「呉の海」の版間の差分
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別の章には、東に分かれた湖水は「[[牛の湖水]]」で現代の裏海(カスピ海)であり、西に分かれた湖水は「[[唐の湖]]」で現代の黒海であると書かれてある。<ref>{{rm|3|16|玉ノ井の宮}}:「東に分れし湖水の水は地上に停留してふたたび湖水を形成したり。これを牛の湖水といふ。今日の地理学上の'''裏海'''にして、また西に分れ降りて湖水を形成したるを、唐の湖といふ。現今地理学上の'''黒海'''なり」</ref> | 別の章には、東に分かれた湖水は「[[牛の湖水]]」で現代の裏海(カスピ海)であり、西に分かれた湖水は「[[唐の湖]]」で現代の黒海であると書かれてある。<ref>{{rm|3|16|玉ノ井の宮}}:「東に分れし湖水の水は地上に停留してふたたび湖水を形成したり。これを牛の湖水といふ。今日の地理学上の'''裏海'''にして、また西に分れ降りて湖水を形成したるを、唐の湖といふ。現今地理学上の'''黒海'''なり」</ref> | ||
つまり'''「琵琶の湖」と「牛の湖水」は同一'''で、'''「呉の海」と「唐の湖」は同一'''ということになる。したがって呉の海は黒海に相応するということになる。→「[[玉ノ井の湖#唐の湖と呉の海の位置]] | つまり'''「琵琶の湖」と「牛の湖水」は同一'''で、'''「呉の海」と「唐の湖」は同一'''ということになる。したがって呉の海は黒海に相応するということになる。→「[[玉ノ井の湖#唐の湖と呉の海の位置]]」 | ||
ただし雛型論の上では、黒海は大阪湾に相応する。同じ瀬戸内海だが呉と大阪湾では位置が全く異なる。→「[[日本と世界との比較対応地図]]」 | |||
== 主なエピソード == | == 主なエピソード == | ||
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世界では、黒海のこと(前述)。 | 世界では、黒海のこと(前述)。 | ||
== 脚注 == | == 脚注 == | ||