四大主義

四大主義（しだいしゅぎ）とは、清潔主義・楽天主義・進展主義・統一主義の4ヶ条のこと。

概要

天恩郷の四大主義碑には次の文言が刻まれている。

　　　四大主義

清潔主義　　心身修祓の大道

楽天主義　　天地惟神の大道

進展主義　　社会改善の大道

統一主義　　上下一致の大道

（読み方は「四大主義#」参照）

上記の文言が現在標準的な文言になっているが、文献によっては多少表現のゆれが見られる。

『神霊界』大正9年（1920年）11月11日号2頁には「日本民族処世上の四大主義#」と題して次の4ヶ条が記されている。先頭の「～主義」は同じだが（順序は異なる）その後の短い説明が少々異なる。

清潔主義　　身曽岐の大道

統一主義　　上下一致の大道

楽天主義　　国民特有の大道

進展主義　　国家開発の大道

「進展主義」が「進取《しんしゅ》主義」に、「楽天主義」が「楽観主義」になっているケースもある。

• 霊界物語第47巻第19章「化相神」#：〈凡て天国は清潔主義、統一主義、進取主義、楽観主義であるから〉
• 『王仁文庫　第五篇　道の大原』「第三章#」：〈この清潔主義、楽天主義、進取主義、統一主義との四つが皇道の四大主義であります〉

主義と綱領

四大主義と四大綱領は異なるものだが、四大綱領が四大主義と呼ばれている場合がある。

→詳細は「四大綱領#名称」

関連文献

上述の文献以外に、四大主義の原文が掲載されている文献や、それが解説されている文献など。

• 『大本の道』「第一〇章　四大主義#」
• 『大本のおしえ』163頁「四大主義」
• 霊界物語第34巻第16章「楽天主義」#：〈神様の教は楽天主義だ〉
• 玉鏡「信仰と病気」#：〈大本はウーピーの宗教として楽天主義を尚ぶのは、人の精神力を旺盛にせむがためである〉

関連項目

• 大本教旨
• 三大学則
• 四大綱領