祠の森 (イホ)
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この項目では、イホの国の祠の森について説明しています。フサの国の祠の森については「祠の森」をご覧ください。
祠の森(ほこらのもり)は、霊界物語に登場する森。イホの都の町外れにあり、国魂神を祀る小さな祠がある。
概要
- 別名:イホの森、国魂の森
- 「祠の森」「イホの森」「国魂の森」という名で呼ばれるのは第12巻第3章「蚊取別」#にそれぞれ1回だけ出るだけだが、森自体はその前の章第2章「直会宴」#から第4章「初蚊斧」#まで舞台となっている。
主なエピソード
白瀬川の魔神を言向け和しに向かう[1]三光の宣伝使(高光彦、玉光彦、国光彦)は、祠の森で寝ていると、大勢の人がやって来て祈願を行い、直会となる。すると酋長(夏山彦)と金持ちの春公の二人に対して村人らが、天候不順で食べ物がないので、春公の倉を開けて食べ物を配れと要求し、騒動となる。
そこへ宣伝使の蚊取別が現れて、霊縛をかけると群集は動けなくなってしまった。群集のリーダー格の初公は、蚊取別の過去(大酒呑みで人を泣かした)をしゃべろうとするので、蚊取別は初公の霊縛を解いてやる。初公は町の人たちが可愛そうなので悪の仮面を被って憎まれ者になって酋長や春公に掛け合ってみたのだった。蚊取別の指導で初公が鎮魂術を行うと、人々の霊縛は解けた。
蚊取別と三光の宣伝使は初公を伴い、酋長の館を目指して進み行く。〔ここまで第12巻第2章「直会宴」#~第4章「初蚊斧」#〕