖となり、其後万世一系に此国をお治めになつてあるのでありますが、 |
校 | p264 | 日子番能邇邇芸命が、どうもこのお国が治まらぬといふので、天から大神の神勅を奉じて御降臨になり、お治めになつてをるのでありますが、 |
八 | p718下 | 校定版と同じ |
愛 | p248 | 御校正本と同じ |
R | 【重大】御校正本と同じ |
八 | p722下 | 子生(みこうみ)の誓 |
愛 | p259 | (第29章の章題)子生(こうみ)の誓 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p723下 | 五百津の御須麻琉の珠を纏き持たして、曽毘良(そびら)には千入の靱を負ひ』 |
愛 | p261 | 五百津の御統真琉の珠を纏き持たして、背(せ)には千入の靱を負ひ』 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p724上 | 『各宇気比(うけひ)て御子生まな』(改行)宇気比(うけひ)といふこと*は |
愛 | p263 | 『各誓ひて御子生まな』(改行)誓ひといふこと*は |
R | 愛世版と同じ |
八 | p724下 | 第一番にお生れになつた神は多紀理毘売命、次に市寸島比売命、次に多岐都比売命の三女神で |
愛 | p264 | 第一番にお生れになつた神は多紀理姫命、次に市寸嶋比売命、次に多気津姫命の三女神で |
R | 愛世版と同じ |
八 | p724下 | 安芸の宮島に祀つてありますのは市寸島比売命であります。次に多紀理毘売命、多岐都比売命、 |
愛 | p264 | 安芸の宮嶋に祀つてありますのは市杵島姫命であります。次に多紀理姫命、多岐津比売命、 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p725上 | 『多紀理毘売命は尚武勇健の神』『市寸嶋比売命は稜威直進、正義純直の神』『多岐都比売命は突進的勢力迅速の神様』 |
愛 | p265 | 『多紀理姫命は尚武勇健の神』『市寸島姫は稜威直進、正義純直の神』『多気津姫命は突進的勢力迅速の神様』 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p725上 | 多紀理毘売は手切姫で斬る。 |
愛 | p265 | 多紀理比売は手切姫で斬る。 |
R | 愛世版と同じ |
御 | p320(第29章) | それで之れを瑞の霊とも、三人の瑞の霊とも申します。 |
校 | p282 | それで之れを瑞の霊とも、三人の霊とも申します。 |
八 | p725上 | 校定版と同じ |
愛 | p266 | 御校正本と同じ |
R | 【重大】御校正本と同じ(2020/5/7までは校定版と同じ「三人の霊」にしていた) |
八 | p725下 | 次に活津比子根命、 |
愛 | p267 | 次に活津彦根命、 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p726下 | 速須佐之男命に告り給はく』 |
愛 | p269 | 須佐之男命に告り給はく』 |
R | 愛世版と同じ |
八 | p727上 | 天照大御神の営田の畔離ち、その溝埋め、 |
愛 | p270 | 天照大御神の営田の畔離ち、溝埋め、 |
R | 愛世版と同じ |
御 | p330(第30章) | 五月蠅なす皆湧(わ)き、 |
校 | p290 | 狭蠅なす皆満(わ)き、(古事記では「満」の文字が使われている) |
八 | p728下 | 校定版と同じ |
愛 | p274 | 御校正本と同じ |
R | 御校正本と同じ |
八 | p729下 | 内抜きに抜きて』 |
愛 | p277 | 打抜きに抜きて』 |
R | 愛世版と同じ |