「アタル丸」の版間の差分

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'''アタル丸'''(あたるまる)は、霊界物語に登場する船である。9巻18~21章でアタル丸船上が舞台となる。
'''アタル丸'''(あたるまる)は、[[霊界物語]]に登場する船である。


[[テルの国]]の南方にある[[ハラの港]]から、[[ヒルの国]]の[[アタルの港]]に向かう船。{{rm|9|18|}}
== 概要 ==
* 初出:{{rm|9|18|初陣}}
* [[第9巻]]だけに出る。
* [[テルの国]]の南方にある[[ハラの港]]から、[[ヒルの国]]の[[アタルの港]]に向かう船。<ref>{{rm|9|18|初陣}}</ref>




== エピソード ==
== 主なエピソード ==


6月十三夜の夜、[[珍山彦]]は[[松竹梅の宣伝使|松竹梅]]の3人と共に常世国に向かうため、アタル丸に乗った。すると悪党の[[熊公]]と[[虎公]]も同じ船に乗っていた。この2人は、[[三笠丸]](筑紫島のヨルの港から高砂島のテルの国へ向かう)で松竹梅と従者の[[照彦]]から金を奪って逃げた男たちである。
{{rm|9|18|初陣}}~{{rm|9|21|志芸山祇}}で舞台となる。
 
六月の十三夜の夜、[[珍山彦]]は[[松竹梅の宣伝使|松竹梅]]の3人と共に常世国に向かうため、アタル丸に乗った。すると悪党の[[熊公]]と[[虎公]]も同じ船に乗っていた。この2人は、[[三笠丸]](筑紫島のヨルの港から高砂島のテルの国へ向かう)で松竹梅と従者の[[照彦]]から金を奪って逃げた男たちである。


珍山彦は松代姫に、宣伝使の初陣として2人を言向け和すように指示する。
珍山彦は松代姫に、宣伝使の初陣として2人を言向け和すように指示する。
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翌日の五つ時(8時頃)アタルの港に到着すると、波止場で2人が待っていた。海中で[[巨大な亀]]に救われたのだ。虎公は懺悔して謝罪する。改心した虎公は[[志芸山津見]]と改名し[[カルの国]]を宣伝することになる。
翌日の五つ時(8時頃)アタルの港に到着すると、波止場で2人が待っていた。海中で[[巨大な亀]]に救われたのだ。虎公は懺悔して謝罪する。改心した虎公は[[志芸山津見]]と改名し[[カルの国]]を宣伝することになる。


{{rm|9|18|}}~{{rm|9|22|}}
== 脚注 ==
 
<references/>
 


[[Category:霊界物語の船|あたるまる]]
[[Category:霊界物語の船|あたるまる]]