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国治別
,'''国治別'''(くにはるわけ)は、[[霊界物語]]に登場する人物。[[言霊別命]]の部下。
{{rm|34|6|蜂の巣}}の[[房公]]のセリフに名前が出るだけ。「昔シオン山に戦ひのあつた時、言霊別命の部下に国治別と云ふ大将があつた。其時数多の部下が敵軍の為めに重傷を負ひ喉が乾いて困つて居つた。国治別の大将も同じく重傷を負ひ水を飲みたがつて居たが、手近に水が無いので部下の臣卒がやつとの事で谷川に下り、帽子に水を盛つて国治別の前へ持つて来た。其時に沢山の部下の臣卒は其水を眺めて羨ましさうな顔色をして居た。国治別神はそれを見て自分の飲み度い水も飲まず、部下の臣卒に飲ましてやれといつて其場に討死をなされたと云ふ事だ。人の頭にならうと思へば其位な慈愛の心が無くては部下は育ちませぬよ」
シオン山の戦いは[[第2巻]]に記されているが、前記のようなエピソードは記されていない。
{{デフォルトソート:くにはるわけ}}
[[Category:霊界物語の人物]]
{{rm|34|6|蜂の巣}}の[[房公]]のセリフに名前が出るだけ。「昔シオン山に戦ひのあつた時、言霊別命の部下に国治別と云ふ大将があつた。其時数多の部下が敵軍の為めに重傷を負ひ喉が乾いて困つて居つた。国治別の大将も同じく重傷を負ひ水を飲みたがつて居たが、手近に水が無いので部下の臣卒がやつとの事で谷川に下り、帽子に水を盛つて国治別の前へ持つて来た。其時に沢山の部下の臣卒は其水を眺めて羨ましさうな顔色をして居た。国治別神はそれを見て自分の飲み度い水も飲まず、部下の臣卒に飲ましてやれといつて其場に討死をなされたと云ふ事だ。人の頭にならうと思へば其位な慈愛の心が無くては部下は育ちませぬよ」
シオン山の戦いは[[第2巻]]に記されているが、前記のようなエピソードは記されていない。
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[[Category:霊界物語の人物]]