「スの拇印」の版間の差分
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[[ファイル:スの拇印2.jpg|thumb|スの拇印]] | |||
'''スの拇印'''(すのぼいん)とは、[[出口王仁三郎]]の拇印のこと。指の中心に小さな穴が開いており、[[水茎文字]]でスを表す記号「⦿」に似ているため、「ス」の拇印と呼ばれる。王仁三郎はスの拇印を自分が揮毫した書画や短冊などに落款または花押のように押したり、紙や布などに拇印を押したものをお守りとして信者に与えたりしていた。 | '''スの拇印'''(すのぼいん)とは、[[出口王仁三郎]]の拇印のこと。指の中心に小さな穴が開いており、[[水茎文字]]でスを表す記号「⦿」に似ているため、「ス」の拇印と呼ばれる。王仁三郎はスの拇印を自分が揮毫した書画や短冊などに落款または花押のように押したり、紙や布などに拇印を押したものをお守りとして信者に与えたりしていた。 | ||
== 概要 == | |||
* [[宣伝使]]に下付した竹の杓子([[御手代]])にはスの拇印が押されてある。 | * [[宣伝使]]に下付した竹の杓子([[御手代]])にはスの拇印が押されてある。 | ||
* [[天祥地瑞]]各巻の本の見返しにはスの拇印が押されてある。戦後発行された天祥地瑞にもスの拇印が印刷されてある。 | * [[天祥地瑞]]各巻の本の見返しにはスの拇印が押されてある。戦後発行された天祥地瑞にもスの拇印が印刷されてある。 | ||
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* 〈聖師は出征兵士には白い名刺のような固い紙に、表に三つ拇印を押しながら「みづのみたま」、裏にかえして二つ拇印を押して「いづのみたま」と唱えながら、「お守りにせよ」と下附された〉。〔『[[新月の光]]』1100「聖師の拇印」〕 | * 〈聖師は出征兵士には白い名刺のような固い紙に、表に三つ拇印を押しながら「みづのみたま」、裏にかえして二つ拇印を押して「いづのみたま」と唱えながら、「お守りにせよ」と下附された〉。〔『[[新月の光]]』1100「聖師の拇印」〕 | ||
* 『[[たまほこのひ可里]]』によると、[[孝明天皇]]の御宸筆(経綸書)には「拇印に⦿の紋を有す男の活躍によって八紘一宇の鴻業が成就する」という意味のことが書かれてあった。 | * 『[[たまほこのひ可里]]』によると、[[孝明天皇]]の御宸筆(経綸書)には「拇印に⦿の紋を有す男の活躍によって八紘一宇の鴻業が成就する」という意味のことが書かれてあった。 | ||
== ギャラリー == | |||
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ファイル:スの拇印1.jpg| | |||
ファイル:スの拇印3.jpg| | |||
ファイル:スの拇印4.jpg| | |||
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||