菖蒲池
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概要
主なエピソード
チンリウ姫(その正体はセンリウ姫)の提案で、菖蒲池に舟を浮かべ清遊することになった。チンリウ姫、エームス王[1]、アララギ、他二人の侍女が乗って舟遊びをしていると、突然池の水が煮えくり返り、各所に水柱が立つ。舟は転覆しエームス王は水中に落ちてしまい、そのまま姿を現さなかった。他の四人は汀に這い上がり助かる。前日チンリウ姫の前に現れたセームスという美男は、この池の主で、巨大な蠑螈の精であった。にわかに池の水を踊らせて舟を転覆させ王を殺し、チンリウ姫の夫となって城を乗っ取ろうとたくらんだのである。〔第81巻第18章「蠑螈の精」#〕
脚注
- ↑ この時はまだ「太子」のはずだが「王」と記されてある。