無鳥郷の蝙蝠(とりなきさとのこうもり、むちょうきょうのへんぷく)は、霊界物語に登場することわざ。
「すぐれた人のいないところで、つまらぬ者が幅を利かす」〔広辞苑〕ということ。
一般的には「鳥なき里の蝙蝠」と書くが、霊界物語など王仁三郎文献では「無鳥郷の蝙蝠」と書く場合が多い。
初出:第8巻第5章#:「結構々々と言はれて、一つ無鳥郷の蝙蝠でも気取つたら何うだらうナア」
変形として第24巻第2章#に「無鳥島の蝙蝠王(むちょうとうのへんぷくおう)」という表現が出る。