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高姫
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{{kakikake}} '''高姫'''(たかひめ)は、[[霊界物語]]に登場する人物。[[ウラナイ教]]の教祖。[[スサノオ]]を敵視し、自分は[[日の出神の生宮]](つまり救世主)だと僭称するが、実は邪神の[[ウラル姫]]の娘。改心して[[三五教]]の宣伝使となるが、再び慢心して妄動を繰り広げる。 == 概要 == * 初出:{{rm|15|8|ウラナイ教}} * 別名: ** [[高宮姫]](たかみやひめ):高姫の若い頃の名前。初出:{{rm|33|22|高宮姫}}。[[第51巻]]・[[第52巻]]では[[曲輪城]]で、高姫が旧名の「高宮姫」と名乗り、夫の[[妖幻坊の杢助]]が「高宮彦」を名乗る。 ** [[千草の高姫]](ちぐさのたかひめ):高姫は[[第52巻]]で空から落ちて死んでしまう<ref name="death">霊界物語には〈気絶〉とか〈人事不省〉と書かれているので、その時点では死んだとは言えないが、結局肉体に霊魂は戻らなかったので、肉体は死んでしまった。{{rm|52|23|盲動||a028}}:〈高姫は妖幻坊にかつ攫はれ、空中を翔り行く途中に於て、デカタン高原の或地点で妖幻坊に取放され、空中より砂つ原に顛落して'''気絶'''してゐた〉。{{rm|56|5|鷹魅}}:〈初稚姫やスマートの 声に驚き妖幻坊 黒雲起し高姫を 小脇に抱へ空中を 逃げ行く折しもデカタンの 大高原の中央に 高姫司を遺失して 雲を霞と逃げて行く 高姫空より墜落し '''人事不省'''に陥りて 霊肉脱離の関門を 漸く越えて遥々と 八衢関所に来て見れば さも勇ましき赤白の 守衛に行途を遮られ 三歳の間中有の 世界に有りて精霊を 研き清むる身となりぬ〉</ref>。[[幽庁]]では高姫の精霊を3年間だけ[[中有界]]で修業させ、その後、[[月の国]][[トルマン国]]の王妃・[[千草姫]]が帰幽した後の肉体に高姫の精霊を入れて甦らせた。この高姫の精霊が千草姫の肉体に入って活動している状態を「千草の高姫」と呼ぶ。[[第71巻]]・[[第72巻]]に登場する。初出:{{rm|71|15|紺霊}}。 == 年齢 == 高姫の年齢は明記されていないが、五十歳代半ばの「婆」である。 * 高姫の「高宮姫」時代は17~8歳<ref>{{rm|39|12|種明志}}:[[ヨセフ]]のセリフ〈高宮姫の十七八の花盛りには〉</ref>で、その時に[[東助]]との間に出来た息子(金太郎=[[建国別]])が([[第34巻]]では)35歳なので、そこから計算すると53歳になる。 * [[第51巻]]で[[妖幻坊の杢助]]が魔法によって高姫の姿を若返らせた。その時妖幻坊の杢助は高姫に〈三十三年許り元へ戻したのだ。お前が十八の時の姿は即ちこれだ。まだ十八の時は、こんな立派な装束を着てゐなかつたから別人のやうに見えるが、これが正真の高宮姫時代だ〉と語っている。それによると33+18=51歳ということになる。<ref>{{rm|51|9|鷹宮殿||a108}}</ref> * [[第57巻]]では高姫の部下の[[シャル]]が、高姫は55~6歳に見えると語っている。<ref>{{rm|57|10|転香}}:シャルの一人言〈年は幾才だと聞いて見たら四十九才だと吐しやがる。俺の見た所では、どうしても五十五六に見えるがヤツパリ年寄と見られるのが辛いと見えるワイ〉</ref> * 高姫は50代だが「婆」と呼ばれ、かなり老人扱いされている。それは当時(大正時代)の50代は孫や曽孫がいる「お婆さん」の年代だったからである。また平均寿命は短く(男42歳、女43歳<ref>[https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/19th/gaiyo.html 厚労省]</ref>)、定年も55歳であった。 == 外見 == 高姫の外見的特徴として次のような描写がある。 * 〈ぼつてり肥た婆〉〈雑水桶に氷のはつたやうな眼をキヨロつかせながら〉〈高姫と云ふ中年増のお多福婆〉〔{{rm|15|8|ウラナイ教}}〕 * 〈白い出歯をニユツと出し〉〔{{rm|15|9|薯蕷汁}}〕 * 〈高姫はお多福面をニユツと出し、山車尻《だんじり》をプリツプリツと振り乍ら、怪しき腰付で踊り始めた〉〔{{rm|15|17|窟の酒宴}}〕…山車尻《だんじり》とは[[団尻]]、つまり団子のような大きなお尻のこと。 * 〈顔を真白に塗り立て、天上眉毛の角隠し〉〈眉を逆立て、口をへの字に結び、グツと睨み、暫くあつて歯の脱けた大口を開き〉〔{{rm|16|8|衣懸松}}〕 * 〈顔に白粉をべたりとつけて何だか嫌らしい女〉〔{{rm|16|11|宝庫の鍵}}:加米公のセリフ〕 * 〈アトラスの様な顔〉〔{{rm|56|5|鷹魅}}〕…世界地図の大陸や島々のように顔にまだらにシミやアバタがあるという意味か? * 〈白髪交りの藁箒《わらばうき》のやうな髪をサンバラに凩《こがらし》に靡かせ乍ら夜叉のやうにペタペタと大地を鳴らせつつ〉〔{{rm|57|11|鳥逃し}}〕 == 家族 == * [[ウラル彦]]、[[ウラル姫]](常世彦二世、常世姫二世):高姫の父母。<ref>{{rm|15|9|薯蕷汁}}:〈ウラル彦やウラル姫の、又もや体に宿りつつ〉。{{rm|33|22|高宮姫}}:(高姫の歌)〈厳の御霊の系統で 日の出神の生宮と 今まで固執して来たが 思へば思へば恐ろしい 誠の素性を明すれば コーカス山に現れませる ウラルの彦やウラル姫 二人の中に生れたる 吾は高宮姫命〉</ref> * [[常世彦]](一世)、[[常世姫]](一世):祖父母。 * [[珍山彦]](別名・蚊々虎、常照彦):伯父あるいは叔父。祖母の常世姫(一世)の〈内証の子〉<ref>{{rm|8|16|霊縛}}:〈蚊々虎さまと綽名をつけられ(略)稚桜姫の神の御子の常世姫が内証の子と生れた常照彦〉</ref>なので父は常世彦(一世)でなく、不倫の子のようである。 * 兄弟姉妹は何人いるのか不明だが、判明している者に次の3人がいる。ただし高姫の兄弟姉妹とは記されていない。高姫と親が同じなので兄弟姉妹のはずという推測である。いずれも高姫より年上か年下か不明。 ** [[常治彦]](とこはるひこ)、[[玉春姫]]:この兄妹は[[第5巻]]だけに登場。国祖隠退後に常世彦(二世)・常世姫(二世)の間に生まれた。常治彦は頭に牛のような角が2本生えたため「鬼治彦(おにはるひこ)」というあだ名が付けられた。<ref>{{rm|5|1|栄華の夢}}:〈常世彦、常世姫二神の間に常治彦が生れた。つぎに玉春姫といふ妹神が生れた。(略)愛児常治彦は長ずるにおよんで前頭部に牛のごとき角が二本生えた。神々はこれを常治彦といはず鬼治彦と密かに綽名してゐた。〉</ref> ** [[常暗彦]](とこやみひこ):〈[[ウラル彦]]の落胤〉<ref>{{rm|41|7|忍術使}}:〈ウラル彦の落胤なる常暗彦を推戴し〉</ref>と記され母親は不明なので、高姫の異母兄弟かも知れない。 * [[建国別]](たけくにわけ):幼名・金太郎。高姫の息子。[[東助]]との間に生まれた。しかし東助が高姫を捨てて家を出て行ってしまったため、失意した高姫は息子を捨ててしまう。金太郎は誰かに拾われ成長し、建国別と名を変え、[[熊襲国]]で神司となった。高姫は35年前に捨てた息子が建国別だと知る〔[[第34巻]]〕。 * [[東助]](とうすけ):元・夫。本名・東野別(あずまのわけ)。[[筑紫国]]の国司・[[高照彦]]の息子。高姫が10代の終わり頃、[[香具耶彦]]という男と共に駆け落ちした。その時、東助に出会い、高姫は東助に一目惚れした。高姫は香具耶彦と別れて東助と同棲したが、東助は高姫を捨てて家を出て行ってしまった。その後、東助は[[淡路島]]の[[洲本]]の司となった。高姫は東助と再会〔[[第23巻]]〕し、よりを戻そうとするが、すでに結婚していた東助は高姫の求愛を断固拒否する〔[[第33巻]]〕。 * [[美山別]](みやまわけ):現在の夫。高姫は男を尻に敷くタイプで、美山別も〈人形のような男〉<ref>{{rm|23|16|蜈蚣の涙}}</ref>だとバカにしている。 * [[妖幻坊の杢助]](ようげんぼうのもくすけ):[[杢助]]([[斎苑の館]]の総務)の名を僭称している[[妖幻坊]]のこと。高姫は妖幻坊が杢助本人だと思い込み(美山別という夫がいるにもかかわらず)政略結婚する。 == 関連項目 == * [[虎嶋寅子]](お寅):[[ユラリ教]]の教主。高姫の生まれ変わり。[[第64巻]]に登場する。 * [[三途の川]]の[[脱衣婆]]:[[第14巻]]に登場。キャラが高姫的。 * [[一途の川]]の[[二人婆]]:[[第14巻]]・[[第15巻]]に登場。キャラが高姫・[[黒姫]]的。 * [[水奔鬼]]の[[笑い婆]]:[[第80巻]]に登場。キャラが高姫的。 * [[ウラナイ教]] * [[高姫村]] * [[高姫館]] * [[黒姫]]:高姫の弟子。ウラナイ教の副教祖。 * [[福島久子]]:[[出口直]]の第三女。高姫の現界的顕現。 === 高姫が付く章題 === * {{rm|23|9|高姫騒}} * {{rm|27|1|高姫館}} * {{rm|29|8|高姫慴伏}} == 主なエピソード == 霊界物語に描かれた高姫のエピソードは次の6つの時代に分けることができる。 # [[#高宮姫時代]]:{{rm|33|22|高宮姫}}の高姫の回顧歌の中で若い頃(18歳頃)の出来事が歌われている。 # [[#ウラナイ教時代]]:第15~19巻でウラナイ教の教主としての高姫が描かれている。 # [[#三五教時代]]:第20~33巻で三五教の宣伝使としての高姫が描かれている。 # [[#妖幻坊との夫婦時代]]:第49~52巻で妖幻坊の杢助の妻としての高姫が描かれている。 # [[#八衢修業時代]]:第52、56、57、63巻で八衢(中有界)で修業する精霊としての高姫が描かれている。 # [[#千草の高姫時代]]:第70~72巻で千草姫の肉体に転生した高姫が描かれている。 === 高宮姫時代 === 「高宮姫(たかみやひめ)」とは高姫の若い頃(18歳前後)の名前である。次の章の高姫の会話などの中で断片的に描かれている。ただし{{rm|51|9|鷹宮殿}}以降、[[第52巻]]にかけて高姫は(妖幻坊の魔法によって容姿が若返り)「高宮姫」と名乗っている。だがそれは実際の高宮姫時代のエピソードではないのでここでは触れない。 * {{rm|33|22|高宮姫}} * {{rm|33|23|鉄鎚}} * {{rm|39|12|種明志}} * {{rm|51|8|曲輪城}} ここに書いてあることを総合すると、次のような高宮姫の姿が見えてくる。 高宮姫は[[コーカス山]]の[[ウラル彦]]・[[ウラル姫]]の娘として生まれた<ref>{{rm|33|22|高宮姫}}:〈コーカス山に現れませる ウラルの彦やウラル姫 二人の中に生れたる 吾は高宮姫命〉</ref>。ウラル姫の〈最愛の娘〉<ref>{{rm|39|12|種明志}}:[[タール (人物)|]]のセリフ</ref>。三五教の宣伝使たち([[松竹梅の宣伝使]]や[[東彦]]、[[高彦]]など。{{rm|11|23|保食神}}参照)がコーカス山に現れ言霊戦を始めた。その時、[[大気津姫]](ウラル姫の別名)らは[[アーメニヤ]]へ逃げ帰った。高宮姫は〈御伴の神〉(おそらく[[香具耶彦]]のこと)を連れ、三五教の状況を探るため[[聖地エルサレム]]へ向かった。その途中すれ違った美青年<ref>{{rm|33|22|高宮姫}}:〈眉目秀れし青年が 花の顔色麗しく〉</ref>に高宮姫は一目惚れし、〈御伴の神〉を捨てて、美青年の後を追った。その美青年が[[東助]]である。 高宮姫と東助は恋仲となり、[[黄金山]]で同棲する。やがて高宮姫は男の子を産み、「[[金太郎]]」と名付けた。2~3ヶ月経った頃、三五教の宣伝使・[[北光神]]が〈信仰調べ〉(素性調査か?)のために家にやって来た<ref>{{rm|33|22|高宮姫}}:〈北照神が現はれて 信仰調べを始めかけ〉</ref> <ref>{{rm|33|23|鉄鎚}}:〈北光彦の宣伝使 信仰調べを標榜し 吾身の素性を尋ねむと 吾庵をさして入り来る〉</ref>。 実は[[東助]]は尊い家系の出身である。東助は筑紫の国の国司・[[高照彦]]の三人息子の一人で、本名を「東野別(あずまのわけ)」という<ref>{{rm|33|23|鉄鎚}}:〈高照彦の珍の子と 生れ出でたる三人の 其一人となり出でし 吾は東野別神〉</ref>。高照彦は国祖・国常立尊の落胤<ref>{{rm|7|40|三人奇遇}}:〈私は熊公とは仮の名、国治立命の落胤、高照彦と申すもの、大神の御退隠後は八十熊別と名を変へてこの亜弗利加の原野に都を造り、時を待ちつつあつたものであります〉</ref>なので、東助は国祖の孫にあたる。東助は父の命令を受けて[[聖地エルサレム]]にやって来たのだが、その目的を忘れて女と同棲していた。しかも邪神のウラル姫の娘である。それが発覚してしまい恥ずかしさから、東助は高宮姫を捨てて家を出て行った<ref>{{rm|33|22|高宮姫}}:〈恋しき人は筑紫国 都に居ます神人の 尊き御子と見破られ 親の恥をば曝すのは 辛いと云つてあわて出し〉</ref> <ref>{{rm|33|23|鉄鎚}}:〈父の使命を忘却し 罪を重ねし吾なれば 女は不憫と思へども 見捨てて庵を遁走し〉</ref>。 東助に出て行かれ失意した高宮姫は、金太郎を四辻に捨ててしまう。その時に、「東」と「高」の印が刻まれた守り刀(東助が家を出る時、記念に残して行った)と、「金太郎」と名を書いた守り袋を添えておいた<ref>{{rm|33|21|峯の雲}}:〈幼名は 聞くも目出たき金太郎 吾身に添へたる綾錦 守袋に名を記し 守刀に真珠にて 十字の印を描き出し 鍔元篤と眺むれば 「東」と「高」の印あり〉</ref> <ref>{{rm|33|22|高宮姫}}:〈後に残つた一振の 守り刀に「東」の字 「高」の印を刻みたる 剣を記念と残しおき(略)守刀に綾錦 守袋に金太郎と 名をば書き添へ四辻に 不憫乍らも捨子して〉</ref>(この守り刀と守り袋が金太郎=[[建国別]]が高姫・東助の息子だという証拠となる)。 高宮姫は[[メソポタミヤ]]の[[顕恩郷]]へ行き、[[バラモン教]]をしばらく学んだ(大棟梁の[[鬼雲彦]]が支配していた時代)。しかし東助が忘れられず、[[三五教]]に入れば、いつか東助に会えるだろうと考えて、〈系統の身魂〉と偽り、[[フサの国]]で三五教を学んだ。だが[[スサノオ]]のやり方が気に入らず、ウラル教と三五教を合わせた「[[ウラナイ教]]」を[[北山村]]に設立した。<ref>{{rm|33|22|高宮姫}}:〈メソポタミヤの顕恩郷 バラモン教を探らむと〉~〈北山村に立籠り 教を開き居たりける〉</ref> 高宮姫がいつから「高姫」に名を変えたのかは分からないが、ウラナイ教の教主としては「高姫」である。東助は同棲時代に「高姫」とも呼んでいるので<ref>{{rm|33|22|高宮姫}}:〈コリヤ高姫よ高姫よ〉</ref>、「高宮姫」を略した愛称が「高姫」ではないかと思われる。 === ウラナイ教時代 === 第15巻から第19巻にかけて高姫はウラナイ教の教主として活動する。最後に改心して三五教の宣伝使となる。大きな5つのトピックスを記す。 (1) 【[[第15巻]]】 舞台:[[フサの国]][[北山村]]の[[ウラナイ教]]本部 [[安彦]]、[[国彦]]、[[道彦]]、[[田加彦]]、[[百舌彦]]の5人の宣伝使が迷い込んだ館は[[ウラナイ教]]の本部だった。そこでは目の見えない信者たちが食事中で、丼鉢の麦飯トロロ汁をすすっていた。教主の高姫に侮辱された国彦は頭にきて、麦飯トロロ汁を座敷一面に投げつけた。国彦は逃げ去ったが、残った安彦・道彦を、高姫・[[黒姫]]が出刃包丁を持って目を刺そうと追いかける。〔{{rm|15|8|ウラナイ教}}~{{rms|15|9|薯蕷汁}}〕 (2) 【第15巻】 舞台:[[西蔵]]の[[ラサフの都]] [[西蔵]]のラサフの都の地底にある岩窟に、広い館があり、そこで高姫・黒姫・蠑螈別を始めウラナイ教の信者数十人が酒宴を行っていた。そこへ三五教の宣伝使たち([[高国別]]ら)が宣伝歌を歌いながらやって来た。その宣伝歌に高姫たちは苦しんだ。〔{{rm|15|17|窟の酒宴}}~{{rms|15|18|婆々勇}}〕 (第15巻で高姫と黒姫が三五教の宣伝使たちに毒づいているが、そのセリフの中に、高姫・黒姫またウラナイ教の本質が現れている) (3) 【[[第16巻]]】 舞台:[[魔窟ケ原]] (魔窟ケ原で)高姫は子分の[[青彦]]を連れて[[鬼彦]]一行の前に現れ、一行数百人を地底の岩窟に入れてしまう。〔{{rm|16|7|空籠}}~{{rms|16|8|衣懸松}}〕 (4) 【第16巻】 舞台:[[由良]]~[[冠島沓島 (かむりじまくつじま)|冠島・沓島]] 高姫・青彦は由良の港の司・[[秋山彦]]の館から、冠島・沓島の宝庫の鍵を盗み出す。港で盗んだ船で冠島に渡り「[[如意宝珠の玉]]」を手に入れた。その後二人は沓島に渡り「[[金剛不壊の宝玉]]」を掘り出している最中、追ってきた[[亀彦]]・[[鬼武彦]]一行に捕まる。高姫は[[田辺の港]]で一人で逃げ出すが、再び鬼武彦に再び捕まってしまう。二人は秋山彦の館に連れ戻されるが、そこで高姫は「如意宝珠の玉」を口から呑み込み、青彦を残して一人で外へ逃げ去った。〔{{rm|16|11|宝庫の鍵}}~{{rms|16|14|鵜呑鷹}}〕 (高姫はフサの国のウラナイ教本部へ逃げ帰った<ref>{{rm|16|15|谷間の祈}}:悦子姫の青彦に対するセリフ〈汝が力と思ふ高姫は今'''フサの国に遁げ帰り'''、黒姫は行方不明となりし今日〉</ref>) (5) 【[[第18巻]]~[[第19巻]]】 舞台:[[魔窟ケ原]]、[[世継王山]] [[玉照姫]]を三五教に奪い取られたが、[[スサノオ]]が玉照姫をウラナイ教に渡せという、その御心を知った高姫は、スサノオを誤解していたことを悟った。スサノオが世界の贖い主であることを悟り、改心して[[三五教]]の宣伝使となる。〔{{rm|18|15|遠来の客}}~{{rms|18|16|返り討}}、{{rm|19|2|鶍の嘴}}~{{rms|19|8|大悟徹底}}〕<ref>{{rm|19|8|大悟徹底}}:高姫〈素盞嗚尊様は変性女子だ、悪役だと今の今まで思ひ詰め(略)素盞嗚尊様は矢張り善であつた(略)アヽ瑞の御霊様、今迄の私の取違ひ、御無礼を何卒赦して下さいませ〉、〈此の深い罪をも御咎めなく、大切な玉照姫様を私達に御遣はし下された上、大切な宣伝使まで懲戒のため除名をするとの御言葉、何たる公平無私な神様でございませう。アヽ勿体ない、どうぞ神様赦して下さいませ〉</ref> <ref>{{rm|19|12|言照姫}}:エンゼル(言照姫)〈松姫の改心に依り、ウラナイ教の教主高姫、副教主黒姫の罪は赦された〉</ref> <ref>{{rm|19|16|玉照彦}}:言照姫〈高姫、黒姫一派の、今迄瑞の御霊の大神に射向かひまつりし重大の罪を赦され、神界の御用に参加し、偉勲を建つる事を得む〉</ref> <ref>{{rm|20|1|武志の宮}}:〈ウラナイ教を樹て、瑞之御霊に極力反抗したる高姫、黒姫、松姫は、夢の覚めたる如く心を翻し、身命を三五教に奉じ、自転倒島を始め、海外諸国を跋渉して、神徳を拡充することとなつた〉</ref> === 三五教時代 === [[第20巻]]から[[第33巻]]にかけて、高姫が[[三五教]]の宣伝使として活動している。そのうち大きな出来事として9つのトピックスを記す。 (1) 【[[第21巻]]】[[高春山]]で玉探し 高姫と[[黒姫]]は三五教に帰順した証として、[[高春山]]の[[鷹依姫]]([[アルプス教]]の教主)を言向け和しに行く。二人はアルプス教のアジトがある岩窟に潜入するが、鷹依姫に捕まってしまう。高姫は閉じ込められた秘密室に、アルプス教の宝物「[[紫の玉]]」があるのを見つけると、それを呑み込んでしまった。〔{{rm|21|1|高春山}}〕 高春山に向かった高姫・黒姫が[[綾の聖地]]を出発してから三ヶ月経っても帰って来ないため、[[錦の宮]]の教主・[[言依別命]]は[[竜国別]]・[[玉治別]]・[[国依別]]の3人の宣伝使に、二人の行方を探すよう命じた<ref>{{rm|21|2|夢の懸橋}}</ref>。3人は道中で一行に加わった[[杢助]]・[[お初]](初稚姫)と共に高春山の岩窟に乗り込み、高姫・黒姫を救出した。6歳のお初に「我を張るのはやめなさい」と説諭され、高姫と鷹依姫は改心した。高姫は「[[紫の玉]]」と以前に呑み込んだ「[[如意宝珠の玉]]」の2個を吐き出した。〔{{rm|21|18|解決}}〕 (2) 【[[第22巻]]】[[鷹鳥山]]で改心 「[[三つの玉]]」の一つ「[[黄金の玉]]」は[[黒姫]]が保管していたが、紛失してしまい、怒った高姫は黒姫ら5人に玉探しを命じる<ref>{{rm|22|1|玉騒疑}}~{{rms|22|4|玉探志}}</ref>。残りの二つ「如意宝珠の玉」と「紫の玉」は高姫が保管していたが、それも紛失してしまった<ref>{{rm|22|5|壇の浦}}</ref>。高姫は執着心の鬼に責められて病気となり精神錯乱状態となるが、[[言依別命]]の祈願によって病が治癒した<ref>{{rm|22|6|見舞客}}~{{rms|22|8|鬼の解脱}}</ref>。〔{{rm|22|1|玉騒疑}}~{{rms|22|8|鬼の解脱}}〕 高姫は、[[魔谷ケ岳]]の[[バラモン教]]の[[蜈蚣姫]]<ref>高春山の鷹依姫は蜈蚣姫の部下だった。</ref>が玉を盗ったのだと早とちりし、魔谷ケ岳の近くにある[[鷹鳥山]]にアジトを構え、鷹鳥姫と名を変えて潜伏し、玉を奪還するチャンスを窺った。鷹鳥姫(高姫)は鷹鳥山の頂上で、女神の教示を受けて改心をする<ref>{{rm|22|13|寂光土}}</ref>。その後、お初から教示を受けて感謝の涙に身を震わした<ref>{{rm|22|14|初稚姫}}</ref>。〔{{rm|22|9|清泉}}~{{rms|22|15|情の鞭}}〕 (3) 【[[第23巻]]・[[第24巻]]】[[竜宮島]]で玉探し 再び玉への執着心が募りだした高姫は、[[錦の宮]]の乗っ取りをたくらみ、役員・信者を集めて演説するが、誰にも相手にされない。〔{{rm|23|4|長高説}}〕 高姫は玉を探して瀬戸内海の[[家島]]、そして[[小豆島]]に上陸する。小豆島で出会った[[蜈蚣姫]]と共に竜宮島に玉探しに出掛けた<ref>その理由は「[[竜宮島 (豪大陸)#高姫と蜈蚣姫が竜宮島へ渡った理由]]」</ref>。〔{{rm|23|9|高姫騒}}~{{rms|23|18|波濤万里}}〕 竜宮島で高姫は黒姫と再会する。高姫に玉探しを命じられた黒姫は夫の[[高山彦]]と共に竜宮島へ渡り<ref>その理由は「[[竜宮島 (豪大陸)#黒姫が竜宮島へ渡った理由]]」</ref>、高姫より先に来ていたのだ。高山彦はブランジー、黒姫はクロンバーと名乗り、竜宮島の女王・[[黄竜姫]]に仕えていた。竜宮島にどうやら玉はないと判断した高姫・黒姫・高山彦は、船に乗って[[自転倒島]]に帰国した。〔{{rm|24|5|蘇鉄の森}}~{{rms|24|12|暴風一過}}〕 この後、竜宮島では[[初稚姫]]らによって、[[玉依姫命]]から5つの[[麻邇宝珠]]を受け取るという御神業が行われた<ref>{{rm|25|16|真如の玉}}</ref>。[[スサノオ]]は高姫にもその神業に参加させようとしていたのだが、高姫は執着心に取り憑かれて竜宮島を離れてしまい、神業に参加できなかった<ref>{{rm|33|17|感謝の涙}}</ref>。 (4) 【[[第25巻]]・[[第26巻]]】[[竹生島]]で玉探し 竜宮島から自転倒島に帰国した高姫・黒姫・高山彦は、[[国依別]]の偽の神懸りによる神託を信じて、琵琶湖の[[竹生島]]へ玉探しに向かった。〔{{rm|25|17|森の囁}}~{{rms|25|18|玉の所在}}〕 国依別は竹生島の弁天神社の下に玉を隠してあると教えたのだが、それは嘘だった。国依別に騙されたこと気づいた3人は激怒して、お互いに責任をなすりつけ合い、大喧嘩となる。〔{{rm|26|13|三つ巴}}~{{rms|26|15|諭詩の歌}}〕 (5) 【[[第27巻]]】[[麻邇宝珠]]すり替え事件 竜宮島の[[玉依姫命]]が保管していた5つの麻邇宝珠の玉が、綾の聖地の[[錦の宮]]に運ばれ安置された<ref>{{rm|26|12|秋の色}}</ref>。9月23日に役員・信者を集めて玉の一般拝観が行われた。まず最初に高姫・黒姫が玉を検める。玉が入っている箱を開けて見ると、何と5個のうち4個までもが石ころとすり替えられていた。しかもその石ころには「高姫・黒姫の身魂はこの通り。改心しないと元の黄金色の玉にはならないぞ」と書かれており、高姫・黒姫は激怒する。さらに驚くべきは、この玉をすり替えたのは教主の[[言依別命]]だった。言依別命は神界の命令で玉をすり替えた後、国依別を連れて聖地を去り、高砂島へ向かった。高姫は[[玉照姫]](錦の宮の神司)に「4個の玉を見つけて持ち帰ったら、汝を教主に任ずる」と言われ、言依別命の後を追って[[高砂島]]へ旅立った。〔{{rm|27|4|教主殿}}~{{rms|27|6|玉乱}}〕 高山彦は高姫・黒姫に愛想を尽かして姿をくらました。黒姫は夫・高山彦の行方を探すため、玉探しを兼ねて、筑紫島<ref>{{rm|27|7|猫の恋}}:高山彦〈これから高山彦はお前と縁を断り、竜宮の一つ島か、但は筑紫の島へ玉探しに行くから、これまでの縁と諦めて下さい〉</ref>に旅立った。〔{{rm|27|7|猫の恋}}〕 (6) 【[[第28巻]]・[[第29巻]]】[[高砂島]]で改心 高姫は[[言依別命]]の後を追って高砂島に向かう途中、船が座礁して遭難し、言依別命が乗った船に救助された。しかし言依別命は自分が乗っていることは秘密にしていたため、高姫は言依別命に気が付かなかった。〔{{rm|28|19|高島丸}}~{{rms|28|22|高砂上陸}}〕 高姫は[[テルの港]]から上陸し、[[鏡の池]]の[[懸橋御殿]]に到着。するとそこに諸方から献納された様々な玉が山積みになっていた。高姫は目当ての玉を探すが見つからない。高姫は鏡の池の神をバカにして池に大きな石を投げ込んだため、神威に打たれて人事不省になってしまった。〔{{rm|29|5|引懸戻し}}~{{rms|29|8|高姫慴伏}}〕 高姫は懸橋御殿の奉仕者たちに救われたが、礼も言わず、逆に自分は[[日の出神の生宮]]だと威張った。高姫は玉を見つけるため高姫は神殿に駆け上がると、再び人事不省になってしまった。大男が現れ高姫を放り投げた。高姫は真っ青になり、懸橋御殿を飛び出した。[[櫟ケ原]]の白楊樹のところで大きな怪物が高姫を掴んで喰らおうとする。そこへ女神が現れ、高姫は救われた。女神([[日の出姫]])の光輝に打たれて高姫は改心をする。女神は高姫に「アマゾン河を遡り[[鷹依姫]]・[[竜国別]]一行と出会って大修業をせよ」と命じた。鷹依姫が持ち出した黄金の玉<ref>「三つの玉」の一つではなく、[[アール]]が献納した玉。〔{{rm|29|2|懸橋御殿}}~{{rms|29|4|野辺の訓戒}}〕</ref>を、高姫は[[懸橋御殿]]に返した。〔{{rm|29|9|俄狂言}}~{{rms|29|12|悔悟の幕}}〕 すっかり改心した高姫は従者([[常彦]]、[[春彦]])と共に[[アマゾン]]へ向かう。途中、大湖水「[[玉の湖]]」の畔にあった石像を見つけた。その石像は鷹依姫一行4人([[鷹依姫]]、[[竜国別]]、[[テーリスタン]]、[[カーリンス]])が改心記念のため刻んだ石像だった。高姫は罪滅ぼしのためその石像を背負って行くことにした<ref>{{rm|29|14|カーリン丸}}</ref>。[[アルの海岸]]から[[ゼムの港]]に渡る船の中で出会った[[ヨブ]]が高姫の高潔な姿に感じて弟子入りする<ref>{{rm|29|15|ヨブの入信}}</ref>。〔{{rm|29|13|愛流川}}~{{rms|29|16|波の響}}〕 高姫一行4人(高姫、[[常彦]]、[[春彦]]、[[ヨブ]])は[[ゼムの港]]に上陸した。ヨブの同郷の[[マール]]と[[ボール]]と出会い、その2人も同道することになった。[[天祥山]]の[[ハンドの滝]]で一行は禊をする。マールに鷹依姫の霊が懸かり、アマゾンの[[玉の森]]で道に迷っているので助けてくれと高姫に頼んだ。〔{{rm|29|17|途上の邂逅}}~{{rms|29|19|生霊の頼}}〕 (7) 【[[第32巻]]】[[アマゾン]]の怪獣を言向け和す 高姫は常彦、春彦、ヨブを伴いアマゾンに到着した。高姫はまだ少し玉への執着心があったが、白狐の化身([[高子姫]])<ref>この白狐は[[鬼武彦]]の部下の旭、月日、高倉である。{{rm|32|9|岩窟女}}:春彦の歌(春彦は白狐の化身であることを見抜いていた)〈旭が出てるが分らない 月日の姿も目につかぬ 高倉暗の高姫が(略)先へ出て行く三人は 高倉稲荷を始めとし 月日、旭の明神だ 神が姿を現はして 高姫さまの改心を 試してござるも知らずして〉。{{rm|32|11|人の裘}}:〈動もすれば執着心を盛返し、心動き易き高姫を主として一行四人、鷹依姫を助けむと出で来りたるが、到底北の森林は、一通や二通で通過する事さへ出来ない事を大江山の鬼武彦が推知し、茲に白狐の高倉、月日、旭の眷族を遣はし、先づ第一に高姫の執着心を根底より除き、我を折らしめ、完全無欠なる神の司として、森林の探険を了へしめむと企画されたるが、果して高姫は玉と聞くや、執着心の雲忽ち心天を蔽ひ、斯の如き神の試みに遇ひたるぞ浅ましき〉</ref>に試されたことによって、ようやく執着心を払拭した。〔{{rm|32|7|試金玉}}~{{rms|32|10|暗黒殿}}〕 アマゾンの怪獣[[モールバンド]]が現れ、高姫を狙った。そこへ[[安彦]]、[[宗彦]]、[[秋山別]]、[[モリス]]の一行4人がやって来た。高姫一行と安彦一行の計8人は一生懸命に天津祝詞を奏上した。そこへ琉と球の大火光が[[帽子ケ岳]]から落ちて来て、モールバンドは驚いて逃げ去った。8人は鷹依姫一行4人と合流し、計12人で[[神言]]を七日七夜間断なく奏上し、すべての猛獣をことごとく言向け和した。そして猛獣に対して律法を定め、これを固く守らせた。その後12人の宣伝使たちは、アマゾン河で言霊によって怪獣[[モールバンド]]、[[エルバンド]]を悦服させると、怪獣たちは竜体となって天に昇り、風雨を司り、万類に安住を与える神の使いとなった。〔{{rm|32|11|人の裘}}~{{rms|32|13|平等愛}}〕 一行12人は[[帽子ケ岳]]に登り、山頂で[[言依別命]]、[[国依別]]と合流した。また[[正純彦]]、[[カール]]、[[石熊]]、[[春公]]の一行4人も山頂に到着した。一行18人は山を下り、[[ウヅの都]]の[[末子姫]]の館に凱旋した。〔{{rm|32|14|山上の祝}}〕<ref>{{rm|32|17|悔悟の歌}}で高姫はここまでの自分の罪を悔悟する歌を歌っている。</ref> (8) 【[[第32巻]]~[[第33巻]]】[[国依別]]の結婚に反対する [[神素盞嗚大神]]の意向により、[[末子姫]]([[八人乙女]]の末女)と[[国依別]]が結婚することになった。高姫は素尊の娘に国依別のような女たらしを娶せるなんてとんでもないと、結婚に反対する。何とかして破談にしようと反対運動を繰り広げるが、最後に[[捨子姫]](末子姫の侍女)に諭されて、しぶしぶ結婚に賛成することにした。〔{{rm|32|22|橋架}}~{{rms|32|24|冷氷}}、{{rm|33|1|高論濁拙}}~{{rms|33|4|楽茶苦}}〕 (9) 【[[第33巻]]】[[麻邇宝珠]]の御用の完了 高姫は高砂島から自転倒島に帰国した。[[由良の港]]の[[秋山館]]で[[秋山彦]]から[[素尊]]の御心を知らされる。高姫、[[鷹依姫]]、[[竜国別]]、[[黒姫]]の4人は麻邇宝珠の御用をしなくてはいけない因縁だが、高姫と黒姫は竜宮島から帰ってしまった〔[[第24巻]]〕ので御用が出来なかった。そこで4つの玉を隠して、それを4人に[[綾の聖地]]まで運ばせることにしたのだと、経綸を話す。高姫は初めて素尊の大慈悲心を悟り、感謝の涙にくれた。そこへ黒姫も[[筑紫島]]から帰国した〔筑紫島の物語は[[第34巻]]・[[第35巻]]〕。高姫ら4人は沓島に渡り、麻邇宝珠4個の玉を取り出し、綾の聖地まで運んだ。9月8日に[[錦の宮]]に玉が奉納される。高姫は黒姫から、35年前に捨てた息子・金太郎が[[熊襲の国]]の[[建国別]]だという話を聞いて、自分の過去を物語る([[#高宮姫時代]])。金太郎の父である[[東助]]とよりを戻そうとするが、東助はすでに妻子がいるため拒否された。〔{{rm|33|13|帰途}}~{{rms|33|23|鉄鎚}}〕 高姫は[[生田の森]]で「[[琉の玉]]」の守護をすることとなった。〔{{rm|33|25|琉の玉}}〕 === 妖幻坊との夫婦時代 === 高姫は妖幻坊の杢助と夫婦になる。そのエピソードが第49~52巻に描かれている。3つの大きなトピックスを記す。 (1) 【[[第49巻]]・[[第50巻]]】 舞台:[[祠の森]]の聖場 高姫は、[[イソ館]]の教主代理になった[[東助]](東野別)<ref>東助は[[錦の宮]]の総務だったが、[[イソ館]]への転勤命令が出て、妻を淡路島に残したまま単身赴任した。{{rm|33|24|春秋}}</ref>の後を追い[[フサの国]]へ渡った。高姫は[[生田の森]]の神司をしていたが、どうしても東助と旧交を温めたくて、イソ館まで行き、東助と面会した。しかし東助に厳しく叱り飛ばされ、高姫はバカバカしくなった。高姫はイソ館を困らせて自分の腕前を見せ、東助に兜を脱がせようと思った。祠の森の神殿には素人ばかりが仕えていると聞いて、高姫は信者となって潜り込み、一旗揚げようとたくらんだ。高姫はまたもや日の出神と自称する病気が再発し、しきりに弁舌を振り回して、祠の森の[[珍彦]]・[[静子]]らをうまく丸め込んでしまった。〔{{rm|49|9|善幻非志}}〕<ref>{{rm|49|9|善幻非志}}:〈高姫はイソ館に至り〉~〈静子其外一同を吾掌中にうまく丸めて了つた。〉</ref> イソ館の総務・[[杢助]]が、祠の森に高姫を訪ねて来た。杢助は「副教主(教主代理)の東助と衝突してイソ館を追い出された、以前に生田の森で知り合った高姫に相談しようと思い、ここまで訪ねて来た」という。この杢助は実は[[妖幻坊]]([[兇党界]]の大兇霊)が化けた偽者だった。しかし高姫は本物の杢助だと信じてしまった。高姫は、自分と同じように東助に冷たくあしらわれた杢助に心が惹かれ、二人で力を合わせて東助の高慢な鼻をくじいて改心させてやろう(復讐してやろう)、と意気投合した。挙げ句にその場で二人は結婚し夫婦になってしまった。〔{{rm|49|12|お客さん}}〕 高姫は「自分は義理天上日の出神だ」と威張り散らし、妖幻坊の杢助と共に祠の森を乗っ取ろうと画策する。元ウラナイ教の[[お寅]]・[[魔我彦]]や、奉仕者たち([[イル]]・[[イク]]・[[サール]]・[[ヨル]]・[[ハル]]・[[テル]])を自分の子分にしようとするが、誰も従わない。〔{{rm|49|13|胸の轟}}~{{rms|49|17|五身玉}}〕 高姫・妖幻坊は祠の森を乗っ取るため、神司の珍彦・静子夫婦を毒で殺して自分たちが珍彦夫婦に化け変わろうとたくらんだ。二人は珍彦夫婦に毒を盛った食事を食べさせるが、夫婦の娘・[[楓]]が文珠菩薩<ref>その正体は初稚姫</ref>から与えられた[[神丹]]を飲んだので、夫婦の生命に別条はなかった。〔{{rm|49|18|毒酸}}~{{rms|49|19|神丹}}〕 杢助の娘・[[初稚姫]]<ref>この時は成長して17歳になっている。{{rm09|49|0002|総説}}:〈最も有名なる女宣伝使初稚姫が未だ十七歳の花の姿甲斐々々しく〉</ref>が、父が祠の森にいると聞いてやって来た。妖幻坊の杢助は「高姫を後妻に取ったばかりで娘に会うのは恥ずかしい」と森に隠れてしまった。しかし実は初稚姫が連れている犬(スマート)が恐くて逃げ出したのである。高姫は初稚姫を義理の娘として接した。初稚姫は杢助と称している者が兇霊であることを見抜いていたが、高姫を改心させるために、わざと知らないふりをして、高姫を義理の母親として接した。高姫は憑霊([[金毛九尾の悪狐]])に操られ、妄動を繰り広げる。最後に、スマートによって妖幻坊の杢助は祠の森から逃げ去り、その後を追って高姫も祠の森から消え去った。〔{{rm|49|20|山彦}}、{{rm|50|3|高魔腹}}~{{rms|50|21|犬嘩}}〕 (2) 【[[第51巻]]】 舞台:[[小北山]]の聖場 祠の森から逃げ出した高姫と妖幻坊は、小北山の聖場にやって来た。ここは元はウラナイ教の本山があった場所で、今は三五教の聖場になっていた<ref>高姫がウラナイ教を創始した時はフサの国の北山村に本山があったが、高姫と黒姫が三五教に改宗した後、総務だった蠑螈別が教主となり、小北山に本山を移してウラナイ教を再興した。後に素尊の内命を帯びた松姫が潜り込み、次第に信頼を得て実権を握り、ついには教主になって宗教改革を行い、三五教の聖場に変えた。〔[[第45巻]]・[[第46巻]]〕</ref>。 高姫と妖幻坊は、小北山の教主・[[松姫]]<ref>松姫は、昔は高姫の部下で、自転倒島の高城山でウラナイ教の支所の教主だった。高姫が三五教に改宗した後、松姫も三五教に改宗し、その後、神素盞嗚大神の命を受けてフサの国の小北山にやって来たのだった。</ref>を追い出して小北山の聖場を乗っ取ろうとたくらんだ。しかし社の霊光に打たれて二人は小北山から逃げ出した。〔{{rm|51|1|春の菊}}~{{rms|51|7|曲輪玉}}〕 (3) 【[[第51巻]]・[[第52巻]]】 舞台:[[浮木の森]]の[[曲輪城]] [[浮木の森]]で妖幻坊は魔法を使って華麗荘厳な楼閣「[[曲輪城]]」を出現させた。妖幻坊は[[高宮彦]]と名乗って城主となり、高姫はその妃として[[高宮姫]]と名乗った。高姫は魔法によって容姿が18歳の姿に変わり、鏡に写った自分の姿を見てうっとりする。しかしこれはあくまでも妖幻坊が魔法によって幻覚を見せただけだった。曲輪城も大きな木の洞を城郭に見せた蜃気楼に過ぎなかった。妖幻坊と高姫はここを根城として、森を通る三五教の信者を誘惑し、邪道におとしいれようとした。しかし[[初稚姫]]と[[スマート]]が現れたため、妖幻坊は高姫を連れて空の彼方に逃げ去った<ref>{{rm|52|22|空走}}:〈曲輪の術を以て、高宮姫を雲に乗せ、空中に赤茶色の太い尾をチラチラ見せながら、東南の天を指して帰つて行く〉</ref>。〔{{rm|51|8|曲輪城}}~{{rms|51|21|夢物語}}、{{rm|52|18|臭風}}~{{rms|52|22|空走}}〕 逃げる途中で高姫は妖幻坊に突き落とされ、空から落ちて死んでしまった<ref name="rm5223-1" /> <ref name="rm5605-1" />。 === 八衢修業時代 === === 千草の高姫時代 === == 神集の玉 == {{rm|16|14|鵜呑鷹}}で高姫は、[[冠島]]の神宝「[[如意宝珠の玉]]」を口から呑み込んでしまった。その前の章の末尾で如意宝珠の玉について次のように説明されている。 {{inyou|ちなみに言ふ、この如意宝珠の玉は一名言霊と称しまた神集《かうづ》の玉とも言ひ言語を発する不可思議の生玉《いきたま》である。ちやうど近代流行の蓄音器の玉の様な活動をする宝玉にして今はウラナイ教の末流たる悪神の手に保存せられ独逸のある地点に深く秘蔵されありと言ふ。| {{rm|16|13|神集の玉}} 大正11年(1922年)4月口述 }} このドイツの〈ウラナイ教の末流たる悪神〉とは、ナチスではないかと考えられる。ナチ党は大正9年(1920年)2月に設立され、昭和8年(1933年)1月にヒトラー内閣が発足した。政府に宣伝省(国民啓蒙・宣伝省)を置いたり、世界で初めてテレビを用いたプロパガンダを行うなど、文字情報だけでなく音声・映像による情報操作を重視していた。言霊を悪用していたと言える。 血統を重視するところも、ナチスは高姫的である。 == 脚注 == <references/> {{デフォルトソート:たかひめ}} [[Category:霊界物語の人物]]
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