不動山

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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不動山(ふどうやま)は、上谷(現・綾部市下八田町上谷)の近辺にある山。

霊界物語では第38巻第7章火事蚊#にだけ登場する。それによると──福島寅之助に邪神が懸かり、その言を信じた大勢の信者たちは福島の後を追って上谷の修行場に行ってしまった。喜楽(王仁三郎)は教祖(ナオ)の命で上谷へ行くと、福島と信者たちは不動山に登って行ったという。喜楽も不動山に登り一同の様子を窺っていると、彼らは教祖や喜楽の悪口を言い、また夕暮れの闇に見える瓦屋の竈の煙を指して、神罰のため綾部の広前は火事になり喜楽は火傷を負いながら火消しをしている、などとデタラメを言っている。喜楽は姿を現して怒鳴りつけ、福島らの言動が全くの嘘デタラメであると説諭した。一同は綾部にいたと思っていた喜楽が突然現れたので驚き混乱し、不動山を下って行った。

大地の母 第六巻』「妖魅襲来」#では不動山ではなく「堂山」と書かれている。