概要
- 王仁三郎は神示の宇宙を著した理由として〈国祖大神以下の神々の御退隠について、その地点を明示する必要上、神示の宇宙を次章に述べ示さむとす〉と記している〔第4巻第45章「あゝ大変」#章末〕。
- 霊界物語に書き記した神示の宇宙は現代の学者に分からせるためではなく、〈幾百年後の智者学者の為めに書き残して置くのである〉と王仁三郎は述べている。〔玉鏡「神示の宇宙」#〕
- 神示の宇宙の最大の特徴は、地球は「球」ではなく平らな「地平」だという「地平説」である(後述)。ただし神の目から見た場合に平面に見えるということであり、人間の目から見た時には球体である。
- 地平とは言っても扁平なのではなく、たとえば〈餅の如き形〉だと王仁三郎は教えている。〔玉鏡「神示の宇宙」#〕
関連項目
「神示の宇宙」全5章以外に、神示の宇宙観に言及した教示として次のものがある。
脚注
- ↑ 戦前の版では「〔其一〕」のように亀甲括弧で括られ、漢字で「其」だが、戦後の校定版や愛善世界社版では括弧は無く、「その一」のように平仮名で「その」と表記されている。これは単なる表記の問題であり重要ではない。オニペディアでは「その一」のように表記する。
- ↑ 第4巻第46章「神示の宇宙 その一」#:〈神の眼より見る時は、太陽、地球共に少しも位置を変ずることなく〉
- ↑ 第4巻第47章「神示の宇宙 その二」#:〈自分の宇宙観は凡て神示の儘なれば、現代の天文学と如何なる交渉を有するや否やは全然自分の関知するところにあらず〉