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映画『ロストワールド』に[[霊界物語]]のアマゾンの場面(モールバンド、エルバンド)そのままのシーンが現れたので驚いたという話が機関誌『[[真如の光]]』大正15年(1926年)1月25日号(20~22頁、40~41頁)に掲載されている。
映画『ロストワールド』に[[霊界物語]]のアマゾンの場面(モールバンド、エルバンド)そのままのシーンが現れたので驚いたという話が機関誌『[[真如の光]]』大正15年(1926年)1月25日号(20~22頁、40~41頁)に掲載されている。


コナン・ドイルが著した恐竜SF小説『The Lost World』(1912年)を映画化した『The Lost World』(1925年、アメリカ、無声映画)が大正14年(1925年)8月、日本でも公開された。その邦題が『ロストワールド』である。
コナン・ドイルが著した恐竜SF小説『The Lost World』(1912年)を映画化した『The Lost World』(1925年、アメリカ、無声映画)が大正14年(1925年)8月、日本でも公開された。その邦題が『ロストワールド』である。アマゾン奥地の巨大な台地に恐竜が棲息していた、というストーリーである。


映画を見た信者の[[井内鉄外]]が大正15年1月13日、京都の京極松竹座にある配給会社(ファーストナショナル映画会社)を訪問して営業部員の内海に〈是は大本の聖師様が五年前に御口述になつて居るがな〉と話したところ、内海は驚いてその霊界物語を拝読したい、また映画に登場する〈猛獣巨獣〉の写真を王仁三郎に献納したいと申し出た。王仁三郎も松竹座を訪れ内海と会見し〈此の巨獣の状態は伊豆の温泉に滞在中、神様より見せて貰ふた事が、霊界物語、海洋万里、午の巻、未の巻(注・第31巻と第32巻)になったのである〉と話した。王仁三郎も1月13日に映画を観覧している<ref>40頁〈聖師様には去る十三日上洛の節観覧せられし〉</ref>。その後1月20日に内海は来亀し、その〈怪獣の写真〉を王仁三郎に献上した<ref>献上された怪獣の写真がその後どうなったのか、機関誌に掲載されたのかは、不明。</ref>。
映画を見た信者の[[井内鉄外]]が大正15年1月13日、京都の京極松竹座にある配給会社(ファーストナショナル映画会社)を訪問して営業部員の内海に〈是は大本の聖師様が五年前に御口述になつて居るがな〉と話したところ、内海は驚いてその霊界物語を拝読したい、また映画に登場する〈猛獣巨獣〉の写真を王仁三郎に献納したいと申し出た。王仁三郎も松竹座を訪れ内海と会見し〈此の巨獣の状態は伊豆の温泉に滞在中、神様より見せて貰ふた事が、霊界物語、海洋万里、午の巻、未の巻(注・第31巻と第32巻)になったのである〉と話した。王仁三郎も1月13日に映画を観覧している<ref>40頁〈聖師様には去る十三日上洛の節観覧せられし〉</ref>。その後1月20日に内海は来亀し、その〈怪獣の写真〉を王仁三郎に献上した<ref>献上された怪獣の写真がその後どうなったのか、機関誌に掲載されたのかは、不明。</ref>。
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大正期の日本社会にはまだ恐竜の存在があまり知られていなかったのだと思われる。映画『ロストワールド』によって恐竜が視覚的に捉えられたことで、恐竜というものが世間一般にも広く知られるようになったのではないかと思われる。
大正期の日本社会にはまだ恐竜の存在があまり知られていなかったのだと思われる。映画『ロストワールド』によって恐竜が視覚的に捉えられたことで、恐竜というものが世間一般にも広く知られるようになったのではないかと思われる。


内海が献上した写真はどういうものかは不明だが、『ロストワールド』には写真のような恐竜が登場していた。モールバンド、エルバンドのような巨大な生物が太古に実在していた証拠だということで、当時の大本信者は衝撃的に感じたようである。
内海が献上した写真はどういうものかは不明だが、『ロストワールド』にはその写真のような恐竜が登場していた。モールバンド、エルバンドのような巨大な生物が太古に実在していた証拠だということで、当時の大本信者は衝撃的に感じたようである。


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