浄土真宗をぬけ出でて
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浄土真宗をぬけ出でて(じょうどしんしゅうをぬけいでて)は、大本信徒の富士津日水勇(ふじつふみお)(藤津進)の著書。浄土真宗から大本に改宗した信仰体験を綴った本。昭和2年(1927年)刊。
題名は広告では「脱け出でて」だが、実際の本の表紙では「ぬけ出でて」になっている。
次は機関誌掲載の広告の宣伝文[1]。「真宗の一末寺に産声をあげた著者はその信仰に就て幾多の体験を持つてゐたが、十年前不思議な法縁に依つて大本に入信しその真体を味得[2]するに及び、その思想に体験に未来の得達等に就て甦生の感を深くした。本書は著者が過去の真宗に遡り現在の信仰に依つて真宗の是非を論じ、人生の真諦を大本に依つて説いたものである。」