壇の浦

壇の浦（だんのうら）は、霊界物語第22巻第5章の章題。

錦の宮の八尋殿で高姫が三五教の幹部・信徒を前にして、黒姫が保管していた黄金の玉が紛失した件で演説をするが、最初は優勢だったものの、自分が保管していた如意宝珠の玉と紫の玉も紛失したことが発覚し、聴衆に責められ敗北した。その様子が、壇ノ浦の戦いで最初優勢だった平氏が潮流が逆になり敗北した様子と似ているので、章題が「壇ノ浦」と命名されたのではないかと思われる。

他にも霊界物語に「壇の浦」という言葉が次の2箇所に出るが、いずれも比喩・慣用句的に使われているだけで、実際の壇の浦が登場するわけではない。

• 第23巻第10章#：「源平の戦ひぢやないが、長門の壇の浦迄行く積りか知らぬが」
• 第71巻第4章#：「最後の壇の浦迄行つた所で、エツパツパとやられちや」

現実の地理

山口県下関市の壇ノ浦。源平合戦の古戦場として知られる。

外部リンク

• 壇ノ浦 - ウィキペディア
• 壇ノ浦の戦い - ウィキペディア