心の鬼(こころのおに)は、霊界物語第20巻第8章#の章題。
宗彦は物の怪の病気で苦しんでいる原彦の家に祈祷に行く。病床の原彦は「田吾作、赦してくれ」と叫ぶ。原彦が大井川から落として死んだ人の死霊が祟っているらしかった。
しかし宗彦は、決して田吾作の怨霊が祟っているのではない、〈お前の心の鬼が身を責るのだ〉と言う。実は田吾作は生きていた。〈要するに神経病だ、心に犯した罪悪の鬼に責られて居るのです。今に当人がやつて来て「許す」と一言云つたら全快は請合です〉と宗彦は告げる。
そして田吾作がやってきて、事情が分かると、宗彦の病は治った。