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八島姫
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'''八島姫'''(やしまひめ)は、[[霊界物語]]に登場する人物。2人いる。 (1) 第1~2巻に登場する八島姫は、最初は魔軍の部将だったが、[[魔子彦]]の行動の汚さに愛想を尽かして善心に立ち返る。[[大八洲彦命]]に帰順し、[[シオン山]]の戦いでは[[稚桜姫命]]に選ばれてシオン山を守る[[八神将]]の一人となった。{{rm|1|26|魔軍の敗戦}}と{{rm|2|1|攻防両軍の配置}}だけに出る。 (2) 第3巻以降に登場する八島姫は、[[南高山]]の守神・[[大島別]]の娘。命の恩人の[[大道別]](道彦)に恋慕する。[[常世会議]]に潜入して邪神の陰謀を破り、[[国祖隠退]]後に[[玉純彦]]と結婚する。 本項では(2)の、南高山の八島姫について解説する。 (どちらの八島姫も「島」は戦前の版でも「嶋」ではなく「島」が使われている。「嶋」は「島」の異体字であり、旧字体ではない) ---- == 概要 == * 初出:{{rm|3|33|巴形の斑紋}} * 第3~5巻に登場する。 == 関係の深い人物 == * [[大島別]]:父。[[南高山]]の守神(八王)。 * [[大島姫]]:母。 * [[八島彦]]:兄。 * [[大道別]](道彦):八島姫の命の恩人。[[モスコー]]の侍従長だった。 * [[玉純彦]]:南高山の従臣。後に八島姫の夫となる。 * [[春日姫]]:[[モスコー]]の[[八王神]]・[[道貫彦]]の長女。[[常世会議]](第4巻)や[[顕恩郷]](第5巻)で、八島姫と一緒に活動する。 == 主なエピソード == === 第3巻 === * 八島姫の額に巴型の黒い斑点が現れた。この斑点が現れた者は[[荒河明神]]の生贄にならなくてはいけない。父・[[大島別]]は身代わりとして、額に巴型の斑点がある者を部下に探させた。南高山の谷間で倒れている男を部下が発見した。その男・[[大道別]]の額に巴型の斑点があった。大道別は[[モスコー]]の侍従長だったが、悪狐を切って退治した時にその血が口に入り、精神に異常を来たし、また耳や口が不自由な状態になってしまった。各地を放浪し、南高山の谷間に転落した時に出血して、精神も肉体も正常に回復していた。大道別は八島姫の身代わりとなり、逆に[[荒河明神]](怪物)を退治した。この時、女神([[国直姫命]])が現れ──これより汝は道彦と名乗り、各地を巡って悪神の陰謀を探り、[[国祖国治立命]]に報告せよ──と命じた。〔{{rm|3|33|巴形の斑点}}~{{rms|3|34|旭日昇天}}〕 * 八島姫は命の恩人の[[道彦]](大道別が改名)に恋慕し、道彦の妻になろうと思った。しかし道彦は再び痴呆・聾唖となり(なったフリ)南高山の城塞を出て行ってしまった。八島姫はその後を追い掛ける。呼んでも(耳が聞こえないフリをしているので)待ってくれない。八島姫は決心し──生きて恋に苦しむよりは、いっそ死んだ方がいい──と短刀で喉を突こうとする。その時、白狐が現れて(道彦を守っている白狐)短刀を打ち落とす。その時、二柱の天使([[国直姫命]]の使神)が現れ、二人にそれぞれ使命を授けた。二人の使命はどちらも悪神の計画を探って[[国直姫命]]に報告せよというものだが、互いに相手の使命は知らされなかった。〔{{rm|3|35|宝の埋換}}~{{rms|3|36|唖者の叫び}}〕 * 二人は別々に[[長高山]]に入り、邪神の謀計を打ち破る。〔{{rm|3|36|唖者の叫び}}~{{rms|3|37|天女の舞曲}}〕 * 八島姫は[[常世の国]]の[[スペリオル湖]]を渡る船に乗った(船中に道彦も乗っていたが八島姫は気がつかなかった)。船中で、南高山の従臣・[[玉純彦]]が八島姫を見つける。城からいなくなった八島姫を探していたのだ。八島姫は「自分は旭姫という常世城の従臣だ」とウソをつくが、額の巴型の斑点で本人だと見破られた。しかし八島姫には使命があるため南高山に帰るわけには行かない。[[国治立命]]に祈願すると、白色の玉が天から落下して白煙がもうもうと立ち昇った。そのすきに八島姫は逃げてしまう。白煙が散った後には、白狐の旭が変化した偽の八島姫がいた。玉純彦はその偽の八島姫を連れて南高山に帰城する。真の八島姫は、常世城に入り、常世姫の侍女となって、邪神の一切の計画を探ることになった。〔{{rm|3|39|乗合舟}}〕 * [[春日姫]]([[モスコー]]の[[八王神]]・[[道貫彦]]の長女)もまた使命を帯びて常世城に入ったが、春日姫と八島姫の二人は、どちらも[[八王大神常世彦]]の「[[寵神]](ちょうしん)」であり、[[常世城]]に「嬌名たかき」「艶名並びなき」というほど出世している。<ref>{{rm|4|6|怪また怪}}:「八王大神の寵神にして常世城の内外に嬌名たかき春日姫にして」「八王大神の寵神にして常世城に艶名並びなき八島姫」</ref> === 第4巻 === * [[常世会議]]の二日目に、[[常世姫]]が二人、[[春日姫]]も二人、八島姫は三人も現れ、互いに自分が本物だと言い張って、七人は取っ組み合いのケンカとなり、会議は大混乱に陥る。〔{{rm|4|7|涼風凄風}}~{{rms|4|10|雲の天井}}〕 →詳細は「[[常世会議]]」を見よ === 第5巻 === * [[顕恩郷]]に[[常治彦]]([[常世彦]]の息子)、[[玉春姫]]([[常世彦]]の娘)、[[塩治姫]]([[塩長彦]]の娘)の三人が大きな亀([[大道別]]の分霊・[[琴平別神]])の背に乗って運ばれて来た。塩治姫と見えた者は、実は[[春日姫]]であり、玉春姫と見えた者は、実は[[八島姫]]であった。顕恩郷は[[南天王]]([[大道別]]の分霊・[[日の出神]])が治めており、[[春日姫]]・八島姫・[[南天王]]の三人は鼎談した。八島姫は恋慕する[[大道別]](今は日の出神=南天王)に再会できたので嬉し涙を流した。南天王は[[芳彦]]をこの場に呼んだ。やって来たのは[[玉純彦]]([[南高山]]の従者)だった。南天王は、玉純彦と八島姫は夫婦になれよと命じた。父の[[大島別]]もこの場に現れ、玉純彦と八島姫は結婚式を挙げた。今までこの郷を「川北郷(せんほくきょう)」と呼んでいたが、この出来事があってから、「[[顕恩郷]]」と名付けられた。三人は南高山に帰り、玉純彦は大島別の跡を継いだ。顕恩郷には白狐の[[旭]]が八島姫に変じて南天王のそば近くに仕えた。〔{{rm|5|5|盲亀の浮木}}~{{rms|5|7|三拍子}}〕 * [[大洪水]]が近づいて来た。宣伝使の[[神澄彦]]は雪の中、[[南高山]]を訪れた。[[玉純彦]]・八島姫夫婦は、神澄彦の誠心に感じ、自らも宣伝使となって諸方を遍歴して神の福音を伝えることとなった。玉純彦は妻と別れ、神澄彦と共に旅立った。〔{{rm|5|42|神玉両純}}~{{rms|5|43|長恨歌}}〕 == 脚注 == <references/> {{デフォルトソート:やしまひめ}} [[Category:霊界物語の人物]]
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