「醜の岩窟 (フル野ケ原)」の版間の差分

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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'''醜の岩窟'''(しこのいわや)は、[[霊界物語]]に登場する岩窟。フサの国のフル野ケ原にある。
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'''醜の岩窟'''(しこのいわや)は、[[霊界物語]]に登場する岩窟。[[フサの国]]の[[フル野ケ原]]にある。
  
 
固有名詞というよりは、魔が棲む岩窟というような意味の普通名詞のようである。
 
固有名詞というよりは、魔が棲む岩窟というような意味の普通名詞のようである。
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* 三人はようやく心の岩戸が開けた。ここは岩窟の中心地点であり、この岩窟は[[木花咲耶姫命]]の経綸の聖場であって、[[高照姫神]]が鎮まる御舎であった。三人は心を改めて岩窟の探険を続ける。すると岩彦、梅彦、鷹彦の三人と出会う。そこへ火光が落下して爆発した。〔{{rm|13|20|宣替}}〕
 
* 三人はようやく心の岩戸が開けた。ここは岩窟の中心地点であり、この岩窟は[[木花咲耶姫命]]の経綸の聖場であって、[[高照姫神]]が鎮まる御舎であった。三人は心を改めて岩窟の探険を続ける。すると岩彦、梅彦、鷹彦の三人と出会う。そこへ火光が落下して爆発した。〔{{rm|13|20|宣替}}〕
 
* 火弾は女神([[木花姫]]の和魂)の姿となり、五人の御魂が開けたことを告げる。しかし岩彦はまだ開けていない。闇の中に五柱の女神([[本守護神]])と一柱の鬼([[副守護神]])が現れた。それぞれ名札がついており、女神には五人の名が、鬼には岩彦の名がついていた。岩彦は自分の副守護神の姿を見て思い知らされ、ようやく岩彦の本守護神も現れた。一行は醜の岩窟を出て、[[コシの峠]]へ進んで行く。〔{{rm|13|21|本霊}}〕
 
* 火弾は女神([[木花姫]]の和魂)の姿となり、五人の御魂が開けたことを告げる。しかし岩彦はまだ開けていない。闇の中に五柱の女神([[本守護神]])と一柱の鬼([[副守護神]])が現れた。それぞれ名札がついており、女神には五人の名が、鬼には岩彦の名がついていた。岩彦は自分の副守護神の姿を見て思い知らされ、ようやく岩彦の本守護神も現れた。一行は醜の岩窟を出て、[[コシの峠]]へ進んで行く。〔{{rm|13|21|本霊}}〕
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{{rm|59|14|舗照}}で[[キヨの関所]]の[[チルテル館]]の地下の岩窟に落ちた[[三千彦]]が「もう宜い加減に後へ引返しませう。何程行つても際限がありませぬわ。これから[[ベルヂスタン]]、[[アフガニスタン]]の方へ行くと、斯んな岩窟は沢山あると云ふ事です。'''醜の岩窟'''と云つて随分有名なものもあるからな」と言っているが、この「醜の岩窟」は本項で解説している醜の岩窟(フル野ケ原の醜の岩窟)ではないかと思われる。
  
 
== 脚注 ==
 
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2019年3月14日 (木) 11:06時点における最新版

この項目では、フル野ケ原にある醜の岩窟について説明しています。その他については「醜の岩窟」をご覧ください。

醜の岩窟(しこのいわや)は、霊界物語に登場する岩窟。フサの国フル野ケ原にある。

固有名詞というよりは、魔が棲む岩窟というような意味の普通名詞のようである。

概要

主なエピソード

第13巻第8~21章で醜の岩窟が舞台となる。半ダース宣伝使が岩窟を出たり(幻覚)また戻ったりしながら、身魂磨きの旅を続け、最後には六人の本守護神が現れる。

第59巻第14章舗照#キヨの関所チルテル館の地下の岩窟に落ちた三千彦が「もう宜い加減に後へ引返しませう。何程行つても際限がありませぬわ。これからベルヂスタンアフガニスタンの方へ行くと、斯んな岩窟は沢山あると云ふ事です。醜の岩窟と云つて随分有名なものもあるからな」と言っているが、この「醜の岩窟」は本項で解説している醜の岩窟(フル野ケ原の醜の岩窟)ではないかと思われる。

脚注

  1. 第13巻第8章醜の窟#:「醜の窟には六個の入口がある」、第13巻第11章怪しの女#:「醜の巌窟の六つの穴」