「地の高天原」の版間の差分

編集の要約なし
 
(同じ利用者による、間の5版が非表示)
1行目: 1行目:
'''地の高天原'''(ちのたかあまはら)は、地上界・地系の中心地([[高天原]])のこと。たいていの場合は、[[聖地エルサレム]]か、[[綾部の大本]]の代名詞として使われる。
'''地の高天原'''(ちのたかあまはら)は、地上界・地系の中心地([[高天原]])のこと。たいていの場合は、[[聖地エルサレム]]か、[[綾部の大本]]の代名詞として使われる。
== 概要 ==
* 霊界物語での初出:{{rm|1|16|神界旅行(三)}}


== 聖地エルサレム ==
== 聖地エルサレム ==
霊界物語において「地の高天原」は多くの場合、太古の地上神界の首都(神都)である「[[聖地エルサレム]]」の別名として使われている。
霊界物語において「地の高天原」は多くの場合、太古の地上神界の首都(神都)である「[[聖地エルサレム]]」の別名として使われている。


【例】「八百万の神人を地の高天原なる聖地ヱルサレム城の大広間に集めて」<ref>{{rm|4|42}}</ref>
【例】「八百万の神人を'''地の高天原'''なる聖地ヱルサレム城の大広間に集めて」<ref>{{rm|4|42}}</ref>


== アーメニヤ ==
== アーメニヤ ==
13行目: 16行目:
実際には第5巻第10~13章で、アーメニヤに神都が遷っている。
実際には第5巻第10~13章で、アーメニヤに神都が遷っている。


(常世姫のセリフ)「このたび地の高天原をこのアーメニヤに移されしについては」〔{{rm|5|13|神憑の段}}〕
(常世姫のセリフ)「このたび'''地の高天原'''をこのアーメニヤに移されしについては」〔{{rm|5|13|神憑の段}}〕


== 綾部の大本 ==
== 綾部の大本 ==
[[大本神諭]]では「地の高天原」は[[綾部の大本]]のことである。
[[大本神諭]]では「地の高天原」は[[綾部の大本]]のことである。[[霊界物語]]や[[伊都能売神諭]]では「[[綾の高天原]]」と呼ばれる場合もある。


【例】
【例】
* 「三千世界の大本、地の高天原の一厘の仕組で」〔{{os|156|明治40年旧10月16日}}〕
* 「三千世界の大本、'''地の高天原'''の一厘の仕組で」〔{{os|156|明治40年旧10月16日}}〕
* 「要するに、地の高天原なる綾部の大本の、神示の経綸は」〔{{rm|8|43|言霊解五}}〕
* 「要するに、'''地の高天原'''なる綾部の大本の、神示の経綸は」〔{{rm|8|43|言霊解五}}〕
* 「明治三十一年の秋瑞の御魂の神代に須佐之男神神懸したまひて綾部の地の高天原に降りまし」〔{{rm|15|11|大蛇退治の段}}〕
* 「明治三十一年の秋瑞の御魂の神代に須佐之男神神懸したまひて綾部の'''地の高天原'''に降りまし」〔{{rm|15|11|大蛇退治の段}}〕
 
== 天教山 ==
「地の高天原」は[[天教山]]を指す場合もある。
 
【例】「諾冊二神を'''地の高天原'''なる天教山に降して、海月なす漂へる国を」〔{{rm|10|15|言霊別}}〕


== 抽象的な意味での地の高天原 ==
== 抽象的な意味での地の高天原 ==
28行目: 36行目:
== 主なエピソード ==
== 主なエピソード ==
→「[[聖地エルサレム]]」を見よ。
→「[[聖地エルサレム]]」を見よ。
== 脚注 ==
<references/>


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
*[[高天原]]
*[[高天原]]
*[[天の高天原]]
*[[天の高天原]]
*[[綾の高天原]]


[[Category:霊界物語の地名|ちのたかあまはら]]
[[Category:霊界物語の地名|ちのたかあまはら]]