晴天白日
晴天白日(せいてんはくじつ)は、霊界物語第3巻第20章#の章題。
青雲山の「黄金の宮」の宮司・玉守彦は妻・玉守姫の嫉妬心により、「玉守彦が預かった玉は山に埋めて隠した。後日、玉の神力で八王八頭を放逐して青雲山を乗っ取る気だ」と讒訴されてしまった。
玉守彦は前章第3巻第19章「楠の根元」#で玉を隠したが、それは邪神に玉を奪われないようにするための秘策であった。
実際に、邪神に「黄金の宮」の玉を奪われてしまったが、それは偽の玉であり、真正の玉は山に隠してあったので無事だった。
〈玉守彦は疑ひ解けて晴天白日となり、かつその注意周到なる行動を激賞され、重く用ゐらるることとなり、天下に盛名を馳せにけり。〉