出廬
出廬(しゅつろ)は、浅野和三郎の著書。綾部での5年間の生活を回顧した自叙伝。本書は前篇で、後篇『冬籠』の全2巻。大正10年(1921年)刊。
八幡書店から平成3年(1991年)に刊行された復刻版『大本霊験秘録』には、『出廬』『冬籠』と、『皇道大本略説』の3冊が収録されている。
「出廬」とは広辞苑によると〈(諸葛孔明が劉備の三顧に感激して草廬を出て仕えたことから)隠遁していた人が、再び世間で活動すること〉。「廬」は「いおり(庵)」という意味。「盧」は「つぼ(壺)」という意味であり、全く別の漢字。
概要
題名 | 出廬 |
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副題 | 綾部生活の五年 第一部 |
著者 | 浅野和三郎 |
発行日 | 大正10年(1921年)2月18日 |
発売 | 龍吟社(東京市京橋区) |
頒布 | 大日本修斎会 |
頁数 | 282頁 |
定価 | 2円30銭 |
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目次
- p003:はしがき
- p005:1 霊を見る迄
- p054:2 心の岩戸開き
- p123:3 初心の審神者
- p185:4 綾部の参籠
- p237:5 引越準備