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'''フサの国'''(ふさのくに)は、[[霊界物語]]に登場する国。太古のペルシャ(イラン)のこと。
'''フサの国'''(ふさのくに)は、[[霊界物語]]に登場する国。現代のイラン(ペルシャ)のこと。


== 概要 ==
== 概要 ==
* 表記ゆれ:波斯の国(ふさのくに) <ref>使用回数は、フサの国146回、波斯の国34回、波斯国2回、ペルシヤ9回</ref>
* 表記ゆれ:'''波斯の国'''(ふさのくに) <ref>使用回数は、フサの国146回、波斯の国34回、波斯国2回、ペルシヤ9回</ref>
* 別名:波斯(ペルシヤ)、ペルシヤ
* 別名:波斯(ペルシヤ)、ペルシヤ
* 初出:{{rm|12|2|直会宴}}(フサの国)
* 初出:{{rm|12|2|直会宴}}(フサの国)
* 「フサ」は「ペルシア」の言霊反しである(ヘル→フ、シア→サ)。
* 「フサ」は「ペルシア」の[[言霊反し]]である(ヘル→フ、シア→サ)。


== 地理 ==
== 地理 ==
次は[[第13巻]]から出る。
* [[フサの海]]:
* [[フサの海]]:
* [[スガ山 (フサの国)]]:
* [[北山 (フサの国)]]:
* [[北山村]]:
* [[ウブスナ山]]:
* [[斎苑の館]]:
* [[斎苑の高原]]:
* [[イソ山峠]]:
* [[タールの都]]:
* [[タールの都]]:
* [[ライオン河]]:
* [[ビクトル山]]:
* [[フル野ケ原]]:
* [[フル野ケ原]]:
* [[醜の窟]]:フル野ケ原にある。
* [[醜の岩窟]]:フル野ケ原にある。
* [[タカオ山脈]]:フル野ケ原にある。
* [[タカオ山脈]]:フル野ケ原にある。
* [[コシの峠]]:タカオ山脈にある。
* [[コシの峠]]:タカオ山脈にある。
* [[猿山峠]]:タカオ山脈に連続している。
* [[猿山峠]]:タカオ山脈に連続している。
* [[岩骨の山]]:
* [[玉山]]:
* [[玉山峠]]:
* [[河鹿峠]](河鹿山):
* [[懐谷]]:河鹿峠にある。
* [[河鹿川]]:ライオン河に注ぐ。
* [[祠の森]]:河鹿峠の南坂を下った途中にある。
* [[山口の森]]:河鹿山の南麓にある。
* [[小鹿峠]](小鹿山):
* [[小鹿峠]](小鹿山):
** [[十八峠]](十八坂)
** [[十八峠]](十八坂)
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** [[二十五番峠]](二十五峠)
** [[二十五番峠]](二十五峠)
** [[二十六番峠]]
** [[二十六番峠]]
* [[高取村]]:弥次彦・与太彦が住んでいた村。
* [[田子の町]]:
* [[タルの港]]:
* [[タルの川]]:
* [[シヅの森]]:タルの港の近辺にある。
次は[[第14巻]]から出る。
* [[山田村]]:小鹿峠の十九番坂の麓にある。
* [[山田村]]:小鹿峠の十九番坂の麓にある。
* [[小鹿川]]:小鹿山の山麓を流れている。
* [[小鹿川]]:小鹿山の山麓を流れている。
* [[高取村]]:弥次彦・与太彦が住んでいた村。
* [[小山村]]:小鹿峠の途中にある。
* [[小山村]]:小鹿峠の途中にある。
* [[田子の町]]:
 
次は[[第15巻]]から出る。
* [[北山 (フサの国)]]:
* [[ウブスナ山]]:
* [[斎苑の館]]:
* [[斎苑の高原]]:
* [[河鹿峠]](河鹿山):
* [[河鹿川]]:ライオン河に注ぐ。
 
次は[[第16巻]]から出る。
* [[北山村]]:
* [[イソ山峠]]:
 
次は[[第24巻]]から出る。
* [[テルモン山]]:フサの国と月の国の国境にある。
 
次は[[第33巻]]から出る。
* [[新井峠]]:
* [[新井峠]]:
* [[テルモン山]]:フサの国と月の国の国境にある。
* [[アン・ブラック川]]:テルモン山から流れ、テルモン湖に注ぐ。
* [[アン・ブラック滝]](不動滝):
* [[テルモン湖]](キヨの湖):
* [[高野ケ原]]:テルモン山の麓にある。
* [[仙聖山]]:
* [[仙聖郷]]:仙聖山の南麓にある。
* [[高井ケ岳]]:
* [[高井ケ岳]]:
* [[高井の村]]:高井ケ岳の山麓にある。
* [[高井の村]]:高井ケ岳の山麓にある。
* [[シメジ峠]]:フサの国とビクの国の境にある。
* [[エルシナ谷]]:テルモン山の山続きの谷。
* [[エルシナ川]]:
* [[タルの港]]:
* [[タルの川]]:
* [[玉滝]]:浮木の里の入口にある。
* [[葵の沼]]:
* [[柏井の里]]:
* [[柏井の里]]:
* [[柏井川]]:
* [[柏井川]]:
次は[[第39巻]]から出る。
* [[ライオン河]]:
* [[玉山]]:
* [[玉山峠]]:
* [[清春山]]:フサの国と月の国の国境にある。
次は[[第40巻]]から出る。
* [[葵の沼]]:
* [[クルスの森]]:
* [[クルスの森]]:
* [[シヅの森]]:タルの港の近辺にある。
 
次は[[第43巻]]から出る。
* [[懐谷]]:河鹿峠にある。
* [[祠の森]]:河鹿峠の南坂を下った途中にある。
 
次は[[第44巻]]から出る。
* [[山口の森]]:河鹿山の南麓にある。
* [[野中の森]]:
* [[野中の森]]:
* [[小北山]]:坂照山にある。ウラナイ教の本山。
次は[[第45巻]]から出る。
* [[坂照山]]:浮木ケ原の近くにある。
次は[[第46巻]]から出る。
* [[怪志の森]]:
* [[怪志の森]]:
* [[坂照山]]:浮木ケ原の近くにある。
* [[小北山]]:坂照山にある。ウラナイ教の本山。
* [[衣笠村]]:小北山の近くにある。
* [[衣笠村]]:小北山の近くにある。
次は[[第51巻]]から出る。
* [[玉滝]]:浮木の里の入口にある。
次は[[第53巻]]から出る。
* [[ビクトル山]]:
* [[シメジ峠]]:フサの国とビクの国(月の国の中の一つ)の境にある。
* [[猪倉山]]:
* [[猪倉山]]:
次は[[第54巻]]から出る。
* [[玉木村]]:猪倉山の山麓にある。
* [[玉木村]]:猪倉山の山麓にある。
* [[清春山]]:フサの国と月の国の国境にある。
 
次は[[第55巻]]から出る。
* [[チヌの村]]:
 
次は[[第56巻]]から出る。
* [[スガ山 (フサの国)]]:
* [[アン・ブラック川]]:テルモン山から流れ、テルモン湖に注ぐ。
* [[アン・ブラック滝]](不動滝):
* [[高野ケ原]]:テルモン山の麓にある。
* [[エルシナ谷]]:テルモン山の山続きの谷。
* [[エルシナ川]]:
 
次は[[第63巻]]から出る。
* [[岩骨の山]]


次はフサの国と[[月の国]]の間の[[アフガニスタン]]にある。
次はフサの国と[[月の国]]の間の[[アフガニスタン]]にある。
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== 主なエピソード ==
== 主なエピソード ==
フサの国は月の国の次に、霊界物語で登場場面の多い国である。
フサの国は[[月の国]]の次に、霊界物語で登場場面の多い国である。
;第13巻 : [[半ダース宣伝使]]の身魂磨きの旅。
;第13巻 : [[半ダース宣伝使]]の身魂磨きの旅。
;第14巻 : [[弥次彦]]・[[与太彦]]・[[勝彦]]らの身魂磨きの旅。
;第14巻 : [[弥次彦]]・[[与太彦]]・[[勝彦]]らの身魂磨きの旅。
;第15巻第6~9章 : [[北山村]]の[[ウラナイ教]]本部。[[高姫]]、[[黒姫]]が初登場。
;第15巻第6~9章 : [[北山村]]の[[ウラナイ教]]本部。[[高姫]]、[[黒姫]]が初登場。
;第19巻第5~6章 : 北山村のウラナイ教本部。
;第19巻第5~6章 : 北山村のウラナイ教本部。
=== 第39巻以降 ===
;第39巻第1~3章 : [[斎苑の館]]で[[大黒主調伏相談会]]。
;第39巻第1~3章 : [[斎苑の館]]で[[大黒主調伏相談会]]。
;第39巻第4~12章 : [[河鹿峠]]を、[[蜈蚣姫]]・[[黄竜姫]]母娘、[[照国別]]一行が進む。(第13章以降は[[アフガニスタン]]が舞台となる)
;第39巻第4~12章 : [[河鹿峠]]を、[[蜈蚣姫]]・[[黄竜姫]]母娘、[[照国別]]一行が進む。(第13章以降は[[アフガニスタン]]が舞台となる)
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霊界物語にはパキスタンは出て来ないが、パキスタンは第二次大戦前は英領インドの一部であった(昭和22年に独立)。であるから大正~昭和初期は、内陸部ではペルシアとインドの間にアフガニスタンがあり、沿岸部ではペルシアとインドが国境を接していた。
霊界物語にはパキスタンは出て来ないが、パキスタンは第二次大戦前は英領インドの一部であった(昭和22年に独立)。であるから大正~昭和初期は、内陸部ではペルシアとインドの間にアフガニスタンがあり、沿岸部ではペルシアとインドが国境を接していた。
== スサノオ・イラン出身説 ==
霊界物語で[[スサノオ]]の本拠地は[[ウブスナ山]]にあるが、それに比定されるのはイランのダマバンド山である(→[[ウブスナ山#現実のウブスナ山]])。
スサノオがイランの出身であるとする説は昔からあり、古代都市スサの王だったという説もある。スサ(スーサ)は現在のフーゼスターン州シューシュで、古代神殿跡が発掘されている。また45キロほど南方にはジッグラト(階段ピラミッド)のチョガ・ザンビール遺跡がある。
* [[木村鷹太郎]]『世界的研究に基づける日本太古史 下巻』明治44年(1911年)、242頁、スサノオは〈波斯スサの尊者〉の意だとする。{{ndldl|772308/1/157}}
* [[小谷部全一郎]]『日本及日本国民之起原』昭和4年(1929年)、74頁ほか、スサノオは〈スサの王〉だとする。{{ndldl|1466334/1/75}}
* {{wp|スーサ}}
* {{wp|チョガ・ザンビール}}


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* <wp>ペルシア</wp>
* {{wp|ペルシア}}
* <wp>イラン</wp>
* {{wp|イラン}}


{{デフォルトソート:ふさのくに}}
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[[Category:霊界物語の国]]
[[Category:霊界物語の国]]