ヨタリスクは、霊界物語で使われている言葉。外国語ではなく、おそらく出口王仁三郎の造語。「与太理屈(よたりくつ)」を外国語風に言ったもので、「デタラメな話」とか「屁理屈」という意味だと思われる。

「ヨタリスク」という言葉は霊界物語で次の6回使われているほか、第25巻第2章「与太理縮」#の章題になっている。

  1. 〈ヤア其方は何ぢや彼ぢやと暇取らせ、其間に戦闘の準備を整へ、吾々を鏖殺せむとするの計略ならむ。ソンナ ヨタリスクは聞く耳持たぬ、速に此門開けよ〉〔第15巻第3章「十六花」#〕
  2. 〈サア返答を改めて聞かして下さい。今迄の様なヨタリスクはモウ喰ひませぬから、駄目ですよ〉〔第23巻第10章「家宅侵入」#〕
  3. 〈妾の質問に答へて下さい。今度は今迄の様なヨタリスクは聞きませぬぞ。〉〔第23巻第15章「婆と婆」#〕
  4. 〈よくも、ヨタリスクを並べよつたな、ようも悪魔の変化奴。〉〔第24巻第6章「アンボイナ島」#〕
  5. 〈酔うて酔うて酔ひちらし、力一杯ヨタリスクを並べ立てて、今日の凱旋祝ひを完全に勤め上げるのだよ。〉〔第30巻第23章「ブール酒」#〕
  6. 〈ヨヽヽヨタリスクを、ラヽヽ乱発し、リヽヽ理窟にも合ぬ事を、ルヽヽ縷々数万言を並べ立て〉〔第31巻第9章「誤神託」#〕

これらの用例を見ると、「ヨタリスク」とは「デタラメな話。筋の通らない屁理屈。口先だけの誤魔化しや、下らない言い訳。また、そのような話を長々と並べ立てること」というような意味になる。

語源としては「与太」+「理屈」だと思われる。

「与太」は「与太話」のように、「デタラメ」とか「馬鹿げた」「下らない」という意味がある。

「与太理屈(よたりくつ)」を外国語風にシャレて言ったのが「ヨタリスク」だと考えられる。

なお、霊界物語以外で、世間一般で「ヨタリスク」という言葉が使われている例は見当たらない。