月の輪台

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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手前が月の輪台、右奥の建物は大祥殿、左奥はみろく塔(大正15年2月撮影)

月の輪台(つきのわだい)は、天恩郷瑞祥館前にある聖所。

大正時代に天恩郷の整備を始めた際に、王仁三郎は一番最初に月の輪台を築造した。大正14年(1925年)3月22日完成。

これは霊国における月照山に相応するもので、同年4月25日にはそこに月照山の御神体として「みろく塔」が建設された。13階層の石塔で高さ6.66m(約2丈2尺)。塔の台石には四天使の像が彫られていた。

第二次大本事件で破壊されたが、戦後王仁三郎は天恩郷の再建に当たり、やはり月の輪台の築造から開始した。昭和21年(1946年)8月26日、完成。


月の輪台の新旧比較

月の輪台とその周辺の建造物の、戦前と戦後の状態を比較した地図。『大本七十年史 下』収録の地図を使用して作成。

上の地図が戦前(昭和10年12月現在)、下が戦後。

上の38の辺り、下の24の辺りが月の輪台。

上29 瑞祥閣 上37 みろく塔 上33 大祥殿

下17 瑞祥館 下23 二代教主歌碑 下22 照明館

参考文献

  • 『大本七十年史 上』P808
  • 『大本七十年史 下』P745