言霊生島(ことたまいくしま)は、
本頁では島としての言霊生島について解説する。
万里の海を朝香比女の神一行が舟に乗り進んで行くと、浪が高くなり、舟は荒浪の中を木の葉のように翻弄される。朝香比女の神が歌を詠むと、猛り狂っていた浪は鋸の歯のような険峻な岩山(鋸山)と化し、泡立つ小波は砂となって島が生まれた。起立比古の神はこの島を「浪の小島」と命名し、朝香比女の神は「言霊生島」と命名した。