風声鶴唳
風声鶴唳(ふうせいかくれい)は、霊界物語第25巻第11章#の章題。
「風声鶴唳」とは中国の故事で、〈敗兵が、風の音や鶴の鳴き声をも敵かと思って驚き恐怖心をつのらせること。おじけづいた人が、ちょっとしたことにも驚き怖れること。〉〔広辞苑〕
地恩城で、黄竜姫は月見の宴を開いた。突如、黄竜姫は顔色が青ざめ、動揺した。黄竜姫の目に、友彦とその軍勢が攻めてくる光景が見えたのである。黄竜姫は高殿から転落して人事不省になってしまった。蜈蚣姫は慌てて高殿から階段を降って行った。
黄竜姫・蜈蚣姫の二人は、〈執着心の鬼〉のために、友彦が攻めてくる幻覚が見えたのであった。また、その罪悪の固まりから成る肉体は副守護神の容れ物として、高殿から谷間に落とされ、後には二人の本守護神のみが残っていた。
この〈執着心の鬼〉が、章題「風声鶴唳」ということ。