「修補版」の版間の差分
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'''修補版'''(しゅうほばん)とは、昭和62年(1987年)9月から平成7年(1995年)にかけて[[天声社]]が刊行した[[霊界物語]]のこと。[[天祥地瑞]]を含む81巻83冊が発刊された。天声社刊の霊界物語の現行版である。編者は「大本教典委員会」(代表 [[出口斎]])。 | '''修補版'''(しゅうほばん)とは、昭和62年(1987年)9月から平成7年(1995年)にかけて[[天声社]]が刊行した[[霊界物語]]のこと。[[天祥地瑞]]を含む81巻83冊が発刊された。天声社刊の霊界物語の現行版である。編者は「大本教典委員会」(代表 [[出口斎]])。 | ||
== 概要 == | |||
[[ファイル:SyuuhobanHonbun.png|200px|thumb|right|修補版の本文(第1巻序)]] | [[ファイル:SyuuhobanHonbun.png|200px|thumb|right|修補版の本文(第1巻序)]] | ||
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== 修正例 == | == 修正例 == | ||
PC(ポリティカル・コレクトネス)が施されている例。 | |||
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| 同章 || 初版p148-9行目「盲目(めくら)が眼明きの手を曳いて」 || p136-4行目「眼明きの手をひいて」 || 「盲目(めくら)が」を削除。 | | 同章 || 初版p148-9行目「盲目(めくら)が眼明きの手を曳いて」 || p136-4行目「眼明きの手をひいて」 || 「盲目(めくら)が」を削除。 | ||
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| 第49巻第2章 || 再版p33-1行目「斯かる盲目者(まうもくしや)は」 || p39-4行目「かかる者は」 || 「盲目」を削除。 | |||
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| 第24巻第10章章題 || 初版「土人の歓迎」 || 「郷人(さとびと)の歓迎」 || 「土人」を「郷人」に言い換え。<ref>戦前の版では、第24巻と第25巻で多数「土人」という言葉が使われているが、修補版ではあらかた「郷人」に言い換えているようである。戦前の版で「土人」と並行して「郷人」という言葉も多数使われていたので、「土人」を全部「郷人」に言い換えたのではないか?</ref> | | 第24巻第10章章題 || 初版「土人の歓迎」 || 「郷人(さとびと)の歓迎」 || 「土人」を「郷人」に言い換え。<ref>戦前の版では、第24巻と第25巻で多数「土人」という言葉が使われているが、修補版ではあらかた「郷人」に言い換えているようである。戦前の版で「土人」と並行して「郷人」という言葉も多数使われていたので、「土人」を全部「郷人」に言い換えたのではないか?</ref> | ||
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| 第27巻第9章 || 初版p190-9行目「南洋の土人が漂着して」 || p185-7行目「南洋の土民が漂着して」 || 「土人」を「土民」に言い換え。<ref>戦前の版では第27巻で多数「土人」という言葉が使われているが、修補版ではあらかた「土民」に言い換えているようである。戦前の版で第16章に1回だけ「土民」という言葉が出て来るため、それを用いたのではないか?</ref> | | 第27巻第9章 || 初版p190-9行目「南洋の土人が漂着して」 || p185-7行目「南洋の土民が漂着して」 || 「土人」を「土民」に言い換え。<ref>戦前の版では第27巻で多数「土人」という言葉が使われているが、修補版ではあらかた「土民」に言い換えているようである。戦前の版で第16章に1回だけ「土民」という言葉が出て来るため、それを用いたのではないか?</ref> | ||
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| | | 第24巻第2章 || 初版p51-5行目「黒ン坊の一人は驚いて」 || p51-8行目「島人の一人は驚いて」 || 「黒ン坊」を「島人」に言い換え。 | ||
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