「御年村」の版間の差分
Jump to navigation
Jump to search
(→御年村の大歳神と若年神) |
|||
1行目: | 1行目: | ||
− | '''御年村''' | + | '''御年村'''(みとせむら)は、[[霊界物語]]に登場する村。[[イタリア]]にある。 |
− | * | + | == 概要 == |
− | * | + | * 初出:{{rm|6|43|猫の手}} |
− | + | * [[ローマ]]の町外れにあり、20~30軒ばかりの小さな家が立ち並ぶ小さな村。田園地帯。<ref>{{rm|6|43|猫の手}}</ref> | |
+ | == 主なエピソード == | ||
+ | * 第6巻第43~46章で舞台となる。(御年村の[[大歳神]]と[[若年神]]) | ||
+ | * 第12巻第22~24章の、一つ島の[[深雪姫]]のエピソードで「御年村の[[虎公]]」こと[[手力男神]]が登場する。 | ||
− | == 御年村の大歳神と若年神 == | + | === 御年村の大歳神と若年神 === |
+ | |||
+ | 【第6巻第43~46章】 | ||
[[広道別]]([[三葉彦]])と[[雲路別]]([[弘子彦]])の2人の宣伝使は、[[元照別]]が治める[[ローマ]]に向かっていた。元照別を[[三五教]]に帰順させるためである。 | [[広道別]]([[三葉彦]])と[[雲路別]]([[弘子彦]])の2人の宣伝使は、[[元照別]]が治める[[ローマ]]に向かっていた。元照別を[[三五教]]に帰順させるためである。 | ||
20行目: | 25行目: | ||
しかし雲路別が村を去った後は不作が続く。すると女の宣伝使が現れてまじないをすると、稲は青々と生い茂り出した。この女宣伝使は「[[若年神]]」の変化である。 | しかし雲路別が村を去った後は不作が続く。すると女の宣伝使が現れてまじないをすると、稲は青々と生い茂り出した。この女宣伝使は「[[若年神]]」の変化である。 | ||
− | + | == 脚注 == | |
− | + | <references/> | |
[[Category:霊界物語の村|みとせむら]] | [[Category:霊界物語の村|みとせむら]] |
2018年7月19日 (木) 00:28時点における最新版
御年村(みとせむら)は、霊界物語に登場する村。イタリアにある。
概要
主なエピソード
御年村の大歳神と若年神
【第6巻第43~46章】
広道別(三葉彦)と雲路別(弘子彦)の2人の宣伝使は、元照別が治めるローマに向かっていた。元照別を三五教に帰順させるためである。
ローマの町外れの農村、御年村にさしかかると、田植えの真っ最中だった。すると村人の田吾作と虎公(自称・丑寅の金神)が農作業のことで口論となりケンカを始める。2人の宣伝使は田の中に入り「私が手伝いますからあなたはお休み下さい」と虎公の怒りを静める。
それからしばらくの日数、2人は村に滞在して田植えを手伝った。田植えの終了を祝する祭りに2人も招かれ三五教の教理を説く。そのため御年村は全員神の恵に浴することとなった。
祝宴で、酒豪で大男の虎公が酒に酔って、ウラル教の宣伝歌を歌い出す。それを雲路別は宣り直して三五教の宣伝歌に直し、節面白く歌う。一同はその歌を聞いて非常に喜び、みんなで立って踊り狂った。
2人の宣伝使は御年村の百姓に、大神の宣示を伝え、かつ農業の改善を教えた。それより年々、収穫が増えて豊年が続いた。村人たちは喜んで雲路別を百姓の神様と尊敬した。雲路別は農業の道を奨励し、三五教の教理を説いて、ついに「大歳神」となる。
しかし雲路別が村を去った後は不作が続く。すると女の宣伝使が現れてまじないをすると、稲は青々と生い茂り出した。この女宣伝使は「若年神」の変化である。