七福神
七福神(しちふくじん)とは、恵比寿・寿老人・大黒天・毘沙門天・福禄寿・弁財天・布袋の七神のこと。七福神に関して、次のようなものがある。
- 大本神諭に「七福神の楽遊び」というフレーズがたびたび登場する。【例】〈天下泰平に世を治めて、跡は七福神の楽遊びと致して、世界の人民を助ける日本の元からの経綸であれども〉〔大本神諭 大正6年旧11月23日#〕
- 霊界物語第65巻第26章#の章題は「七福神」。7人の宣伝使が聖地エルサレムで七福神の神劇を演じる。治道居士は布袋、玉国別は寿老人、真純彦は毘沙門天、伊太彦は大黒天、三千彦は恵比寿、デビス姫は弁財天、(ブラヷーダ姫は福禄寿?)を演じた。
- 出口王仁三郎が主演・監督の無声映画『昭和の七福神』
- それを現代にリメイクした『甦る出口王仁三郎』
七福神の意味
出口王仁三郎は『玉鏡』で七福神について次のように教えている。
七福神は神のあらゆる美徳をあつめたものである。
これまでの大黒は仏の大黒天のことで、大黒主のことである。本当は素尊の御子大国主命のことである。大国が槌をもつてゐるのは土地開発の意味である。
恵比須が鯛を抱へてゐるのは、国体保護の意味である。
寿老人は長寿を表はしたものである。
福禄寿は長者をあらはし、人を支配するのである。頭の長いのは頭の象徴である。
布袋は太腹で杖をもつてゐるのは、人を指揮することを意味してゐる。
弁天は芸術の神である。それで琵琶をもつてゐる。
毘沙門は武力を表はしたものである。また、『月鏡』で〈昆沙門天と云ふ方は武甕槌の神様の事である〉とも教えている。〔月鏡「歴史談片」#〕
外部リンク
- 七福神 - ウィキペディア