「葦原の国土」の版間の差分
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* [[朝香比女の神]]は[[忍ケ丘]]に大本営を構え、四柱の神([[初頭比古の神]]、[[起立比古の神]]、[[立世比女の神]]、[[天晴比女の神]])を[[グロスの沼]]に向かす。四柱が言霊を宣るとグロノスとゴロスは空高く逃げて行った。 | * [[朝香比女の神]]は[[忍ケ丘]]に大本営を構え、四柱の神([[初頭比古の神]]、[[起立比古の神]]、[[立世比女の神]]、[[天晴比女の神]])を[[グロスの沼]]に向かす。四柱が言霊を宣るとグロノスとゴロスは空高く逃げて行った。 | ||
* 朝香比女の神は、[[御樋代神]]の[[葦原比女の神]]に、グロスの島を改めて「[[葦原の国土]]」と名乗るよう名を与える<ref name="rm7811" />。また燧石と万里の島のダイアモンドを贈る。 | * 朝香比女の神は、[[御樋代神]]の[[葦原比女の神]]に、グロスの島を改めて「[[葦原の国土]]」と名乗るよう名を与える<ref name="rm7811" />。また燧石と万里の島のダイアモンドを贈る。 | ||
* 天に上弦の月と金星と土星が並んで輝くのを見て、この葦原の国土を改革すべき時が来たことを神々は感知する。朝香比女の神は、葦原の国土の標章として、スの玉を十個並べて「真言の国土の標章(まことのくにのしるし)」とせよと命じた。* 葦原比女の神は国津神を天津神に昇格させ、今までの天津神を国津神に任じて、「[[葦原新国]]」と改称した。 | * 天に上弦の月と金星と土星が並んで輝くのを見て、この葦原の国土を改革すべき時が来たことを神々は感知する。朝香比女の神は、葦原の国土の標章として、スの玉を十個並べて「真言の国土の標章(まことのくにのしるし)」とせよと命じた。 | ||
* 葦原比女の神は国津神を天津神に昇格させ、今までの天津神を国津神に任じて、「[[葦原新国]]」と改称した。 | |||
** 国津神から天津神に任じられた五柱の神は、[[野槌比古の神]]、[[高比古の神]]、[[照比古の神]]、[[清比古の神]]、[[晴比古の神]]。 | ** 国津神から天津神に任じられた五柱の神は、[[野槌比古の神]]、[[高比古の神]]、[[照比古の神]]、[[清比古の神]]、[[晴比古の神]]。 | ||
** 天津神から国津神に任じられた五柱の神は、[[真以比古の神]]、[[成山比古の神]]、[[霊生比古の神]]、[[栄春比女の神]]、[[八栄比女の神]]で、それぞれ葦原の国土の西の国土、南の国土、東の国土、北の国土、忍ケ丘の司に任じられた。<ref>{{rm|78|17|天任地命}}</ref> | ** 天津神から国津神に任じられた五柱の神は、[[真以比古の神]]、[[成山比古の神]]、[[霊生比古の神]]、[[栄春比女の神]]、[[八栄比女の神]]で、それぞれ葦原の国土の西の国土、南の国土、東の国土、北の国土、忍ケ丘の司に任じられた。<ref>{{rm|78|17|天任地命}}</ref> |