天葬(てんそう)は、霊界物語第57巻第22章#の章題。

オールスチンが帰幽し、比丘が参会者一同に〈皆さま土葬に致しますか、水葬にしますか、但は天葬に致すか、どちらが宜しいか〉と尋ねると、オールスチンの息子ワックスが〈何卒天葬に願ひませう。さすれば天国へ参るでせうから〉と頼んだ。

天葬と云へばコルブス(死骸)を墓地に運び石刀や丸石を以て体を細々にきざみ、骨も残らず粉にして了ひ、麦の煎粉をまぶして団子をつくり、沢山な禿鷲に喰はして了ふ儀式である。

こうしてオールスチンの天葬式が営まれた。

外部リンク

天葬とは中国での呼び方で、日本では「鳥葬(ちょうそう)」と呼ばれている。

  • 鳥葬 - ウィキペディア