出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
国祖(こくそ)とは、国常立尊のこと。国=地の先祖という意味。
- 大本神諭では国祖は「国常立尊」という神名や「艮の金神」という俗称で呼ばれており、「国祖」は2度だけしか使われていない。また、大本神諭に「地祖」という呼び方が1度だけ出る。ただし何れも「こくそ」とか「ちそ」とはフリガナが付いていない。
- 「余り人民の我慢《が》が強過《つよす》ぎて、今までの世は大地を主宰《しゆごう》する国祖《せんぞ》の大神が、無いやうにして在りたから」「何程神力の有る大元の先祖でも、天は天の先祖なり、地は地の先祖が構はねば、天ばかりでは地は思ふやうに守護《かまえ》ぬから、天祖《てん》と地祖《ち》とが一致《ひとつ》になりて統治《をさめ》るぞよ」〔大本神諭 大正元年旧7月4日#〕
- 「此の世は末代続かして行かねば、途中で潰す事は成らん、天祖国祖《てんち》の世界で在るから」〔大本神諭 大正元年旧7月30日#〕
- 霊界物語には「こくそ」と読む「国祖」が第1巻から何度も使われている。
- 国祖に対して「天祖」と呼ばれる神もいる。→「天の御三体の大神」