祭政一致(さいせいいっち)とは、

(1) 神を祀る祭祀と、国を治める政治とを、一致させ、一体化させること。

古代においては宗教指導者が政治指導者を兼ねていたこともあり、近代に入ると明治維新の後、天皇が祭祀と政治の中心に立つ「祭政一致」の体制となった。単に祭祀だけでなく、教学的にも政治と結びつくと「政教一致」ということになる。

現在の日本では「政教分離」が原則となり、「祭政一致」や「政教一致」は否定されている。

出口王仁三郎は〈皇国の政体は祭政一致である。これが即ち天国の政体なのである。祭政一致の真意義は、神と国と君と民との「真釣ごと」である〉[1]等と唱え、「祭政一致」を肯定している。

→詳細は「皇道」

(2) 霊界物語第68巻第21章#の章題。

スダルマン太子がタラハン国の新しい王となり、大宮山の社に大国常立尊、神素盞嗚尊、盤古神王等が鎮祭され、〈カラピン王家の産土神として永遠に王自ら斎主となり奉仕する事となつた。〉

本章の本文に「祭政一致」という言葉そのものは使われていないが、政治を執る国王が自ら斎主として奉仕するという意味で、「祭政一致」という章題なのではないかと思われる。

外部リンク

脚注

  1. ↑ 『惟神の道』「天国の国体や如何#」。ここに限らず、王仁三郎が「祭政一致」を肯定している著述は多数ある。