月宮殿 (霊国)
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この項目では、霊国にある月宮殿について説明しています。その他の用法については「月宮殿 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
概要
主なエピソード
天国巡覧する治国別と玉依別は聖陽山を乗り越え、霊国の中心へ向かう。霊国の宣伝使・大八洲彦命に案内され、小高き丘陵(月照山)に着いた。そこに月宮殿があり、殿内に入って行く。そこには紫微宮で桃園を案内してくれた西王母がいた。西王母の後ろには巨大な月光が影のように付き従っていた(この西王母が実は月の大神)。西王母は天国霊国を巡見した二人の熱誠を賞め、これより天の八衢へ帰れば汝らは両人は元の肉体に帰り素盞嗚尊の神業に参加することが出来るであろう、と告げる。二人は祝詞を奏上しながら中間天国、下層天国を乗り越え、天の八衢へ帰って行った。〔第48巻第13章「月照山」#〕(月宮殿が舞台となるのはこの章だけである)