「水上山」の版間の差分

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
Jump to navigation Jump to search
(概要)
 
(同じ利用者による、間の7版が非表示)
1行目: 1行目:
 
'''水上山'''(みなかみやま)は、[[霊界物語]]の[[天祥地瑞]]に登場する山。[[葭の島]]([[葭原の国土]])にある。
 
'''水上山'''(みなかみやま)は、[[霊界物語]]の[[天祥地瑞]]に登場する山。[[葭の島]]([[葭原の国土]])にある。
  
== 概要 =
+
== 概要 ==
 
* 初出:{{rm|79|1|湖中の怪}}
 
* 初出:{{rm|79|1|湖中の怪}}
 
* [[第79巻]]・[[第80巻]]にのみ登場する。
 
* [[第79巻]]・[[第80巻]]にのみ登場する。
* 水上山は、[[玉耶湖]](「[[万里の海]]」の中に漂う「[[葭の島]]」の中央に屹立する「[[伊吹山]]」の麓をめぐる幾百里の湖水)の上流にある饅頭型の大丘陵。<ref>{{rm|79|1|湖中の怪}}</ref>
+
* 水上山は、[[玉耶湖]]の上流にある饅頭型の大丘陵。<ref>{{rm|79|1|湖中の怪}}</ref>
* 水上山の麓に「[[大井川]]」が流れている。<ref>{{rm|79|15|}}{{rm|80|1}}:「艶男の住まへる水上山の麓を流るる大井川の対岸、藤ケ丘に身を潜め」</ref>
+
* 水上山の麓に「[[大井川]]」が流れている。<ref>{{rm|79|15|}}、{{rm|80|1}}:「艶男の住まへる水上山の麓を流るる大井川の対岸、藤ケ丘に身を潜め」</ref>([[大井川]]と[[水上川]]は同じ川だと思われるが定かでない)
 +
* 水上山の東方に[[高光山]]がある<ref>{{rm|79|19|大井の淵}}:(水上山が舞台)「夕月のかげは銀色の光を放つて、高光山の尾根より昇り給へば」:月が昇るのであるから、水上山から見て高光山は東にある。</ref>。水上山から高光山の山麓まで約300里ある<ref>{{rm|80|1|独り旅}}:「高光山の山麓までは約三百里までの遠距離あり」</ref>。
 +
* 水上山と[[伊吹山]]・[[玉耶湖]]の距離は比較的近い。<ref>{{rm|79|1|湖中の怪}}:「御空は清し月清し 星の光はさやかなり かかる畏き天空を そのままうつし浮べたる 玉耶の湖の清しさよ その清しさの真中に 高くそびゆる伊吹山」:水上山で、星空が映る玉耶湖を歌っているので、比較的近いところにある。</ref>
 +
* 竜宮島([[竜の島根]])の南方に、水上山がある。<ref>{{rm|79|13|鰐の背}}:艶男・燕子花が竜宮島を出て、水火土の神の舟に乗り「月照る湖原を南へ南へと漕ぎ行く」</ref>
 +
* 水上山より東に約10余里は[[山神彦]]によって開拓され、国津神たちが住んでいる。(水上山を中心に約20里四方という記述もある)<ref>{{rm|80|1|独り旅}}:「水上山より以東約十余里の地点は、山神彦の力によりて開拓され、国津神等も心を安んじて耕作の業に従事し居たれども」</ref> <ref>{{rm|79|14|再生の歓び}}:「水上山を中心として約二十里四方の土地を領有ぎ、国津神の頭人となりて父祖の代よりここに君臨したる御祖の神、山神彦、川神姫の翁と姥は」</ref>
  
 
== 主なエピソード ==
 
== 主なエピソード ==
17行目: 21行目:
 
=== 第80巻 ===
 
=== 第80巻 ===
  
水上山より以東約10余里の地点は、[[山神彦]]によって開拓されていたが、[[高光山]]の麓までは約300里あり、高光山以西は、水上山の国館の執政・[[巌ケ根]]に任されていた。巌ケ根は原野の開拓のため、4人の息子のうち四男・[[冬男]]を高光山の頂上に派遣する。→詳細は「[[第80巻]]」を見よ
+
水上山より以東約10余里の地点は、[[山神彦]]によって開拓されていたが、[[高光山]](水上山の東方にある)の麓までは約300里あり、高光山以西は、水上山の国館の執政・[[巌ケ根]]に任されていた。巌ケ根は原野の開拓のため、4人の息子のうち四男・[[冬男]]を高光山の頂上に派遣する。→詳細は「[[第80巻]]」を見よ
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年8月7日 (水) 02:48時点における最新版

水上山(みなかみやま)は、霊界物語天祥地瑞に登場する山。葭の島葭原の国土)にある。

概要

主なエピソード

第79巻

水上山を中心に国津神が安逸な生活を送っており、その里の酋長(国津神の祖)の名は山神彦、妻は川神姫という。[9]

山神彦夫婦の娘・麗子(うららか)が竜神族の王・大竜身彦の命に誘拐され、兄の艶男(あでやか)が救いに向かう。→詳細は「第79巻」を見よ

第80巻

水上山より以東約10余里の地点は、山神彦によって開拓されていたが、高光山(水上山の東方にある)の麓までは約300里あり、高光山以西は、水上山の国館の執政・巌ケ根に任されていた。巌ケ根は原野の開拓のため、4人の息子のうち四男・冬男を高光山の頂上に派遣する。→詳細は「第80巻」を見よ

脚注

  1. 第79巻第1章湖中の怪#
  2. 第79巻第15章#第80巻第1章#:「艶男の住まへる水上山の麓を流るる大井川の対岸、藤ケ丘に身を潜め」
  3. 第79巻第19章大井の淵#:(水上山が舞台)「夕月のかげは銀色の光を放つて、高光山の尾根より昇り給へば」:月が昇るのであるから、水上山から見て高光山は東にある。
  4. 第80巻第1章独り旅#:「高光山の山麓までは約三百里までの遠距離あり」
  5. 第79巻第1章湖中の怪#:「御空は清し月清し 星の光はさやかなり かかる畏き天空を そのままうつし浮べたる 玉耶の湖の清しさよ その清しさの真中に 高くそびゆる伊吹山」:水上山で、星空が映る玉耶湖を歌っているので、比較的近いところにある。
  6. 第79巻第13章鰐の背#:艶男・燕子花が竜宮島を出て、水火土の神の舟に乗り「月照る湖原を南へ南へと漕ぎ行く」
  7. 第80巻第1章独り旅#:「水上山より以東約十余里の地点は、山神彦の力によりて開拓され、国津神等も心を安んじて耕作の業に従事し居たれども」
  8. 第79巻第14章再生の歓び#:「水上山を中心として約二十里四方の土地を領有ぎ、国津神の頭人となりて父祖の代よりここに君臨したる御祖の神、山神彦、川神姫の翁と姥は」
  9. 第79巻第1章湖中の怪#

関連項目

  • 皆神山 - 読みが同じ「みなかみやま」。