僧院ホテル
僧院ホテル(そういんほてる)は、霊界物語に登場するホテル。エルサレムにあり、第64巻上下の主要な舞台の一つ。これは通称で、正式名は「ホスビース・ノートルダム・ド・フランス」[1]と呼ぶ。現実に存在する施設である。
概要
主なエピソード
- ルートバハーの宣伝使ブラバーサは、アメリカンコロニーのマリヤに紹介されて僧院ホテルの2階に宿泊することになった。〔第64巻上第3章「聖地夜」#〕
- 僧院ホテルのブラバーサの部屋を、アメリカンコロニーの執事スバッフォードが訪問し、意見を交わす。〔第64巻上第4章「訪問客」#〕
- 僧院ホテルのブラバーサの部屋を、バハイ教の宣伝使バハーウラーが訪問し、意見を交わす。〔第64巻上第15章「大相撲」#〕
- ブラバーサは、言い寄って来るマリヤを避けるため、僧院ホテルを出て、シオン山の渓谷の草庵に隠れ住むことにした。〔第64巻上第16章「天消地滅」#〕
- ユラリ教の教祖お寅(虎嶋寅子)、守宮別、お花、曲彦の4人は、僧院ホテルの2階に宿泊することになった。〔第64巻上第24章「妖蝕」#〕
- キリストの復活祭の日、僧院ホテルで祈祷が捧げられ、司教のテルブソンやアメリカンコロニーのスバッフォード、そしてブラバーサが演説をする。そこへお寅が現れ、ブラバーサの妨害をするが、イスラム教徒のトンク、テク、ツーロの3人にお寅は担がれ、裏口から連れて行かれてしまった。〔第64巻下第1章「復活祭」#〕
- 守宮別、お花、ヤクの3人は、僧院ホテルの立派な座敷を3間(一号室~三号室)貸し切り、新ウラナイ教を設立した。そこへ、綾子やお寅が現れ、守宮別の女関係をめぐって、妄動が繰り広げられる。〔第64巻下第12章「開狂式」#~第18章「誠と偽」#〕
- 僧院ホテルの三号室で、守宮別・お寅・お花の3人は、エルサレム署の高等係から、聖地からの退去命令書を受け取る。〔第64巻下第21章「不意の官命」#〕
実在の僧院ホテル
現在は「The Notre Dame of Jerusalem Center(ノートルダム・オブ・エルサレム・センター)」と呼ぶ、カトリック教皇庁の機関である。エルサレム旧市街の新門(ニューゲート)のすぐ外側に位置する、巡礼者向けの宿泊・文化施設で、1978年に設立された。フランス語で「Notre-Dame(ノートルダム)」とは、「私たちの貴婦人」という意味で、聖母マリアのことである。
もともとは「Notre Dame of France」(フランス語だと「Notre-Dame de France」)と呼ばれる宿泊施設である。19世紀末にフランスのカトリック修道会「聖母被昇天会」によって建設され、1888年に巡礼者の受け入れを始めた。
完成後の建物には、300室、礼拝堂2つ、読書室、食堂、博物館などがあった。
1948年のイスラエル建国以降、戦争によってイスラエル軍が建物を占拠。1972年に教皇庁が建物を取得し、現在の形になった。
外部リンク
- The Notre Dame of Jerusalem Center(公式サイト・英語)
- Notre Dame of Jerusalem Center(Wikipedia英語版)