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{{Otheruses|霊界物語に登場する地恩郷(地恩城)|その他の地恩郷|地恩郷 (曖昧さ回避)}} '''地恩城'''(ちおんじょう)は、[[霊界物語]]に登場する城。[[竜宮島 (豪大陸)]]の都・王城。 == 概要 == * 旧名:'''[[萱野ケ原]]'''(かやのがはら) * 別名:'''地恩郷'''(ちおんきょう)、'''[[厳の都]]'''(うづのみやこ)、'''[[厳の城]]'''(うづのしろ) <ref>使用回数は、地恩城66回、地恩の城21回、地恩郷22回、地恩の郷16回、厳の城1回、厳の都5回</ref> * 表記ゆれ:地恩の城(ちおんのしろ)、地恩の郷(ちおんのさと) * 初出:{{rm|24|4|一島の女王}}(地恩郷)、{{rm|25|1|水禽の音}}(地恩城) * 「[[萱野ケ原]]」という集落が、第24巻第4章で「地恩郷」と命名される。しかし第24巻ではそこ以外は「地恩郷」という言葉は出て来ない。第13章と第15章では「厳の都」「厳の城」と呼ばれている。第25巻では「地恩郷」または「地恩城」と呼ばれている。 * 「[[萱野ケ原]]」は山と山に包まれた摺鉢の底のようなやや広い原野。その原野と山腹に穴を開け、炭焼き窯のように各戸それぞれ煙をボウボウと立てている。竜宮島では、やや都会。<ref>{{rm|24|4|一島の女王}}:「山と山とに包まれたる摺鉢の底の様な稍広き原野と山腹に穴を穿ち、炭焼竈の様に各戸煙をボウボウと立てて居る」</ref> * 「地恩城」は高山を四方にめぐらす高原の霊地。<ref>{{rm|25|4|望の縁}}:「此地恩城は高山を四方に廻らす高原の霊地である」</ref> (萱野ケ原の「山と山とに包まれた」という記述と一致している)。 * 竜宮島第一の高地で、谷川が南北を流れ、岩石が壁のように立ち並ぶ景勝の地。城の門外の広場の森林には色々な色・形をした岩石が蓮華の花のようにあり、「[[蓮華岩]]」と呼ぶ。<ref>{{rm|25|14|園遊会}}:「四面山に包まれたる地恩郷は、平地としては全島に於ける第一の高地であつた。谷川は南北を流れ、崎嶇たる岩石、谷々に壁の如く突つ立ち、奇勝絶景並ぶものなき景勝の地である。(略)土地高く風清く、且つ面積広く、大樹鬱蒼たる点は、全島第一と称せられて居る。 門外の広場の森林には所々に赤、白、黒、青、紅等の面白き形をしたる岩石、地中より頭をもたげ、一見して大なる花の地上より咲き出でたる如く思はる。岩石の大部分は、蓮華の花の咲き出でたる如き自然形をなし、国人は単に之を[[蓮華岩]]と云ひ、或は蓮華の馬場とも名づけて居る」</ref> == 主なエピソード == 次の4ヶ所で地恩城が舞台となる。 # 第24巻第4章 # 第24巻第10~12章 # 第25巻第1~4章 # 第25巻第11~14章・第16章 === 第24巻第4章 === 【小糸姫が竜宮島の女王となる】 [[竜宮島]]に上陸した[[小糸姫]]、[[五十子姫]]、[[梅子姫]]、[[今子姫]]、[[宇豆姫]]の一行5人は、[[萱野ケ原]]の原野の中央にある小高き大岩の上に登ると、山腹の無数の穴から色の黒い住人が大勢出て来て大岩の周囲に群がり集まった。そして5人の美女の姿を見て、天津乙女が天上から降って来たと信じ、随喜の涙を流しながら5人を拝んでいる。そこへ法螺貝を響かせ、数百人の荒男を率いた大男(大棟梁の[[ブランジー]]。その正体は[[高山彦]])が馬に乗って現れ、どこから来たのか詰問する。小糸姫は、この国は妾が治めるべき神の定めた真秀良場なり、妾に仕えるか、さもなければ打ち滅ぼしてやる、と言い渡すと、ブランジーは馬を下りて平伏して帰順した。5人は一つ島(竜宮島)の花と謳われ、三五教を四方に宣伝し、その驍名は全島に轟き渡った。ここは「'''地恩郷'''」と命名され、小糸姫は島人に挙げられて女王となり[[黄竜姫]]と改名した。〔{{rm|24|4|一島の女王}}〕 === 第24巻第10~12章 === 【高姫の来訪と帰国】 [[高姫]]・[[蜈蚣姫]]らの一行と[[玉能姫]]・[[初稚姫]]・[[玉治別]]らの一行は竜宮島に上陸した。地恩城へ行き、蜈蚣姫は女王の[[黄竜姫]](蜈蚣姫の娘)と、高姫は宰相の[[ブランジー]]([[高山彦]])・[[クロンバー]]([[黒姫]])と互いに再会を喜び合う。すると玉能姫一行は裏門から密かに出て行き裏山に身を隠した。〔{{rm|24|10|土人の歓迎}}〕 [[高姫]]・[[黒姫]]・[[高山彦]]は、この島には玉はないと思い、玉能姫一行を探して竜宮島を去り[[自転倒島]]へ帰る。島を去ったのを霊眼で見届けた玉能姫一行は再び城に戻った。〔{{rm|24|12|暴風一過}}〕 (その後一行は[[ネルソン山]]以西に三五教の宣伝に向かい、[[諏訪の湖]]で[[玉依姫命]]から玉の御用を言い渡される) === 第25巻第1~4章 === 【清公と鶴公の対立、そして宇豆姫とスマートボールの結婚】 [[黄竜姫]]は島を去った高山彦・黒姫の代わりに、[[清公]]を宰相(左守)に、[[鶴公]]を副宰相(右守)に任命したが、清公は思い上がり傲慢となり、城内は清公派と鶴公派に分かれて対立していた。 清公と鶴公は二人とも、黄竜姫の侍女・[[宇豆姫]]<ref>[[五十子姫]]と[[今子姫]]は自転倒島に帰ってしまったが、[[梅子姫]]と[[宇豆姫]]はまだ竜宮島に滞在している。{{rm|24|4|一島の女王}}:「茲に五十子姫は今子姫を従へ、梅子姫、宇豆姫を小糸姫が左右に侍せしめ、自転倒島さして神素盞嗚大神の御跡を慕ひ進み渡る事となりぬ」</ref>を娶ろうとしていた。そこへ[[友彦]]が[[ジャンナイ教]]徒を組織して地恩城に攻めてくるという噂が入る。しかしそれは清公派の[[金州]]ら三人が、鶴公派を出陣させて、その間に清公と宇豆姫を結婚させてしまおうという計略だったと、黄竜姫・蜈蚣姫の前で自白する。 宇豆姫は鶴公を慕っていた。しかし黄竜姫は、左守の清公と結婚することを命じる。宇豆姫は泣き崩れた。そこへ鶴公が通りがかり、二人は互いに想いを打ち明けあう。 その様子を目撃した清公は、鶴公に嫌みを言う。そこへ黄竜姫がやって来た。清公は鶴公の失態を自分の責任だとして辞職を申し出る。それは鶴公を陥れるための罠だった。しかし黄竜姫は清公の言う通り左守を解職したので、清公は案に相違する。鶴公は清公をかばうが、黄竜姫は鶴公を新たに左守に任じ、宇豆姫と結婚するよう命じた。宇豆姫はいたたまれなくなり、城を飛び出して、断崖絶壁から谷川に投身してしまう。宇豆姫を追ってきた一同はなすすべもなく地団駄を踏むが、ただ一人、[[スマートボール]]だけが谷に飛び込み、宇豆姫を川から救い上げて蘇生させた。 清公も鶴公も何も出来ず、スマートボールだけが助けに行ったことで、スマートボールの徳望が高まった。スマートボールは左守に任命され、宇豆姫と結婚することになった。〔以上、{{rm|25|1|}}~{{rms|25|4|}}〕 (この後、清公は宣伝の旅に出て、[[酒の滝壷]]や[[諏訪の湖]]を訪れる) === 第25巻第11~14章・第16章 === 【月見の宴の禁止、黄竜姫と友彦の和解、諏訪の湖へ旅立つ】 地恩城で[[黄竜姫]]が月見の宴を催していると、[[友彦]](黄竜姫の昔の恋人)が軍勢を率いて攻めて来る幻覚を見て、高殿から転落してしまった。[[月の大神]]を肴として宴を開いたことを反省し、以後は月見の宴を開くことは厳禁する。 友彦と妻の[[テールス姫]]が二人で城にやって来た。黄竜姫は、友彦が改心して、城にやって来たことを喜ぶ。友彦は過去の悪事を詫びた。友彦夫婦は黄竜姫の部下となり、全島に三五教を広めることとなった。 友彦夫婦のために大園遊会が開かれた。[[梅子姫]]は中央の[[蓮華岩]]に立って歌を歌う。園遊会が終わった後、[[ネルソン山]]の峰の上に多数の女神が現れ、荘厳な神殿が聳え立っている蜃気楼が現れた。そこには、[[諏訪の湖]]で女神たちに手を引かれた[[清公]]ら4人の宣伝使が、何か神勅を受けているのが見えた。それを見た黄竜姫は、自らも諏訪の湖へ出向いて珍の宝をいただき神業に奉仕しようと、旅装を整えて旅立つ。〔以上、{{rm|25|11|}}~{{rms|25|14|}}〕 ([[諏訪の湖]]で[[玉依姫命]]から五個の[[麻邇宝珠の玉]]を受け取る神業が行われ、黄竜姫たちは[[自転倒島]]に帰還する) 地恩城は[[清公]]が当主となり、[[鶴公]]が左守、[[チャンキー]]が右守となり、また[[ジャンナ郷]]は[[スマートボール]]と[[宇豆姫]]の夫婦が管掌することとなった。そして地恩城内の風景のよい高地を選び、国魂神の[[真澄姫神]]が鎮祭された。〔{{rm|25|16|真如の玉}}〕 == 脚注 == <references/> [[Category:霊界物語の城|ちおんしよう]]
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