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* 表記ゆれ:「鹿」「馬」<ref>【例】{{rm|17|13|紫姫}}:紫姫のセリフ「ヤアお前は'''鹿'''に馬、能うマア無事に居て下さつたナア」</ref>、「[[秋公]]」「[[駒公]]」 | * 表記ゆれ:「鹿」「馬」<ref>【例】{{rm|17|13|紫姫}}:紫姫のセリフ「ヤアお前は'''鹿'''に馬、能うマア無事に居て下さつたナア」</ref>、「[[秋公]]」「[[駒公]]」 | ||
* 初出:{{rm|17|13|紫姫}}(鹿公、馬公)、{{rm|19|12|言照姫}}(この章で秋彦、駒彦に改名する) | * 初出:{{rm|17|13|紫姫}}(鹿公、馬公)、{{rm|19|12|言照姫}}(この章で秋彦、駒彦に改名する) | ||
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* 第18~19巻では、紫姫と共に[[綾の聖地]]の悦子姫の館を中心に活動している。 | * 第18~19巻では、紫姫と共に[[綾の聖地]]の悦子姫の館を中心に活動している。 | ||
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* 第25~27巻では、秋彦と駒彦は、[[国依別]]と共に、[[生田の森]]の[[杢助館]]を中心に活動する。 | * 第25~27巻では、秋彦と駒彦は、[[国依別]]と共に、[[生田の森]]の[[杢助館]]を中心に活動する。 | ||
− | * [[第33巻]]では、二人は別々の場所で活動している。秋彦は[[綾の聖地]]の[[錦の宮]]で、駒彦は[[生田の森]]の神館で神業に従事している。<ref>{{rm|27|7|猫の恋}}:「高山彦、秋彦、テールス姫、夏彦、佐田彦、お玉の方は聖地にあつて幹部の位置を占め神業に従事しつつあつた。玉能姫は生田の森の館に帰りて駒彦と共に神業に従事する事となつた」</ref> | + | * [[第33巻]]では、二人は別々の場所で活動している。秋彦は[[綾の聖地]]の[[錦の宮]]で、駒彦は[[生田の森]]の神館で神業に従事している。<ref>{{rm|27|7|猫の恋}}:「高山彦、秋彦、テールス姫、夏彦、佐田彦、お玉の方は聖地にあつて幹部の位置を占め神業に従事しつつあつた。玉能姫は生田の森の館に帰りて駒彦と共に神業に従事する事となつた」</ref> <ref>{{rm|49|12|お客さん}}:[[高姫]]のセリフ「ハイ[[生田の森]]は、駒彦に一任しておきましたから、私が仮令一年や二年帰らなくても大丈夫ですよ」</ref> |
* [[大黒主調伏相談会]]のメンバーに秋彦の名が見える(駒彦の名は無い)<ref>{{rm|39|1|大黒主}}:「[[コーカス山]]よりは[[梅子姫]]、[[東彦]]、[[高彦]]、[[北光神]]、[[高光彦]]、[[玉光彦]]、[[国光彦]]、[[鷹彦]]、'''秋彦'''等を初め数多の神司が集まつて」</ref>。〔{{rm|39|1|大黒主}}〕 | * [[大黒主調伏相談会]]のメンバーに秋彦の名が見える(駒彦の名は無い)<ref>{{rm|39|1|大黒主}}:「[[コーカス山]]よりは[[梅子姫]]、[[東彦]]、[[高彦]]、[[北光神]]、[[高光彦]]、[[玉光彦]]、[[国光彦]]、[[鷹彦]]、'''秋彦'''等を初め数多の神司が集まつて」</ref>。〔{{rm|39|1|大黒主}}〕 | ||
2022年10月4日 (火) 01:57時点における最新版
この項目では、馬公が改名した駒彦について説明しています。その他の駒彦については「駒彦 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
秋彦(あきひこ)と駒彦(こまひこ)は、霊界物語に登場する人物。紫姫の家来だった鹿公(しかこう)・馬公(うまこう)が、それぞれ秋彦・駒彦に改名した。三五教の宣伝使。
概要
- 表記ゆれ:「鹿」「馬」[1]、「秋公」「駒公」
- 初出:第17巻第13章「紫姫」#(鹿公、馬公)、第19巻第12章「言照姫」#(この章で秋彦、駒彦に改名する)
- 改名後も鹿公・馬公という呼び方は時々使われている。
- 霊界物語に「秋彦」は1人しか登場しない。「駒彦」は複数いる。「鹿公」と「馬公」も複数いる。
- 秋彦と駒彦の名前が併記される場合、秋彦の方が先に書かれることが多い。しかし旧名の鹿公(秋彦)・馬公(駒彦)の場合は、馬公の方が先に書かれる場合が多い。これは霊界物語で対等な関係にある人物が併記される場合、五十音順に並ぶ場合が多いためだと思われる。[2] [3]
- 二人は異父兄弟であるが、その事実を知らなかった。母はどちらもお久で、秋彦の父は木山彦、駒彦の父は常楠である。駒彦の方が年上で、駒彦は秋彦の異父兄になる[4]。第23巻で自分の出生の秘密を知ることになる。(下のエピソードを参照)
関係の深い人物
- 常楠(種):木山の里の住人。駒彦の実父。
- お久:常楠の妻。秋彦・駒彦の実母。
- 木山彦:木山の里の酋長。秋彦の実父。
- 木山姫(お竜):木山彦の妻。
- 清彦(虻公):常楠と木山姫(お竜)の子。1歳の時に森に捨てられる。
- 照彦(蜂公):木山彦とお久の子。1歳の時に森に捨てられる。
主なエピソード
二人は一緒に活動する場合が多い。ただし第33巻以降では別々に活動している。
第17~19巻
- 都の女・紫姫は真名井ケ原へ参詣する途中、バラモン教の荒鷹・鬼鷹によって二人の家来(鹿公・馬公)と共に捕まり三嶽山で岩窟に軟禁された。紫姫は谷川で洗濯中、悦子姫の一行に出会い、救出される。鹿公・馬公は殺されたと思っていたが丹州(玉彦)によって救われており、主従は再会した。〔第17巻第12章「花と花」#~第13章「紫姫」#〕
- 二人は紫姫にお伴して、悦子姫一行と共に鬼ケ城山のバラモン教を言向け和しに向かう。〔第17巻第15章「敵味方」#~第17章「有終の美」#〕
- 第18~19巻では、紫姫と共に綾の聖地の悦子姫の館を中心に活動している。
- 松姫館で、エンゼル(神素盞嗚大神の使い・言照姫命)が現れ、一同にそれぞれ神名を与えた。お節→玉能姫、竜若→竜国別、馬公→駒彦、鹿公→秋彦、熊彦→千代彦、虎彦→春彦[5]。〔第19巻第12章「言照姫」#〕
第20・23巻
- 秋彦と駒彦は浮木の里で、バラモン教の友彦を言向け和しに向かう天の真浦を、崖の下に突き落とす。二人は実は錦の宮の教主・言依別命に命じられ宣伝使の試験(身魂調べ)のため天の真浦を突き落としたのだった。二人は用が済んだので立ち去る。〔第20巻第1章「武志の宮」#〕
- 二人は日高山の山奥へ滝行に行き、木山の里で常楠・お久夫婦に出会う。二人とも幼少時に親と生き別れていたが、自分たちの出生の秘密を知る。〔第23巻第5章「親子奇遇」#~第8章「縺れ髪」#〕
- その後一同は熊野の若彦館へ行く。高姫と遭遇し一騒動起きる。〔第23巻第9章「高姫騒」#〕
第25巻以降
- 第25~27巻では、秋彦と駒彦は、国依別と共に、生田の森の杢助館を中心に活動する。
- 第33巻では、二人は別々の場所で活動している。秋彦は綾の聖地の錦の宮で、駒彦は生田の森の神館で神業に従事している。[11] [12]
- 大黒主調伏相談会のメンバーに秋彦の名が見える(駒彦の名は無い)[13]。〔第39巻第1章「大黒主」#〕
脚注
- ↑ 【例】第17巻第13章「紫姫」#:紫姫のセリフ「ヤアお前は鹿に馬、能うマア無事に居て下さつたナア」
- ↑ 例として、半ダース宣伝使、八人乙女と侍女、など。
- ↑ 使用回数は、「駒彦、秋彦」9回、「秋彦、駒彦」21回、「鹿公、馬公」9回、「馬公、鹿公」36回
- ↑ 第33巻第25章「琉の玉」#:「秋彦も兄の駒彦に折角会ひ乍ら」
- ↑ 第19巻第12章「言照姫」#で秋彦に改名する。「お節に対し、玉能姫と云ふ神名を賜ふ。竜若は今より竜国別、馬公は駒彦、鹿公には秋彦、熊彦には千代彦、虎彦には春彦と神名を賜ふ」
- ↑ 第23巻第8章「縺れ髪」#:(付記)「木山彦──お久……秋彦(鹿)遁児、六才、継母」
- ↑ 第23巻第6章「神異」#:木山彦のセリフ「私も三人の子供があつたが二人迄、村の者が竜神の宮の柿を取り、何処かへ遁走したので、其身代りに二人の娘は奪られ、一人の伜は何者に攫はれたか、幼少の時より行方知れず」
- ↑ 第23巻第8章「縺れ髪」#:木山彦のセリフ「私は壮年の頃或一人の女と夫婦の約束を結び、子迄成したる仲を無惨にも振り捨てて、今の女房を持ちました。悪い事と申せば私一代に是により外に覚えは御座いませぬ。其報いにや、二人の娘は人身御供に取られ、一人の伜は継母が来たので何時の間にか、幼少の頃吾家を飛び出して行方は更に分らず」
- ↑ 第23巻第8章「縺れ髪」#:(付記)「常楠(種)──お久……駒彦(馬)失児、三才、天狗」
- ↑ 第23巻第5章「親子奇遇」#
- ↑ 第27巻第7章「猫の恋」#:「高山彦、秋彦、テールス姫、夏彦、佐田彦、お玉の方は聖地にあつて幹部の位置を占め神業に従事しつつあつた。玉能姫は生田の森の館に帰りて駒彦と共に神業に従事する事となつた」
- ↑ 第49巻第12章「お客さん」#:高姫のセリフ「ハイ生田の森は、駒彦に一任しておきましたから、私が仮令一年や二年帰らなくても大丈夫ですよ」
- ↑ 第39巻第1章「大黒主」#:「コーカス山よりは梅子姫、東彦、高彦、北光神、高光彦、玉光彦、国光彦、鷹彦、秋彦等を初め数多の神司が集まつて」