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== 概要 == | == 概要 == | ||
* 初出:{{rm09|49|0002|総説}}、{{rm|49|8|スマート}} | * 初出:{{rm09|49|0002|総説}}、{{rm|49|8|スマート}} | ||
* 逞しく大きい山犬。{{rm|49|8|スマート}} | * 逞しく大きい山犬。<ref>{{rm|49|8|スマート}}</ref> | ||
* 色は黒い。<ref>{{rm|57|7|暗闇}}:「'''黒い犬'''奴が飛んで来て ウウ、ワンワン吠へ猛る」</ref> <ref>{{rm|52|6|梟の笑}} | * 色は黒い。<ref>{{rm|57|7|暗闇}}:「'''黒い犬'''奴が飛んで来て ウウ、ワンワン吠へ猛る」</ref> <ref>{{rm|52|6|梟の笑}}:一人の美人が'''黒い犬'''をつれているのを見て、イクが『オイ、サール、あの女は初稚姫様によく似て居るぢやないか。そしてスマートによく似た犬まで傍について居る(略)』と言っている。</ref> | ||
* 性別はメス。<ref>{{rm|50|4|御意犬}}:[[初稚姫]]のセリフ「お前さまは'''雌犬'''だから、私と抱擁したつてキツスをしたつて、構ひはしないわネー」</ref> | * 性別はメス。<ref>{{rm|50|4|御意犬}}:[[初稚姫]]のセリフ「お前さまは'''雌犬'''だから、私と抱擁したつてキツスをしたつて、構ひはしないわネー」</ref> | ||
* スマートは「猛犬」と冠して呼ばれることが多い。他には「狂犬」「義犬」「初稚姫の愛犬」「神の化身」「神の使」「霊獣」などと呼ばれる。 | * スマートは「猛犬」と冠して呼ばれることが多い。他には「狂犬」「義犬」「初稚姫の愛犬」「神の化身」「神の使」「霊獣」などと呼ばれる。 | ||
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* 変身することが出来る。{{rm|52|4|俄狂言}}で初稚姫は大熊に、スマートは巨大な獅子に変身している。<ref>{{rm|52|4|俄狂言}}の章末:「忽ち神に祈り、身を変じて大熊となり、スマートは唐獅子となり、目を怒らし足掻をしながら、ウーウーと二人に唸つて見せた。二人は吃驚して両手を合せ一言も発し得ず、其場に俯向いて慄うて居る。初稚姫は再び元の姿となり、スマートは巨大なる獅子と化し、初稚姫を背に乗せて荒野ケ原を一目散に進み往く」</ref> | * 変身することが出来る。{{rm|52|4|俄狂言}}で初稚姫は大熊に、スマートは巨大な獅子に変身している。<ref>{{rm|52|4|俄狂言}}の章末:「忽ち神に祈り、身を変じて大熊となり、スマートは唐獅子となり、目を怒らし足掻をしながら、ウーウーと二人に唸つて見せた。二人は吃驚して両手を合せ一言も発し得ず、其場に俯向いて慄うて居る。初稚姫は再び元の姿となり、スマートは巨大なる獅子と化し、初稚姫を背に乗せて荒野ケ原を一目散に進み往く」</ref> | ||
* {{rm|56|16|不臣}}ではスマートの精霊が三千彦に憑依して語りかけている。 | * {{rm|56|16|不臣}}ではスマートの精霊が三千彦に憑依して語りかけている。 | ||
* | * [[妖幻坊]]はスマートが苦手で、スマートが現れると逃げ出す。 | ||
== 主なエピソード == | == 主なエピソード == | ||
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* [[スーラヤ山]]の竜王の岩窟で邪気に打たれて気絶していた[[伊太彦]]らを、初稚姫の精霊がスマートを連れて現れ救う。〔{{rm|63|14|嬉し涙}}~{{rms|63|16|諒解}}〕 | * [[スーラヤ山]]の竜王の岩窟で邪気に打たれて気絶していた[[伊太彦]]らを、初稚姫の精霊がスマートを連れて現れ救う。〔{{rm|63|14|嬉し涙}}~{{rms|63|16|諒解}}〕 | ||
* 聖地エルサレムに向かう玉国別は、聖地にほど近い[[サンカオの里]]で、[[虎熊山]]の爆発による毒にやられて息も絶え絶えになっていたところを、スマートを連れた初稚姫によって救われる。〔{{rm|65|24|危母玉}}〕 | * 聖地エルサレムに向かう玉国別は、聖地にほど近い[[サンカオの里]]で、[[虎熊山]]の爆発による毒にやられて息も絶え絶えになっていたところを、スマートを連れた初稚姫によって救われる。〔{{rm|65|24|危母玉}}〕 | ||
== 関連項目 == | |||
* [[シロ]]:王仁三郎が晩年飼っていた秋田犬で、色は白い。 | |||
== 脚注 == | == 脚注 == | ||