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天の真名井
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'''天の真名井'''(あめのまない)は、[[霊界物語]]に登場する地名。「天の真奈井」(名と奈の違い)とも書かれる。大別して次の2つの意味で使われる。 (1) [[カスピ海]]、[[日本海]]、[[琵琶湖]]のこと。<ref>[[新月の光]]0384「天の真名井」:「カスピ海、日本海、琵琶湖は大中小の天の真名井である」</ref> (2) 聖域の井戸を指す普通名詞。 == 霊界物語での使用例 == * 「この清泉([[シオンの滝]]の清泉)は命の指揮の下に竜宮城の真奈井に注ぎ入れられた。(略)'''天の真奈井'''の清泉はにはかに金色と変じ」<ref>{{rm|1|38}}</ref> - [[竜宮城]]の井戸(聖域の井戸)のこと。 * 「二柱は茲に[[撞の御柱]]を廻り合ひ(略)撞の御柱の根に清き水を湛へたまひぬ。これを'''天の真奈井'''と云ひまた後世琵琶湖と云ふ」<ref>{{rm|6|24}}</ref> - [[琵琶湖]]のこと。 * 「二柱の女神は遠く東に逃れて、'''天の真名井'''の[[冠島]]、[[沓島]]に隠れたまひし因縁深き嶋なりける」<ref>{{rm|7|21}}</ref> - [[日本海]]のこと。 * 「[[黄金山]]を立出でて '''天の真名井'''を打渡り 波にさらはれ雨に濡れ 吹きくる風に梳り 山川幾つ打越えて 神の稜威もアルタイの 山より落つる[[宇智野川]]」<ref>{{rm|11|1}}</ref> - 黄金山([[聖地エルサレム]])から[[アルタイ山]]への道程にあるので、これは[[カスピ海]]のことだと思われる。 * 「教を開く[[天教山]]の 神の聖地を後にして 日の出の御船に身を任せ 津軽海峡後にして '''天の真名井'''の波を分け やうやう茲に印度の海」<ref>{{rm|13|2|}}</ref> - 日本海のこと。 * 「吾は[[天照皇大神]]なるぞ(略)産釜、産盥と俗に称する'''天の真名井'''に御禊して」<ref>{{rm|16|16}}</ref> - [[産釜産盥]](聖域の井戸)のこと。 == 一般的意味 == 天の真名井とはもともと記紀に出て来る言葉である。天照大神と須佐之男命が天の安河を中に挟んで誓約をした時、須佐之男命が「'''天の真名井'''に振り滌(すす)ぎて、さ噛(が)みに噛みて」<ref>倉野憲司・校注『古事記』(岩波文庫)p33(底本の漢字は旧字体)</ref>吹き棄てた気吹の狭霧に三女神が生まれた。 『神道大辞典』<ref>『神道大辞典』平凡社、昭和15年刊(底本の漢字は旧字体)</ref>の「アマノマナイ 天真名井」の項には次のように書いてある。「正しくは天之真淳名井(あまのまぬなゐ)で、真は美称的接頭語。淳は沼と同じく水の湛へられてある所、名は「ノ」で、結局単に井の事だと『古事記伝』に解説してゐる」。 == 脚注 == <references/> == 関連項目 == * [[真名井]] * [[比沼の真名井]] [[Category:霊界物語の地名|あめのまない]]
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